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一生に一度の大切な記念となる結婚式の写真は美しく撮影してほしいものです。しかし、当日は自分達の準備や式の進行で手一杯、どんな風に撮影されるかまで頭が回りません。プロのカメラマンにお願いするにしても、どんなショットを残してほしいかは事前に考えて依頼しておくとよいでしょう。記念に残る素敵な撮影ポーズと美しく撮られるコツをまとめました。
目次
きれいに撮ってもらうために気をつけること
姿勢
プロのカメラマンに撮影をお願いしてもお二人が撮られることを意識しないと美しい写真は残せません。美しく映るには姿勢がとても大切です。着なれない婚礼衣装で、メインテーブルに座っている時はつい猫背になってしまいがちです。座っている時も常にまっすぐ背筋をのばしましょう。入場の場面は特に注意して姿勢を良く、やりすぎと思うくらいでも写真で見ると丁度よく見えるものです。常に撮られることを意識して背筋を伸ばしましょう。
笑顔
自然な笑顔を心がけたいところですが、本番は緊張していたり、普段しないポーズを要求されてぎくしゃくしてしまったり、自然に笑うのが難しいかもしれません。特に写真に撮られ慣れていない方は、自然な笑顔をしたつもりでも、写真を見てみたらぎこちなかった…なんてことがあるのではないでしょうか?そんなことがないように、事前に鏡で笑顔の練習して、自然に見える笑顔を習得しておきましょう。笑顔の練習なんて恥ずかしいと思ってしまいますが、一生の記念になる写真を最高の笑顔で残しておく為に、ぜひトライしてみてください。
ロケーション撮影でおすすめしたいポーズ
新婦だけ振り向きショット
新婦だけの振り向きショットはファーストミート前のかわいらしさが表現される一枚。口元に人差し指をつけて「し~っ」とするポーズも人気です。
階段ショット
定番の階段での撮影は、立っているもの座っているもの、新婦1人で…と何パターンもポーズがあります。どんな雰囲気の写真を撮りたいかで撮影ポーズを依頼しましょう。立っているものはフォーマルな雰囲気に、座っているものは自然でかわいらしい写真が撮れます。長いトレーンのウエディングドレスを着ている時は、トレーンの長さを活かした写真を撮っておくと記念に残ります。
クロージングキスショット
ゲストの前だと恥ずかしいけど、せっかくだからとっておきたいクロージングキスショットはこのタイミングで撮影したい一枚。距離感や明るさで雰囲気が変わってくるので、ぼんやりさせたい時は、光の加減や暗さもどんな感じが希望かお願いしておくとよいかもしれません。
挙式・披露宴中におすすめしたいポーズ
覗き見ショット
披露宴会場に入場する前に、入場扉からゲストの様子をのぞき見する様子を撮影したものです。緊張とわくわくが伝わる一枚なので、見返した時その瞬間の気持ちがよみがえりそうです。
ヴェールダウンショット
バージンロードを歩く前に親御様が大切なお子様を送り出す、感動的な瞬間は絶対に残しておきたい一枚です。お二人の表情と雰囲気が伝わるように撮影してもらいましょう。
高砂からの振り向きショット
新郎新婦目線から見える会場の雰囲気を収めた写真は残しておきたい一枚です。振り向いた時に新郎新婦の手でハートを作ったり、乾杯したりポーズにアクセントをつけてもよいでしょう。
クローズアップした撮影
ウエディングブーケのアップ
ドレスに合わせてこだわって作ったウエディングブーケも写真におさめておきましょう。ブーケで半分顔を隠したブーケショットが人気です。
足元ショット
結婚式当日はあまり目立たない小物である靴にスポットをあてた足元ショット。足元だけ撮影するのがおしゃれでフォトジェニックな一枚です。
手元ショット
結婚指輪が見えるように撮影する手元ショット。手を重ねたり、手をつないだり、ハートをつくったり…様々なパターンがあるので、どのポーズが好きか検討して撮影しましょう。おすすめは背景をばかした小指結びショットです。
結婚式当日の撮影指示の参考にしたい!撮影ポーズ集まとめ
希望のポーズで写真を残したい場合は、事前に撮影指示書を作ってカメラマンに依頼しましょう。どんなイメージの写真が撮りたいか、SNSで見つけてスクラップして渡すと理想通りの写真を撮影してもらえるでしょう。結婚式場の構造もあるので、カメラマンと事前に打ち合わせをしておくと安心です。実際にポーズをとる時は、照れずに堂々とやりきることが大切です。変に照れてしまうと、中途半端な写真になってしまいます。素敵な写真を残すために、恥ずかしがらず思い切りやりきりましょう。