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「結婚したいけどできない……」とお悩みの方は、かなり多くいらっしゃるようです。
好きな人に振り向いてもらえない、恋人に結婚する気がない、そもそも出会いすら無い、などなど、結婚できない原因は人それぞれ。
では、一体どのようなアクションを起こせば、結婚に繋げることができるのでしょうか。
目次
結婚したい!でもできない……
結婚したいと思うのに何故だかできない、できる気さえしないという方の割合は、案外高いものです。
リクルートブライダル総研の「恋愛・結婚調査2019」によると、結婚願望がある人のうち、将来結婚できると思うという回答の割合は以下の通りとなっています。
- 結婚できる……53.6%
- どちらともいえない……31.6%
- 結婚できない……14.8%
結婚したいと思っていながら、それを実現させる自信がある人は約半数に留まっている結果から、「結婚をしたいけどできない」という悩みを抱えている人の多さが伺えます。
ちなみに、結婚できないと思っている方の理由としては、以下のことが挙げられるようです。
順位 | 理由 |
1位 | 出会いがないから |
2位 | コミュニケーション力に問題があるから |
3位 | 容姿が劣っているから |
4位 | 性格に問題があるから |
5位 | 経済的に問題があるから |
6位 | 異性とうまく付き合えないから |
7位 | 結婚適齢期を過ぎているから |
8位 | 一人の方が気楽だから |
9位 | 理想の異性がいないから |
10位 | 結婚相手への理想が高いから |
この結果から分かるのは、結婚できないと思う理由が、
- 環境
- 自分の問題
- 相手との相性
という3点に大きく分けられるということです。これらが原因で自分は結婚できないのではないか、と考えている人が多いという事ですね。
データ参照:恋愛・結婚調査2019(リクルートブライダル総研調べ)
なぜ結婚したいと思うのか?
結婚したいと思う理由は、それこそ人によって様々です。ですが、よく耳にする意見としては、
- 世間体
- 子どもがほしい
- 一人が寂しくなってきた
- 経済的に安定したい
などが挙げられます。詳しく見ていきましょう。
世間体
生涯一度も結婚しない人が増えてきている現代ですが、それでもある程度の年齢まで結婚していないと、周囲の人々から不思議がられてしまうことがしばしばあるそうです。
また、積極的に結婚をしたいと思っていないのに、やたらと人を紹介されたり、良い相手はいないのかと催促されたりしたら疲れてしまいますよね。
「別に結婚したいわけじゃないけど、こんな思いをするんだったらした方がいいのかな……」と思ってしまっても仕方がないでしょう。
子どもがほしい
ふとした瞬間に子どもが欲しくなり、だったら結婚したいと思う人も。特に女性は出産の負担がありますので、出来るだけ若いうちに結婚しておきたいと考えるようです。
一人が寂しくなってきた
映画館、カフェ、ライブ、どこにでも一人で行けるけど、そろそろ誰かと一緒に楽しさを分かち合いたくなってしまったという声もあります。
人恋しさに耐えられなくなり、結婚したいと考えるようになるみたいですね。
経済的に安定したい
独身だと、自分の稼ぎだけが頼りになりますよね。働いた分の給料を自分一人のためだけに使えるということは、裏を返せば収入がなくなると生活も立ち行かなくなるということ。
相手の収入だけに頼るということは無いにせよ、安定した家計を手に入れるために結婚しておきたいと思う人も少なくはありませんよ。
結婚したいのにできない原因
結婚したいのにできないという方は、まず最初に自分の行動を見直す必要があります。思い当たるものがないかチェックしてみましょう!
行動していない
「結婚したい」という願望ばかりが先走り、具体的な行動に出ていない、ということはありませんか?
待っているだけで生涯の伴侶が現れるという人は、ほんの一握りしか存在しません。
出会いがない、結婚したいと思える相手に巡り合えないと思うのならば、「なぜ」出会いないのかという根本の原因を探ってみることから始めてみましょう。
理想を語るばかりで自分を顧みていない
「年収は〇〇万円以上、身長は最低でも180cm以上あって、趣味が合う自分好みの容姿!」などとどこまでも理想を高くするのは決して悪いことではありませんが、最終的に「結婚」という一つのゴールを本気で掴みたいのなら、話しは別です。
これは妥協をしろということではなく、相手に求める要求と自分が持つスペックが果たして本当に釣り合っているのかを、一度冷静に見つめ直す必要があるということ。
相手に返せるだけの何かが特に思い当たらないというのなら、まずは理想を組み立て直さなければならないでしょう。
婚活で疲れている
行動しているのに中々相手が見つからない、という場合は、婚活疲れが全身ににじみ出ている可能性を疑いましょう。
努力が報われないとそれだけで疲弊しますし、相手とコミュニケーションを取ることよりも、無意識に品定めを優先するような態度になってしまっているかもしれません。
あまりにも心身に影響が出るようなら、期間を決めるなりして、一度完全に婚活から離れるという選択も視野に入れておきましょう。
結婚願望の無い相手とばかり付き合ってしまう
恋人は途切れないけど、誰もかれもが結婚願望のない相手だった、ということも。
これではいつまで経っても結婚は遠くなってしまいますので、交際に発展する前に「結婚を見据えてのお付き合いをするつもりでいる」という事を告げるようにする必要がありますよ。
条件だけで相手を選ぼうとしている
理想が高い、とはまた少し異なり、完全に条件のみで結婚相手を選ぼうとするパターン。
もちろん好意などは二の次になってしまうので、よっぽど鈍くない限り、その気持ちは相手にも伝わってしまいます。
仮に結婚に繋がったとしても、一生を共に過ごす相手のことを微塵も好きではない、という状況にいつまで耐えられるでしょうか。
結婚したいと思っても焦りは禁物!
様々な理由から「結婚したい」と思っていても、なかなか思い通りに行かずに焦ってしまう方は多いかもしれません。
ですが、ここで焦って血迷った選択をしてしまうと、せっかく結婚しても早期離婚という結末を迎えたり、「こんなはずじゃなかったのに」と後悔の日々を送ることになることも考えられます。
「〇〇な人がいい」という理想はあってもいいですが、言葉で簡単に言い表せる能力や特徴は、しょせん表面的な能力でしかありません。
重要なのは、この先の人生を共にしていく過程で、自分との結びつきをより深めて行ける未来が見える相手か否か、という点でしょう。
相性がよく、互いを尊重できる関係になっていけそうな相手でなければ、遠くない未来に結婚生活は破綻します。
「結婚」の二文字に囚われて周りが見えなくなると、結果的に後悔することになってしまうので、難しい事ではありますが、一度立ち止まってじっくり作戦を立てる事をおすすめします。
闇雲に動くのではなく、「どうしたら結婚できるか」という事を追及する努力が必要になりますよ。
結婚したいと思ったら何をすべき?:恋人がいる場合
結婚したいと思うなら、その目標に向かって的確に行動しなければなりません。現時点で恋人がいるかいないかで、何をすべきかが変わります。まずは恋人がいる場合の行動について見ていきましょう!
恋人に結婚の意思を確認
変に回りくどく聞こうとすると、かえって嫌味っぽく受け取られてしまうことがありますので、ストレートに「私と結婚する気ある?」と聞いてみましょう。
難しいかもしれませんが、なるべく感情的にならず、フラットに尋ねることを心がけましょう。
相手にその気が無いのなら、見切りをつけることも視野に入れなければなりませんので、できるだけ早い手を打つためにも意思確認はマストです。
将来の人生設計について話してみる
いきなりストレートに聞くのは気が引ける、という時は、手始めに将来のライププランについて話してみるという手も。
何気ない雑談として持ち掛ければ相手にとってもプレッシャーになりすぎませんし、「自分はあなたと結婚したいと思っている」という意思を仄めかすこともできます。
家族に会わせてみる
最初から両親はお互いにとってハードルが高いので、兄弟がいる方はまずそちらから会わせてみるのもいいかもしれません。
家族に会わせることで、結婚後の親戚付き合いの感触を知ることができるので、より「結婚」を意識しやすくなります。
プロポーズを待たない
両者がいずれ結婚したいと思っていることが明白で、残すはプロポーズだけなのに一向にその気配が無い、という時は待たずに自分から行ってみるのもアリです。
仮にこれで相手に断られたとしても、早い段階でスパッと見切りがつけられたのは大きな収穫です。
その気が無い相手といつまでも一緒にいても、結婚には結びつきませんので、ある程度の切り替えは必要だということも肝に銘じておきましょう。
結婚したいと思ったら何をすべき?:恋人がいない場合
続いて、恋人がいない場合の行動についてのご紹介です。ただ突っ走るだけでなく、多角的な視点を持って行動することが重要ですよ。
出会いの機会を増やす
婚活パーティや合コンに限らず、何か習い事を始めてみたり、新しいコミュニティに参加してみたりして、出会いの機会を増やしましょう。
直接的な出会いではなくても、例えば習い事先で仲良くなった人から友達を紹介された、ということも十分考えられます。
人との縁の数だけ出会いは増えますので、今までに挑戦したことのなかった世界に足を踏み入れてみることはかなり有効です。
自分を高める
素敵な人の周りには、いい出会いがやってくるものです。好きなことに打ち込み、人生が充実している時には、自然と身にまとう雰囲気が明るいものになります。
また、自分を磨くことは、そのまま自信に直結します。充実感と自信に満ちた魅力があれば、運命の相手を引き寄せることができるかもしれません。
「結婚したい」と思っていることを公言する
言霊というのは馬鹿にできません。恥じらいを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その気持ちをグッと押さえ、「自分は結婚したいと思っている」という事を公言するのも手です。
その話しを聞いた周囲の人が、いい人を紹介してくれるということが無きにしも非ずです。出会いの可能性は一つでも多く確保しておきましょう。
希望条件の立て直し
「こんな相手と結婚したい!」という希望は当然必要ですが、ガチガチに囚われてしまっては、いつまでも結婚には至らないでしょう。
理想の相手以外とは結婚したくないという確固とした意思があるのなら、その道を突き進むのもまた人生かもしれません。
ですが、そうでない場合は「相手に何を求めるか」という考えから、「自分が相手を許容できる範囲はどこまでか」という方向性にシフトして、希望条件を組み立て直す必要がありますよ。
今すぐ結婚したいなら結婚相談所を利用するのも手
「悠長なことは言っていられない、とにかく今すぐ結婚したい!」という方には、結婚相談所の利用をおすすめします。
婚活アプリや街コンなどのイベントに比べるとかかる費用は段違いですが、だからこそ結婚に対して真剣な人が集まる傾向があるのもまた事実。
また、担当者のサポートを受けつつ結婚を目指す、というスタイルになりますので、たった一人で婚活のために戦っているという感覚もいくらか和らぎます。
スムーズに結婚までの道のりを歩みたいと考えた時、その確率が比較的高くなるのが、結婚相談所なのです。
結婚をしたいと思う限り、諦めずに動いてみよう!
世間体のためにしたくもない結婚を目指している、というなら話は別ですが、結婚したいと切実に思うのなら、諦めずに行動し続ける気概が必要になります。
ただ出会いを求めるのではなく、交遊関係を広げることや、自分を高める事も効果がありますので、疲れすぎないバランスで頑張りましょう。
素敵な出会いをゲットするために、前向きな姿勢で日々の努力を積み上げていってくださいね!