ウエディングシューズとは?その後も使える靴の選び方

ウエディングシューズとは©Panuphon – shutterstock.com

結婚式でウエディングドレスをきれいに着こなすために、ウエディングシューズはとても大切なアイテムです。長いトレーン(裾)のドレスであれば見えないし何でもいいかなと思われるかもしれませんが、「おしゃれは足元から」とも言います。ですが、どのようになことを考えて選んだりコーディネートしたりすればよいのでしょうか。ウエディングシューズへの憧れから「結婚式のハレの日に運命の一足を購入したい!」と思い入れを持つ花嫁や、お金はかけずに実用性重視のレンタル派などさまざまです。ウエディングシューズの種類や決め方のポイント、花嫁はどのようなことに注目してウエディングシューズを選んでいるのかをまとめてみました。

ウエディングシューズとは

ウエディングシューズとは©Oleksandr Lipko – shutterstock.com

ウエディングシューズの由来

ウエディングシューズはもともと欧米の文化で結婚式で新郎新婦が列席者の前で踊るファーストダンスのためのシューズでした。欧米の花嫁たちはウエディングドレスと同じくらいこだわるアイテムでもあります。ウエディングドレスに合わせて花嫁が運命の一足を購入し、結婚式の後も記念品として大切に保管するものとされていました。

ウエディングシューズの種類

ウエディングドレスに多く使用されるシルクサテンやレースを施した白いシューズが主流とされてきました。最近ではスタンダードなデザインに限らず、ビジューが付いているものからカラーシューズもでておりデザインは豊富にあります。ヒールの高さは1~3cm、7~9cm、12~15cmと大きく分けて3タイプに分かれています。

ウエディングシューズ最近の傾向

最近ではリゾート、ガーデン、レストランなど挙式スタイルが多様化していることで、ドレスの選び方も変わり、ウエディングシューズもパンプスに限らずミュールやバレエシューズといった普段使いの靴をブライダルシューズにすることもあります。結婚式で「今までの人生の中で一番の靴を履きたい」という強い憧れから世界的に有名なハイブランドのウエディングシューズを選ぶ花嫁もいれば、WEBサイトでお手ごろ価格のウエディングシューズを見つける花嫁も。レンタルではなく購入して自分好みの理想の一足を見つけたいという傾向もあるようです。

ウエディングシューズの用意の方法

ウエディングシューズの用意©Tsezarina – shutterstock.com

レンタル

結婚式で着用するドレスショップでウエディングシューズをレンタルすることが圧倒的に多いです。結婚式の準備で忙しい中シューズだけを別で探す手間が省けることや、白い靴は結婚式が終わったあとに履く機会が少ないのが、レンタルを選ぶ大きい理由になっています。レンタルのデメリットとしては、どのドレスにも合うように作られたシンプルなデザインが多いので個性的にしたい方には物足りないかもしれません。

購入

ドレスのレンタルショップで気に入ったものがない場合や足のサイズに合わないときに購入を考える方もいます。自分の好みやウエディングドレスに完璧に合うデザインを自由に選ぶことができるのが購入のメリット。購入先は憧れのハイブランドから普段使いできるようなシューズまで幅広くあります。

ウエディングシューズを選ぶポイント

ウエディングシューズを選ぶポイント©PonomarenkoNataly – shutterstock.com

ドレスの丈に合わせる

まずは実際に着るドレスと合わせましょう。デザインを気に入ってお気に入りの靴でもドレスの丈に合っていなければ花嫁が綺麗に見えません。ドレスの着丈に合うヒールの高さを考えることが大切です。購入しているウエディングシューズがある場合はドレスショップに持参をしてドレスとのトータルバランスを見ます。

新郎との身長差を考える

一般的に新郎と花嫁が並んだときの身長差は10㎝程度がベストバランスです。自分のバランスだけ考えた選び方にするとせっかくの二人がちぐはぐな印象になります。ドレスの試着のときに新郎に同席してもらい靴を実際に履いたバランスを見ながら決めていきましょう。

履きやすさ・歩きやすさ

ドレスとのバランスが大切になるので、普段履かないような高さのヒールを履くことになる花嫁は多いと思います。普段ハイヒールになれていない人で歩きやすさを考えるのであれば、太めのヒールかローヒールを選ぶようにしましょう。結婚式が歓談中心のプログラムの方は歩き回るので、歩きやすいウエディングシューズにこだわることもおすすめです。

ドレスのデザインに合わせる

ドレス、靴、単体でそれぞれ気に入ったものを組み合わせするのではなく、トータルコーディネートとして全体のイメージを決めた選び方にすることが花嫁をきれいに見せます。コーディネートのポイントとして、白に限らずカラーシューズにしている花嫁も最近は増えてきているので個性的にしたい方にはおすすめです。

結婚式が終わったウエディングシューズのその後

ウエディングシューズのその後©Iryna Prokofieva – shutterstock.com

購入した場合、その後ウエディングシューズをどうするのでしょうか?普段使いと兼用で実用性重視で購入している方はデイリー使いに。華やかな靴のデザインであれば、二次会のドレスと合わせることや友人の結婚式などお祝いの席用にする方も。ウエディングドレスの多くはレンタルなので、花嫁衣裳の中で記念品として残せるアイテムにできるウエディングシューズを大切に取っておくのも素敵です。最近では卒花アイテムとして、SNSやフリマアプリを使ってお譲りをすることも多くなってきています。

ウエディングシューズとは?その後も使える靴の選び方まとめ

ウエディングシューズを探す大半の方はドレスショップで用意している靴をレンタルすることががほとんどです。同じショップで揃えるメリットはドレスの相性や、結婚式の雰囲気、新郎との身長のバランスもすぐにイメージできることです。とはいえ、ウエディングシューズは結婚式を控える花嫁のとっておきの一足になります。「今までの人生の中で一番の靴を履きたい」という強い憧れや、デザインや履いたときの高揚感からハイブランドに決める方も。また、歩きやすさや普段使いを重視してお手ごろなウエディングシューズを見つけるなどそれぞれです。自分が納得いく選び方でベストなウエディングシューズを見つけてください。

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