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結婚式当日、大切な日だからこそ避けたいのがさまざまなトラブルです。もてなす側として、招待したゲストの方たちには快く帰っていただきたいものですよね。
ですが、万全を期して準備した結婚式であっても些細なトラブルが発生してしまう場合も。その中でも、結婚式に招待した親族との結婚式トラブルを紹介していきます。
親族とのトラブルを避けるために知っておきたい注意点も併せて見ていきましょう。
目次
結婚式で親族トラブルが起きることはある?
結婚式のゲスト選びでも、悩ましいのが親族を呼ぶ範囲ではないでしょうか?どこまで呼べば正解なのかは、親族の考え方によってもさまざまです。
親族の間柄によってもどこまで呼ぶかは違ってくるため、予期せぬ親族トラブルは起こりうるといえるでしょう。
また、選んだ結婚式場の規模によっても呼べる人数は限られてきますし、両家の人数を合わせる都合上でも、親族の招待範囲は変わってくるでしょう。
結婚式で起こる親族とのトラブルを未然に防ぐためにも、さまざまなトラブル例をご紹介いたします。
結婚式で起きた親戚トラブル:親戚の欠席が相次いだ
結婚式を挙げる場所によっては、地元から遠方での開催になる場合があるでしょう。高齢の方がいらっしゃったり、たまたま都合が合わなかったりなど理由はさまざまです。欠席が重なったことが原因で関係がギクシャクしてしまうこともあります。
結婚式で起きた親戚トラブル:結婚式の進行に親族からクレームが
結婚式のスタイルは年々自由度が増し、親世代が慣れ親しんだ形から変化してきています。そのため、昔ながらの式次第で行われないことに不満を持った親族から、結婚式後にクレームが入るケースがあります。
結婚式で起きた親戚トラブル:ご祝儀の金額でトラブル
結婚式のご祝儀は、一般的に「料理+引き出物」相当の額であるのが望ましいとされていますが、参列する立場によって金額の目安が違ってきます。
親族の場合、一般的なご祝儀の目安は5万円~となっており、相場はちょっと高めとなっています。頂いたご祝儀の金額が、一般的な金額より低く、常識的なマナーから外れていることでトラブルに繋がることがあります。
結婚式で起きた親戚トラブル:頼んでいない余興を申し出られた
「めでたい席にはお決まりの祝い唄がある」など親戚から突然の申し出など意外と多い突然の余興のお願いは、お祝いの気持ちからと分かるためなかなか断りにくいことの一つです。
親族であるがゆえに強引な申し出をしてきたり、披露宴で集まった親戚と盛り上がりお酒の勢いも借りてといった流れもあり、トラブルになりやすいです。
結婚式で起きた親戚トラブル:持ち込みのお土産や食事を振る舞う
地元の特産品や手料理などを持参して、振る舞ってしまう親族もいます。もちろん悪気はなく、待ち時間に他のゲストにもてなしたいといった気持ちから持ってこられていることでしょう。
ですが、衛生上のマナーからできれば遠慮してもらいたいものですよね。新郎新婦も事前に知らされていないことがほとんどですので、会場側からクレームが入ってしまうこともあります。
結婚式に親族を招待する場合のポイント
親族ゲストの招待選びで大切なことは、自分たちだけでは把握しきれない親戚付き合いもあるため、お互いの親に事前にしっかりと確認することです。親族を招待する際、チェックしておきたいポイントを見ていきましょう。
親族間の繋がりや付き合いの深さを親に確認しておく
お二人の判断だけでは決めきれない親戚付き合い。自分たちが知らない親戚付き合いがある場合「呼ばれた、呼ばれていない」といった声が上がる可能性もあります。
そのようなトラブルを避けるためにも、前もって両親に親戚同士の繋がりや範囲を確認しておきましょう。
以前、招待されているかなどチェック
結婚式の規模にもよりますが、招待客の割り当ては限られてきます。その中で大切なゲストを選ぶのは難しいものですよね。
ですが、以前結婚式に招待されているため、自分たちの結婚式にもお招きするといったお付き合いも大切となってきます。
それぞれの親戚間で決まり事がある場合もあるので、そちらも併せて両親を交えてしっかりと話し合いましょうね。
結婚式で起こる親族トラブルを回避しよう!
前もって予測できないことが起こることは、なるべくなら避けたいものですよね。親戚同士の関係は、自分たちだけでは把握しきれないことがあります。
お二人の理想の結婚式を叶えるためにも、事前にお互いの親としっかりとした打ち合わせが大切となってきます。
結婚式で起こる親族のトラブル例を知って、前もって対処できる方法を取りましょう。結婚式当日は親族の皆さんと笑顔で、お二人らしい結婚式を迎えてくださいね。