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引き出物は、結婚式の悩みどころの一つでもあります。
せっかくならゲストに喜んでもらえるようなアイテムを選びたいものですが、中には「いらない……」と思われてしまうことも。
ゲストにいらないと思われる引き出物の例をご紹介していきますので、アイテム選びの際のご参考にしてみてくださいね。
目次
引き出物にどんなアイテムを選ぶことが多い?
「ゼクシィトレンド調査2019」によると、結婚式の際に用意した引き出物として以下のアイテムが挙げられています。
- 1位……冊子で選ぶカタログ式ギフト
- 2位……食器類
- 3位……タオル・傘などの生活用品
- 4位……ウェブ上で選ぶカタログ式ギフト
- 5位……キッチン用品・調理器具
ご自分たちでアイテムを用意するという方々もいらっしゃいますが、傾向として現在の主流はカタログギフトを選ぶケースが多いことが分かりますね。
新郎新婦の頭を悩ませがちな引き出物ですが、実はゲスト側からも、引き出物で困ってしまったという声を多く耳にします。
では、どのような引き出物をゲストはいらないと感じるのでしょうか?
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
いらない引き出物の例:食器
有名ブランドの食器はむしろ喜ばれることも多いようですが、問題なのはその条件に合致しないアイテムです。
例えば、
- 安っぽい
- 使いにくい
- 無銘ブランド
- 奇抜なデザイン
- 重い(土鍋・瀬戸物など)
という食器は扱いに困ってしまいますよね。特に重い食器は最悪で、家に持ち帰るまでにかなり苦労したという意見もあります。
いらない引き出物の例:新郎新婦の名前や写真入りのグッズ
いらない引き出物の筆頭として君臨するのが、新郎新婦の名前や写真が入ったグッズです。
普段使いをしようにも気が引けてしまい、かと言って売ることも捨てることもできず、タンスの肥やしになってしまうのだとか。
立場を置き換えて考えれば、いくら親しい仲とは言え他人の写真や名前が入ったアイテムをもらっても嬉しくないことは一目瞭然なのですが……。
いらない引き出物の例:使いにくい調理器具
IHに対応していない土鍋や、ごく限られた機会(キャンプなど)でしか使えないような調理器具は、もらっても使い道がありません。
また、ゲストが料理に凝る人なら、使う道具にもこだわりがあることでしょう。そのような場合、調理器具をもらっても使い道がなくなってしまうことは容易に想像できますよね。
もし調理器具を引き出物にするなら、汎用性が高く質のいいものを選ぶ必要がありますよ。
いらない引き出物の例:調味料
料理をする人にとってはありがたいアイテムですが、そうでなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
「絶対にこの人は料理をする!」という確証が無い相手への引き出物には、選ばないのが吉ですよ。
いらない引き出物の例:安っぽいお菓子
消えものは迷惑にならないとはいえ、どこのメーカーかもよくわからない、味もさほど美味しくない安っぽいお菓子は顰蹙を買います。
アイテム選びに失敗しないためには、そこそこ有名なメーカーのお菓子をチョイスすると失敗する確率が低くなりますよ。
いらない引き出物の例:インテリア雑貨
自分のセンスに合わないインテリア雑貨をもらっても扱いに困る、という声も。自宅にこだわりのある人は特に、もらってもいらないと感じるのではないでしょうか。
相手の好みが分からない状態でインテリア雑貨を引き出物にするのは、少々リスクが高いかもしれませんね。
いらない引き出物の例:カタログギフト
現代の引き出物として主流となっているカタログギフトですが、中には「味気ない」「欲しいものがない」という意見も。
原因として考えられるのは、選べるアイテムのランクが低いこと。例えば、3000円のカタログギフトを準備しても、実際に選べるアイテムの価格帯は1000~2000円程度になります。
カタログギフトで満足してもらいたいなら、それ相応のランクを選ばなくてはいけませんよ。
こんな引き出物なら喜んでもらえる可能性大!
100%確実ではありませんが、喜んでもらえる可能性の高い引き出物をご紹介していきますので、ご参考にしてみてくださいね。
自分では購入しないもの
「値段的に手が届かないことはないけど、自分用に買うのはもったいない……」と感じる絶妙なラインの引き出物を用意すると、喜ばれるケースが多いのだとか。
お酒や調味料、家電や食器など、相手の好みのジャンルかつランクが高めのアイテムを選びましょう。
ランクの高い消耗品
普段使いができて、でも日用品としてはあまり買わないようなランクの消耗品もおすすめです。
例えば、
- タオル
- 茶葉
- 調味料
- ジュースなどの飲料
など、もらって困らなさそうなアイテムを選びましょう。
ゲストの趣味に沿ったアイテム
用意するのが少し大変なので、少人数の結婚式などに向いています。ゲスト一人一人の嗜好や趣味に合わせたアイテムを見つけられれば、喜ばれること間違いなしですよ!
5000円以上のカタログギフト
価格帯が高めのカタログギフトを選べば、不満が出ることは少なくなります。
「カタログギフトをもらったけど欲しいものが無くて結局注文しなかった」という人は案外多いそうですが、そのような残念なケースもグッと減るのではないでしょうか。
ゲストに合わせた引き出物なら「いらない」と思われる確率は低くなる
例えば、料理をしない人に高級な調味料をあげても、下戸の人にランクの高いお酒をあげても、「この引き出物はいらないな」と思われてしまうことは必然です。
かと言って、全員に合わせた引き出物を準備するのは、ゲストの数が増えるほどに負担が大きい作業になってしまいますよね。
なので、年齢や性別などによってラインナップを変えてみると、喜んでもらえる確率が高くなるでしょう。