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結婚式の招待状は、郵送だけでなく、手渡しする場合もあります。主賓や会社の上司、頻繁に会う友人など、手渡しをしたい相手は様々でしょう。ですが、タイミングや細かいマナーに配慮しないと、結婚式招待状の手渡しは迷惑と感じられてしまうこともあります。
重要なポイントを知って、迷惑にならない結婚式招待状の手渡しをしてくださいね。
目次
結婚式の招待状を手渡しするのは迷惑?
結婚式にゲストを招待するうえで欠かせない招待状。基本的には郵便で送ることが多いものですが、招待状の手渡しは迷惑になってしまうのでしょうか。
そんなことはありません。結婚式の招待ゲストの中には、主賓や恩師など、招待状は手渡しの方が好印象の場合もあるのです。
大切な結婚式を台無しにないためにも、迷惑な結婚式招待状の手渡しのタイミングやマナーについてみていきましょう。
結婚式招待状の手渡しが迷惑と感じられる理由
結婚式の招待状を手渡しする場合、以下のように、相手に対して配慮がないと迷惑になってしまいます。
- 何の前触れもなく手渡す
- 相手の都合を考えない
このように、自分本位で動いてしまうと、相手は迷惑だと感じてしまうでしょう。
招待状を受け取る時点で迷惑だと思ってしまうと、気持ちよく結婚式に参加してもらえない、参加してもマイナスな部分ばかり目についてしまうなど、良くない結果を招いてしまうかもしれません。
また、招待状を手渡しされると、断りにくいと感じることもあるようです。結婚式の出席を断る際、ハガキなら気が楽だと思う人も少なくありません。そのため、手渡しすることで相手に気を遣わせ、迷惑をかけてしまう可能性もあるでしょう。
結婚式招待状の手渡しで迷惑をかけないためのポイント
結婚式の招待状を手渡しする際、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。相手に迷惑をかけないためのポイントについてご紹介します。
手渡すタイミング
まず大切なのは、招待状を手渡すタイミングです。時期はもちろん、渡す相手によってタイミングを見極めましょう。
結婚式の主賓として、職場の上司や恩師を招待する人も多いと思います。その場合、仕事中に手渡しするのは避けてください。
事前にメールや口頭で時間を取ってほしい旨を伝えておき、業務時間外に招待状を手渡すのがベストです。相手が忙しい、時間が取れないのに無理やり渡すのは迷惑になってしまいます。
事前報告を忘れない
招待状を手渡しする前に大事なのが、結婚式の事前報告です。結婚式を挙げること、いつ行うかを前もって相手に伝えることを忘れないでください。
何の前触れもなく結婚式の招待状だけ渡されても、もらった方は困ってしまうはずです。
結婚式の予定があり、ぜひ参加してほしいことを伝え、できればその際に招待状を手渡したいと伝えておきましょう。
相手には相手の予定があります。一方的な招待状の渡し方にならないよう、気をつけるといいですね。
手渡しの順番
特に、招待状を職場の人に手渡しする際に気をつけてほしいのが、渡す順番です。
肩書きの偉い人から順番に手渡ししてください。 基本的には、直属の上司→先輩→同僚という順番が良いでしょう。
中には、直属の上司以上の役職者を招待する人もいますよね。その場合、相手の都合がつきにくく、なかなか会えないこともあるはずです。
そんなときは、事前にメール等でアポイントを取っておけば、順番が前後しても、それほど問題ではありません。
また、職場内に招待しない人がいる場合は、その人がいない時間や社外で渡すなどの配慮が必要でしょう。
招待状のマナー
手渡しの招待状には、郵送の招待状とは少し違う部分があります。例えば、封筒の表に住所や肩書きを書かない、封筒を糊付けしないなど。
また、手渡しの際、その場で出欠の返事を聞いたり、返信ハガキを記入してもらったりすることがあるかもしれません。
ですが、たとえその場で済んでしまうことでも、返信ハガキを同封すること、切手を貼ることは最低限のマナーです。
招待状を手渡された相手が不快な気持ちにならないよう、小さなマナーにも気を配りましょう。
相手に配慮して結婚式招待状の手渡しで迷惑をかけない!
結婚式の招待状を手渡しする場合もあると思います。主賓や恩師、親友など、手渡しすることで丁寧な印象を与えるでしょう。
その一方で、事前連絡なく突然招待状を渡したり、仕事中に渡したりなど、相手への配慮が欠けてしまうと、相手に迷惑がかかってしまう可能性があります。
結婚式の招待状の手渡しで迷惑をかけないためには、相手の都合を第一に考えることが重要です。タイミングやマナーに十分気を配り、双方が気持ちよく結婚式を迎えられるようにしましょう。