1.5次会ウエディングでバージンロードを作る時のアイデア

1.5次会ウエディングのバージンロード©hkt83000 – iStock.com

バージンロードを歩くのは結婚式の中でも感動的な瞬間で、憧れている花嫁も多いと思います。チャペルや教会で挙式をしないと歩けないと思いがちなバージンロードですが、1.5次会ウエディングやレストランウエディングなどチャペルがない会場の場合、バージンロードは歩けないのでしょうか?人前式でも用意できるバージンロードのアイデアやバージンロードの作り方を考えました。

バージンロードとは

チャペルや教会の入り口から祭壇までに花嫁が通るじゅうたんが敷かれた座席の間の道を日本ではバージンロードといいます。チャペルの扉が開く前に母親に今後の幸せを願って「ベールダウン」をしてもらい、扉を開けたら父親に支えられ、花嫁が生まれた日から今日までの道のりを歩んできたという意味を込めてバージンロードを歩きます。祭壇前に立つ新郎に、父親からバトンタッチ。ここで花嫁は娘からお嫁さんに変わります。家族全員が今までの人生を振り返って感謝する、神聖で荘厳な儀式です。

1.5次会やレストランウエディングのバージンロード

1.5次会をおこなう会場はレストランが多く、チャペルを併設していない会場がほとんどです。それでもバージンロードを歩きたい場合はどうすればよいのでしょうか。3つの対策方法を考えました。

会場内にバージンロードを作る

1.5次会ウエディングのバージンロード©indigosmx – iStock.com

会場の中心に祭壇を作り、入場扉から祭壇まで道を開けるレイアウトを組みます。食事の前に、人前挙式をおこない、一度退場し、再度仕切り直して入場します。新郎新婦の通るスペースに余裕があれば、バージンロードをひくことも可能です。人前挙式をプログラムに入れる場合、パーティの時間配分に気をつけましょう。

ガーデンテラスや広めのバルコニーがある会場を選ぶ

1.5次会ウエディングのバージンロード©eli77 – iStock.com

一軒家レストランやビルの中にあるレストランの場合、庭や広めのテラスがついていることも。そこに椅子を並べて挙式会場を作ってくれるところもあります。ガーデンやテラスで挙式をしてから、レストランに移動してウエディングパーティを始めます。ゲストの移動もしやすく、プログラムの流れもスムーズです。バージンロードも持込対応してくれる場合があります。

チャペル付きのレストランや1.5次会専門会場を選ぶ

1.5次会ウエディングのバージンロード©jodiechapman – iStock.com

最近は、レストランやでもウエディングに特化した会場が増えています。1.5次会の専門会場もあり、きちんとしたチャペルが併設されていて、ゲストハウスと変わらない付帯設備がある会場も。どうしても、チャペル挙式でバージンロードを歩きたいという花嫁は、そういった専門会場を探してみるのもよいでしょう。

1.5次会でおこなうバージンロードのアイデア

バージンロードという言葉は実は和製英語で、実際はWEDDING AISLE(ウエディングアイルー)といいます。バージンロードの下に敷くものをアイルランナーといい、最近では手作りしている花嫁も増えています。装飾が自由になる1.5次会ウエディング会場だからこそ、他とは違ったオリジナルアイルランナーを使ったバージンロードを作って入場を楽しみましょう。

新郎新婦の年表になったバージンロード

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新郎新婦が生まれてから今までの年表を写真付きで印刷します。祭壇に近づくほど、現在に近づき、二人の道が一緒になるのを見ながらバージンロードを歩くのは感慨深いもの。

飛行機の滑走路に見立てたバージンロード

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二人のこれからの未来に向かって飛び立って行くイメージのバージンロード。余白を活かしたデザインでおしゃれなバージンロードです。

好きな色のバージンロード

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バージンロードの定番カラーと言えば赤か青ですが、オリジナルで作成するなら自分達の好きな色やテーマカラーに合わせたアイルランナーで入場することができます。会場の中央にバージンロードを引けば、全体の雰囲気もがらっと変わるので会場装飾としてはインパクト大です。

シンプルな英字のみのバージンロード

英字だけのデザインがシンプルでおしゃれなバージンロード。金と銀のスターシャワーを散らすことで、かわいらしさがプラスされます。バージンロードの上に装飾アイテムを散らしたり、両側に花びらを飾ることも人気のアイデアです。

手作りできるアイルランナー

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バージンロードで歩く距離の布(綿50~100%)と転写シート(アイロンプリントペーパー)を購入します。パソコンで印刷したい画像をスキャンして転写シートに印刷。アイロンで好きな場所に貼っていきます。

1.5次会ウエディングでバージンロードを作る時のアイデアまとめ

チャペルがないとバージンロードは歩けないと思ってしまいがちですが、座席など自由にレイアウトができる会場であれば、レストラン内にバージンロードを引いて人前挙式をおこなうことも可能です。どうしてもやりたい場合は、事前に会場に問合せてできるかどうか確認しましょう。チャペルが併設されているレストランや、ガーデンで挙式ができる会場を探すのはもっとも簡単な方法です。どんな1.5次会にしたいかよく考えて理想のバージンロードを作り上げてみてください。

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