大切な人に手紙で送る結婚報告【パターン別文例付き】

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入籍を済ませ、結婚式を無事に終えたらお世話になった方たちに結婚報告をします。結婚報告はハガキで送る方が多いですが、手紙に書いて出してみてはいかがでしょうか。手紙で報告することで、気持ちが伝わりやすく相手も嬉しくなります。結婚報告を手紙で送る場合の書き方や、はがきとの違い、パターン別の文例をご紹介します。

手紙で送る結婚報告

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結婚報告をはがきで送ることが多い中、手紙で報告する方もいるようです。結婚報告の手紙は、結婚したことの報告と今後も変わらぬお付き合いをお願いすることや、新しい住所、名字を知らせることが主旨になります。はがきと同様、送るタイミングや書く内容の構成は変わりありません。ですが、同じ文章を印刷するはがきとは違い、手書きで相手によって文章を変えることのできる手紙はより気持ちを伝えやすくなります。一人一人に合わせた内容で日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。結婚報告を受ける側は、お二人の写真を楽しみにしている方もいます。はがきの場合はお二人の写真を載せることが多いですが、手紙にもお二人の写真や結婚式の様子がわかる写真をいっしょに同封しておくと喜ばれます。

手紙で結婚報告をする相手

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普段会えない恩師やお世話になった方など、しっかりと結婚の報告をしたい相手には手紙がおすすめです。普段お世話になっている方や、特別に結婚祝いのプレゼントを用意してくださった方、伝えたいことや書きたいことが多く、はがきには収まらない場合も手紙での報告がよいでしょう。

結婚報告の手紙の書き方

手紙に書くこと

・冒頭の文（時候の挨拶）
・入籍、結婚報告（日時）
・本文
・結びの文
・新しい住所や連絡先
・お二人の氏名を連名で、新姓の場合は（）で旧姓を

構成

拝啓　（時候の挨拶）

本文　「この度私たちは◯月◯日に結婚しました」
結びの文　「今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします」
　　　　　　　　　　敬具
平成◯年◯月◯日
　　　　　　　　　　新しい住所、連絡先
　　　　　　　　　　署名　〇〇　〇〇
　　　　　　　　　　　　　　　　〇〇（旧姓〇〇）

結婚報告の手紙の文例

一般の結婚披露宴を挙げた場合

目上の方への文章

拝啓　桜花の候　皆様におかれましてはますますのご精祥のこととお慶び申し上げます。

さて、私ごとではございますが◯月◯日に結婚いたしましたことをご報告申し上げます。
これからは二人で力を合わせて、明るい家庭を築いていきたいと思っております。
まだまだ未熟者の私たちですが、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
なお、下記の住所に新居を構え、新しい生活を始めましたので、近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

親しい方への文章

拝啓　おぼろ月夜の美しい頃となりました。ご無沙汰しておりますがお変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、私ごとですが◯月◯日に結婚しました。
まだまだ不慣れな私たちですが、これからは二人で力を合わせて、明るい家庭を作っていきたいと思います。
なお、下記の住所に新居を構え、新しい生活を始めました。
近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

結婚式に参列してくれたゲストへのお礼を兼ねて

目上の方への文章

拝啓　暮春の候　その後お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、私たちは◯月◯日に結婚式をいたしましたことをご報告申し上げます。
結婚に際しましては私たちのために遠方からお越しいただき、多大なるお心遣いや励ましのお言葉などを頂戴し誠にありがとうございました。
〇〇様から頂戴した温かいお言葉を胸に、二人で力を合わせ、幸せな家庭を築いていきたいと思っております。未熟で至らぬ点も多い二人でございますが、今後ともご指導とご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

親しい方への文章

拝啓　若草が萌えたち春も深まってまいりました　お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、私たちは◯月◯日に結婚式を挙げました。結婚に際しましてはご出席いただきましてありがとうございました。皆様と素敵な一日を過ごすことができたことを感謝しております。
二人で新しい生活も始まりましたが、まだまだ慣れないことばかりです。〇〇さんから頂戴した温かい言葉を胸に、二人で力を合わせて頑張っていきたいと思います。これからも変わらぬお付き合いをよろしくお願いします。

結婚式を挙げない場合

目上の方への文章

拝啓　新緑の候　皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、私たちは◯月◯日に入籍いたしましたことをご報告申し上げます。
この度　挙式・披露宴はおこなわず、先日両家の家族のみで食事会をおこないました。
ご報告が遅くなりましたことを深くお詫び申し上げます。
これからは二人で協力して、新しい家庭を築いていこうと思っております。未熟な私たちでありますが、今後もご指導のほどよろしくお願いいたします。
なお、下記の住所で新しい生活を始めております。近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

親しい方への文章

拝啓　青葉若葉のさわやかな季節となりました。お変わりなくお過ごしでしょうか。

さて、私たちはこの度◯月◯日に入籍をし、下記の住所で新しい生活をスタートいたしました。挙式・披露宴はおこなわず、両家の家族のみで食事会をおこないました。
晴れ姿をお披露目できず申し訳ありません。
これからは二人で協力しながら、新しい家庭を作っていきます。
新居にも気軽にお立ち寄りください。これからも変わらぬお付き合いをよろしくお願いします。

入籍のみの場合

目上の方への文章

拝啓　早春の候　皆様におかれましてはますますのご精祥のこととお慶び申し上げます。

さて、私たちはこの度〇月◯日に入籍をいたしましたことをご報告申し上げます。
これからはお互い協力しながら、笑顔の絶えない家庭を作っていきたいと思っております。
まだまだ未熟な私たちですが、今後ともご指導のほどお願い申し上げます。
なお、新居を構え、下記の住所で新しい生活を始めましたので、近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

親しい方への文章

拝啓　沈丁花がほのかに香るこの頃　いかがお過ごしでしょうか。

さてこの度、私たちは◯月◯日に入籍し、下記に新居を構え、新しい生活もスタートしました。
まだまだ慣れないことばかりで大変ですが、これからは二人で力を合わせながら、笑顔の絶えない家庭を作っていきたいと思っています。
未熟な私たちですが、これからもよろしくお願いします。
近くに来ることがありましたらぜひお気軽にお立ち寄りください。