©iStock.com/Kostyazar
結婚式は挙げないけれど、写真に結婚の記念を残しておくことができるフォトウエディング。最近では海外の素敵なロケーションでフォトウエディングを考える方も。では実際にどうやって海外でフォトウエディングをおこなうのでしょうか。気を付けるポイントや事前に決めておくことなどをご紹介します。
目次
フォトウエディングはどんなウエディングなのか
© iStock.com/HIDEKO
挙式や披露宴の代わりに写真を撮影する結婚式スタイル
フォトウエディングは、結婚式は挙げないけれど、結婚の記念として写真を残したいと考えるカップルが選ぶ結婚式スタイルです。ウエディングドレスやタキシードの結婚式の衣装を着て、教会の中や自然、街並みなどを背景に、美しいロケーションで撮影することが多いです。
海外でのフォトウエディング
海外でのフォトウエディングは、通常の挙式・結婚式の最中では撮れないような非日常の空間でウエディングの記録を残せることが最大の魅力。新婚旅行を兼ねることもできるので、一度にたくさんの体験ができます。
海外フォトウエディングをするにはどうしたらよいか
© iStock.com/Hreni
どんな写真にしたいか考える
フォトウエディングではロケーションを選んで自由に撮影することができます。お二人の中で写真のイメージを考えましょう。例えば、青い海と白い砂浜が美しいビーチがよいときはリゾート感ある写真に。ナチュラルで緑いっぱいの開放感ある場所で撮影をしたいときは邸宅にあるガーデンでの撮影ができます。クラシカルな雰囲気には荘厳なチャペル、大聖堂、お城など歴史ある場所を選んだ撮影がおすすめです。海外は映画のワンシーンのようなショットが撮影できるところが魅力に。好きな映画にでてくる名スポットで撮影することもできます。
エリアを決める
イメージが決まったら、撮影が叶いそうなエリアを決めましょう。その地ならではの壮大な景色をバックに一生ものの記念撮影ができます。海外フォトウエディングで選ばれる代表的なエリアは下記になります。
開放的な雰囲気(海・ビーチ・夕陽)
・ヨーロッパ
歴史的・クラシカルな雰囲気
・ニューヨーク
スタイリッシュな雰囲気
・オーストラリア
雄大な自然でシンプルナチュラルな雰囲気
・韓国
フォトスタジオでドラマティックな雰囲気
費用を考える
海外フォトウエディングにかける費用の相場は10~30万前後が多いよう。自分たちで現地で手配するか、プランに含まれている内容でおこなうかによっても金額は変わることに。プランに全部含まれていて準備が楽になることもあれば、現地で自己手配することで費用を抑えることも。その場合は自分たちで全て準備することになります。予算や準備に充てる時間を考えてお二人に合わせた選択をしていきましょう。
業者探し
インターネットや雑誌などから、気になる業者をピックアップしましょう。卒花の体験談では現地で泊まるリゾートホテルのホームページに直接メールを送り、フォトグラファーの手配を依頼した方も。また、検索で「○○(希望のエリア) フォトウエディング」で調べて最もドレスがかわいいと思ったウエディング手配会社にした声もあります。撮影にこだわりがあるカップルは、海外に直接コンタクトを取って依頼をしているようです。
海外フォトウエディングの種類
© iStock.com/Erstudiostok
個人手配
個人手配は自分で現地スタッフを手配します。予約時期は3か月前くらいにはしておきましょう。最近ではSNSで現地のフォトグラファーに直接コンタクトする方もいます。ドレスは日本で購入やレンタルするケースが多いようです。ヘアメイクも現地で手配しする方もいますが、セルフの場合も。フォトグラファーとのコミュニケーションはSNSなどで集めた画像を見せるとイメージが伝わりやすくなります。
ツアー会社で手配
撮影したいエリアの海外専門ウエディングのある手配会社に連絡します。予約時期は6ヶ月ほど前におこなうのがよいでしょう。現地に精通した手配会社を選ぶことでプランナーを通し、ロケーションやドレス選びを安心して任せることができます。
新婚旅行といっしょ
新婚旅行といっしょになるので、旅行の相談からフォトウエディングまで専任スタッフが担当します。ドレスは日本で事前に試着したものを選ぶことができます。日本人コーディネーターが同行するのでコミュニケーションの心配がありません。
海外フォトウエディングで気を付けておくポイント
© iStock.com/Erstudiostok
持ち物
・ドレス用の下着、ストッキング
・ベール、グローブ、パニエ、アクセサリー
・ウエディングドレス(持ち込みの場合)
・ドレス用のパンプス
・移動用の靴
・メイク用品
・日除け、防寒対策グッズ
海外フォトウエディングでの爽やかなお二人の姿を残すためにも準備はしっかりとしましょう。現地でも購入が可能ですが、日傘は日本で用意しておくほうが無難です。おしゃれなデザインであればそのまま撮影小物にもなり便利です。事前に持ち物のチェックリストを作っておくことがおすすめです。
天候
天候が悪いときはどうするか?打ち合わせのときに相談しておき、雨のときはチャペルでの撮影や邸宅での撮影に切り替わることもあります。天候が悪いときの対応は手配会社によって異なりますので、事前に確認をしておくことが大切です。
衣装
個人で海外にフォトウエディングの依頼をするときは自分で衣装を持参することも。海外業者で現地で選ぶ場合は、日本人の体型や好みに合うドレスがない場合もありますので、注意しておきましょう。プラン内で選ぶときはあらかじめ決まってはいますが、プランによってはオプションを付けることで追加することができます。
海外フォトウエディングで一生の記念になる写真を残そう
© iStock.com/imtmphoto
フォトウエディングは挙式や披露宴の代わりに写真を撮影する結婚式スタイル。海外では通常の挙式・結婚式の最中では撮れないような非日常の空間でウエディングの記録を残せることが最大の魅力になります。海外フォトウエディングでは、個人手配からツアーまでフォトウエディングを撮る手段は実にさまざま。お二人がどんな写真を望んでいるか、現地でどんな風に過ごしたいかも考えた手配方法で満足度を上げましょう。海外ならではの最高ショットを残せるとよいですね。