春に結婚式をするときのポイントと春の結婚式の演出アイデア

春の屋外で結婚式を挙げる新郎新婦© iStock.com/O_Lypa

春は気候もよく、結婚式に選ばれることが多い時期です。そんな人気のシーズンに結婚式を挙げるためには、どのようなことを事前にチェックしておく必要があるのでしょうか。春の結婚式をおこなうためのスケジュールから気をつけておきたいこと、春らしい季節を感じる演出アイデアまでご紹介します。

春の結婚式は、開催時期はいつになる?

春の結婚式は、気候も穏やかでゲストも参列しやすいといわれる時期。では、実際にいつ開催する結婚式をいうのでしょうか。

一般的に春の結婚式は「3月、4月、5月」といわれており、開催時期は3月後半~4月のゴールデンウィーク前までが最も人気があります。

草花が芽吹く季節で、華やかな雰囲気の結婚式をできるのが春の結婚式のよさです。ゴールデンウィークの時期も、春の結婚式となります。

開催を考えているときは、ゲストが別の予定を立てることが多い時期ということに注意します。日程決めは慎重にしましょう。

春に結婚式をするためのスケジュール

春の花とカレンダー© iStock.com/Doucefleur

春の結婚式は人気のシーズンでもあります。結婚式をスムーズに進めるために必要なことは、どのようなことでしょうか。

予約を入れる時期

結婚が決まって、春に結婚式を挙げたいと考えたとき、予約を入れるタイミングはいつくらいがよいのでしょうか。

春の結婚式は人気のシーズンであるため、予約も埋まりやすい時期。せっかく気に入った会場が見つかっても、希望の日程に空きがなく、あきめなければいけない……ことも。

会場にもよりますが、お日柄にこだわる場合や年度終わり・年度始めを避けたいときは、早い予約で1年前から決めておくのが望ましいでしょう。

日程にこだわりがなければ遅くとも6カ月前には決めておきます。春の結婚式の中でも、挙式費用の相場も低めになるのが3月の初旬あたりになります。

春の結婚式を進めるためのスケジュール

春に結婚式を考えたとき、希望の日程・会場を予約したい場合は、結婚式までどのようなスケジュールを立てるとよいでしょうか。4月の結婚式を例にスケジュールをみていきましょう。

1年前   (4月)  式場探し、会場決定
9カ月前まで(7月)  両家顔合わせ
8カ月前まで(8月)  式場見積もりをだしてもらう
4カ月前まで(12月)   友人や会社に結婚報告
 招待ゲストリストアップ
3カ月前まで(1月)   招待状作成、発送
 料理、会場装飾を決める
1カ月前まで(3月)   ゲストの最終確定
 最終打ち合わせ

春の結婚式は、1年前から結婚式のスケジュールを立てると、だいたいの式場で希望の予約が取れます。具体的な準備に入ってくるのは、半年前くらいからになります。

料理や会場装飾を決めるのは、まだ冬の寒い時期です。先の季節を意識した選び方が大切になるので、春の結婚式の情報収集をしておくことよいですね。

また、ゲストのリストアップの際に気をつけておくことは、上司を招待するとき。春は会社の人事異動も多い時期です。会社での肩書きが変わっていることもあるので、しっかり確認をしておきましょう。

春に結婚式を開催するときのメリット

春のガーデンウェディング© iStock.com/kenzaza

春は生活の中でも、ワクワクするような季節です。春に挙げる結婚式を開催するときは、どんなメリットを感じられるのでしょうか。

気候が安定している

3~5月にかけては、一年の中で特に降水量が少ない時期。また、寒い冬が過ぎ、少しずつ暖かくなって来る季節です。穏やかな日差しの中で結婚式を挙げることができるのは、春の結婚式のメリットといえるでしょう。

花や緑がきれいな時期

春は彩りあふれる花と緑が咲き誇る時期です。会場の装花やブーケに取り入れると季節感が増し、華やかな結婚式になります。ガーデンウエディングを開催するのにもぴったりな季節です。

季節をより近くに感じることができ、ゲストにも喜ばれます。

新たに歩みだす気持ちになれる

年度末や年度初めの中、おこなわれることも多い春の結婚式。節目として「新たな気持ちで歩みだそう」という気持ちになれるところがあります。

また、新年度が来るたびに、結婚式のことを思いだすこともできます。当時のことを振り返ることや、春は新スタートを感じることができる季節。新たな気持ちで相手を思いやることにも繋がりますね。

春の結婚式で気をつけておきたいこと

春の結婚式はメリットを感じやすいですが、気をつけておくこともあります。どのようなことでしょうか。

結婚式の時期

春の結婚式は、年度末や年度初めでゲストの仕事が忙しい時期に。また、ゴールデンウィーク中も、旅行など計画を立てる人が多いので注意が必要です。

どうしてもこの時期を選びたい場合は、ゲストに早めに日程を伝えておくこと。結婚式が決まった段階で伝えておくのもよいでしょう。

場所によっては、まだ寒いエリアもある

3~4月上旬に入っても場所によっては、まだ寒い地域もあります。特に屋外での演出を考えて考えているときは、ゲストは寒くないようにする配慮が必要です。

上着やコートなどを着用OKなど、服装のアナウンスをしておきましょう。寒い地域では、暖かくなる4月中旬以降の結婚式を考えてもよいかもしれません。

早めの予約が必要

春の結婚式は人気シーズンであることは分かりました。また、年度末、年度初め、ゴールデンウィークの結婚式を控える人も多く、必然的に希望する日程が重なりやすいです。

特に4月にこだわると、希望の式場に空きがない可能性があります。春の結婚式は、なるべく早い時点で日取りをおさえるようにしましょう。

結婚式に春らしさを取り入れる方法

ガーデンウェディングで乾杯© iStock.com/Hiro_photo_H

春は暖かく過ごしやすい時期で、ゲストも結婚式を楽しみにしている人も多いはず。そんな春の結婚式にゲストも喜ぶ、春らしい季節感はどのように取り入れるとよいでしょうか。

装花に桜を使う

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Mako(@m_mako_o)がシェアした投稿

日本の春の花といえば「桜」。洋装にも和装にも映える花です。誰でも桜はつい写真に収めたくなるもの。SNS映えもするので、ゲストも桜を見て喜びますね。

ピンクでゲストテーブルをコーディネート

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

丸山洋子テーブルクリエーション(@mydearlife_table)がシェアした投稿

春のイメージカラーといえば、ピンクではないでしょうか。ゲストテーブルにピンクを使うことで、華やかな印象となり春の結婚式にぴったりです。

ウエディングケーキに春らしさをだす

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

みーま(@galette_gerbara)がシェアした投稿

結婚式でおこなわれることが多いフェイクケーキを使った演出。春の訪れを感じさせる、いちごのケーキで春らしい幸せのおすそ分けができますね。

ブーケにパステルカラーを取り入れる

パステルカラーのブーケ© iStock.com/SrdjanPav

花嫁が持つブーケに、パステルカラーの春らしい色合いを取り入れてみるのも素敵です。純白のウエディングドレスに春らしさをプラスできます。

春の結婚式は季節を感じる雰囲気で開催しよう

春の日差しのなか向かい合う新郎新婦© iStock.com/Yue_

春の結婚式は、3~5月までに開催する結婚式のことをいいます。気候も暖かくなり始め、参列するゲストも過ごしやすい時期。そのため、結婚式をしようと考えるカップルが多くいます。

人気がある会場では、1年前から予約が必要になることも。春に結婚式を考えている場合には、早めにスケジュールを立て、結婚式に向けた準備をしていくとよいですね。

春の結婚式で気をつけておくことは、年度末や年度始め、ゴールデンウイーク中に結婚式を考えたいるとき。この期間は、仕事が忙しい時期や予定を計画することが多いので、ゲストの予定をあらかじめ確認することが必要です。

ご紹介した内容を参考に、素敵な春の結婚式を迎えられるとよいですね。

関連するキーワード