結婚の内祝いにどんなメッセージを添える?パターン別に結婚内祝いメッセージ文例を紹介!

メッセージカード拝見© iStock.com/PeopleImages

結婚の内祝いには、どのようなメッセージを添えればいいのでしょうか。あまり長くなりすぎない文章で、感謝の気持ちを正確に伝えたいですよね。

基本的な構成さえ分かれば、結婚の内祝いのメッセージを作るのはそれほど難しくはありません。お二人らしいアレンジを加えて、心のこもったメッセージを贈りましょう!

結婚内祝いのメッセージの基本構成

結婚の内祝いに添えるメッセージの基本的な構成は、

  1. お祝いへのお礼
  2. いただいたものに対するコメント・新生活の近況報告・将来への抱負
  3. 今後への挨拶

です。

お礼状のように便箋に書いて渡すならもう少し長くなると思いますが、あくまで「添える」ためのものですので、メッセージカードに収まる程度の文章量にしましょう。

コンパクトかつ気持ちが伝わる内容にする、というのは難しそうに思えるかもしれませんが、構成に沿って書けば案外簡単に作れてしまうものです。

とはいえ、メッセージの方向性の例はいくつか知っておきたいですよね。

  • 友人
  • 上司・目上の方
  • 職場の人
  • 親戚

に向けた、結婚内祝いのメッセージ例をご紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてください。

結婚内祝いのメッセージ例:友人

友達© iStock.com/maroke

友人に宛てるものなので、砕けたメッセージにしても構いません。語尾に「☆」などの記号をつけ、ポップな文面にしてみても。

かなり親しい友人へ

結婚のお祝いありがとう!
いただいた〇〇 さっそく飾らせてもらってます
これから頑張って幸せな家庭を作っていくので あたたかく見守っていてね
新居にもぜひ遊びに来てください!

適度な距離感の友人へ

結婚祝い 本当にありがとう
心のこもった素敵なプレゼントに 嬉しい気持ちで胸がいっぱいです
お礼の気持ちとして ささやかですが内祝いを送らせていただきます
今後ともどうぞよろしくね

結婚内祝いのメッセージ例:上司・目上の方

全体的に無難さを意識してまとめれば、失礼な内容になることは無いでしょう。親しい関係の相手なら、新居へのお誘いの一文を入れるのもいいですね。

カッチリまとめたい場合

私達の結婚に際し、素敵なお祝いを有難うございました。
さっそく新居で使わせていただいております
ささやかではございますが 内祝いのお品をお送りさせていただきました
今後とも末永くお付き合いをいただけますよう どうぞ宜しくお願い申し上げます

少しだけ柔らかくしたい場合

この度はお祝いをいただき 誠にありがとうございました
未熟な2人ではございますが 力を合わせて温かい家庭を築いて参りたいと思います
お近くにお越しの際は 是非お立ち寄りください

結婚内祝いのメッセージ例:職場の人

同僚© iStock.com/stockstudio

毎日のように顔を合わせて一緒に働く関係ですので、日ごろの感謝を添えると印象がいいメッセージになります。

先輩へ

素敵なお祝いをいただき 誠にありがとうございます
仕事でも私生活でも 〇〇さんにはお世話になりっぱなしですね
お時間があるときには ぜひ新居に遊びにきてください
これからもどうぞよろしくお願いいたします

仲のいい同僚へ

〇〇ちゃん 結婚祝い本当にありがとう!
いただいたプレゼントは さっそく新居で大活躍しているよ
素敵な同僚に巡り合えて 毎日幸せを感じています
これからも仲良くしてね!

結婚内祝いのメッセージ例:親戚

親戚と一口に言っても、相手によって関係の深さはまちまちでしょう。適度な距離感になるようなメッセージを考えましょう。

親交の深い親戚へ

結婚祝いをありがとう!
小さな頃から〇〇(普段の呼び方)にはいつも気にかけてもらって 本当に感謝しています
いただいたプレゼントは新居で大活躍しているよ
いつか新居にも遊びに来てね!

あまり頻繁に会うことのない親戚へ

この度は結婚のお祝いをいただき ありがとうございました
いただいた品は新生活で有難く使わせていただいています
ささやかではありますが お礼の気持ちとして内祝いをお送りします 
今度ともどうぞよろしくお願いいたします

結婚内祝いのメッセージを作る際の注意点

ほんの短い文章とはいえ、いくつかのマナーはあります。難しくはないので、注意点を意識しながらメッセージを組み立てましょう。

お祝いをいただいたらなるべく早くお返しする

結婚の内祝いの本来の意味は、結婚祝いのお返しではなく、新郎新婦が「幸せのおすそ分け」としてお世話になった人に贈り物をする、ということでした。

そのため、特に結婚祝いをいただいていない相手にも、内祝いを贈ってもいいのです。

とはいえ、お祝いをいただいたからには1ヵ月以内に内祝いをお返しするのがマナーです。もし遅くなってしまった時は、お詫びの言葉を冒頭に一文入れましょう。

句読点をつけない

句読点は「終止符を打つ」ことを連想させますので、お祝い事のメッセージに使うのには向いていません。

どうしても一文が長くなってしまう時は、間に空白を入れることで読みやすいメッセージになりますよ。

忌み言葉・重ね言葉はNG!

結婚生活の終わりを連想させるような忌み言葉や、「しばしば」「常々」のように同じ言葉を繰り返す重ね言葉も、慶事では使わないようにしましょう。種類が多いので注意してくださいね。

別れ・再婚を連想させる言葉 最後に、去る、失う、去る、終わる、離れる、別れる、切れる、嫌う、飽きる、疎遠になる、冷える、繰り返し、再び、何度も
不幸を連想させる言葉 亡くなる、苦しい、朽ちる、病気、倒れる、壊れる、泣く、崩れる、滅びる、流れる痛ましい、衰える、倒れる
重ね言葉 時々、いよいよ、重ね重ね、わざわざ、たまたま、いろいろ、たびたび、どんどん、だんだん、しばしば、みるみる、日々、 相次いで

心のこもったメッセージを結婚の内祝いに添えよう!

内祝い© iStock.com/JustHappy

贈り物はもちろんのこと、添えられているメッセージが素敵だと、印象も非常に良くなります。

感謝の気持ちを伝えるためには、やはり活きたメッセージが必要不可欠です。

プレゼントを受け取った方が思わず笑顔になれることを目指し、結婚内祝いのメッセージを作りましょう!

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