友人への引き出物はどう選ぶ?結婚式の友人への引き出物の選び方!

新婦と友人© iStock.com/YurolaitsAlbert

結婚式の引き出物は、参列したゲストへおもてなしの心を伝える大切な贈り物です。その中でも、友人への引き出物は割合的に多く占め、新郎新婦のお二人にとっても悩ましいものです。

そこで、喜ばれる友人への引き出物選びのポイントや、知っておきたい引き出物の相場やマナーなども併せてご紹介していきます。

引き出物は関係性によって選び方を変える

引き出物とは、結婚式に参列して頂いたゲストへお返しとして配られる贈呈品のこと。引き出物には、家ごとの考え方や地域差によって相場や品数に違いがあります。

最近では贈るゲストとの関係性によって引き出物を変える「贈り分け」や、ゲストの負担を減らす「引き出物宅配」を選択するカップルも増えてきたようです。

いずれも、結婚式の傾向として「ゲストに喜んでもらいたい」といったおもてなしスタイルが重要視されている背景があることがわかります。

友人への引き出物の相場とマナー

結婚式の贈り物© iStock.com/Hana-Photo

引き出物は、地域によって金額の相場や品数、マナーが変わってくるものです。ですが、まずは目安となってくる引き出物の相場や一般的なマナーを詳しく見ていきましょう。

友人への引き出物相場

一般的な引き出物の目安は、披露宴で用意される飲食等の3分の1と言われています。ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べによると5,000円~6,000円が24%で、一人あたりの金額平均は5,400円となっています。

ですが、最近ではゲストへの贈り分けが増えてきていることから、あくまでも目安として参考にしましょう。また、地域による慣習の違いや贈る相手によって相場は変わってきますので、事前に確認が必要です。

データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019

マナー

引き出物の数は、ご縁が続くという意味合いも含め「分けられない奇数」にするというのが一般的とされています。

  • 引き出物(メイン)+引き菓子を2つ
  • 引き出物(メイン)と引き菓子、地域で決まっている品

会費制が主流の地域では、引き出物にかける金額はおよそ1000円~2000円で品数も1品か2品。披露宴が豪華な地域では、品数は3品以上5品など引き出物にかける金額も高めとなります。

また、引き出物には縁起物をプラスする地域もありますので、地域ごとに決められたマナーがないか事前にお互いの親やプランナーさんにしっかりと確認しておきましょう。

友人への引き出物選びのポイント

引き出物リストアップ© iStock.com/

ゲストへのおもてなしの一つである引き出物ですが、ギフト選びはお二人のセンスが問われるものでもあります。せっかくなら貰って喜ばれる品物を選びたいものですよね。

友人へ引き出物を贈る際に、気をつけておきたいポイントは

  • 貰って嬉しいギフトか
  • 実際に使ってみたいと思えるか
  • 特別感や高級感はあるか
  • 夫婦や家族で使えそうか

など、基本的には自分も使いたいと思えるものかが大事なポイントです。

ハイブランドの食器などは定番で人気が高いですが、持ち帰りが大変となります。そういった場合には、引き出物を宅配してくれるサービスを利用するなどしてゲストの負担を減らしましょう。

友人が困る引き出物とは?

貰って嬉しい引き出物を贈るポイントは、ゲストを思い浮かべて選んだものが何よりですが、反対に貰っても困る引き出物とは、一体どんなものでしょうか?

  • 新郎新婦の写真&名前入りアイテム
  • 持ち帰りや収納が大変な大きさ
  • 趣味趣向の押し付けのようなアイテム
  • 低価格のカタログギフト

オリジナリティ溢れるグッズや定番すぎるものは使いづらく、処分にも困ってしまいます。また、低価格のカタログギフトは選べるものが決まってくるため、飽きが出てきてしまうといったデメリットがあるでしょう。

カタログギフトは喜ばれる引き出物として人気が高いですが、ラインナップをしっかりと吟味することが大切です。

友人への引き出物は自分も貰いたいギフトかを見極めよう

結婚式の贈り物© iStock.com/tanialerro

引き出物は、結婚式に来てくれたゲストへのもてなしの心を表す一つのアイテムであり、大切な贈呈品です。友人へ贈りたい引き出物選びは、自分たちも貰って嬉しいと感じるものを、ゲストを思い浮かべながら選びましょう。

贈る相手が喜ぶギフト選びは、参列したゲストも思い出深い結婚式となります。お二人らしさも取り入れた素敵な引き出物選びをしてくださいね。

関連するキーワード