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結婚式に遠方からのゲストを招待した場合の交通費「お車代」は、1.5次会の結婚式を計画しているカップルにとって非常に悩ましい問題です。お車代なしを選択した場合、ゲストと周囲はどう思うのか。なかなか会えない遠方の友人ほど、結婚式を再会の機会にしたいもの。デリケートな遠方ゲストへの気遣いをまとめました。
目次
結婚式に遠方からの友人を招待した場合
まずは通常の挙式・披露宴に遠方からのゲストを招待した場合に、どういった配慮をしているのか、通常のマナーを知っておきましょう。
結婚式での「遠方」の判断基準とは
どの距離感を「遠方」というのか、判断の元になるのは大きく3つです。
・結婚式の出席により宿泊の手配が必要な距離
・新幹線の特急券、航空券の手配が必要な距離
・高速道路を使用して高速料金がかかる距離
ゲストは新郎新婦のお祝いのために時間と労力を使い、ご祝儀もお包みします。ホストである新郎新婦は駆けつけてくれたゲストに対して、心配りをするのがマナーです。
結婚式のゲストの交通費「お車代」とは
結婚式でお世話になった人へのお礼で交通費を出すのですが、そのお礼を「お車代」といいます。主賓・受付・スピーチ・挨拶・司会を請け負ってくれた方にお出ししますが、遠方から駆けつけてくれた方への交通費も新郎新婦がお車代として負担します。
負担の相場ですが、ゲストとの関係性に応じて、新郎新婦が話し合いお車代を決めていきます。例として
【通常は交通費の半額～全額負担】
目上の方の場合は全額負担が基本でしたが、現在は片道だけ負担するケースが多いです。
【宿泊代を負担】
友人などフランクな間柄の場合は、宿泊先のみ手配して交通費は本人が負担する、といったケースがよく見られます。
現在は宿泊代または交通費の一部負担が多いようです。
1.5次会結婚式に遠方の友人を呼ぶ際の交通費
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1.5次会スタイルの結婚式では、ほぼ70％が会費を決めたパーティになります。そのため、ゲストの飲食代以外のサービス面の負担は、ほぼ新郎新婦の自己負担という状況です。パーティのスタイルも幅が広く、お車代に関しての相場は新郎新婦とゲストとの間柄次第といった状況です。
一般的な目安を紹介します。
会費制の1.5次会結婚式
会費制の場合は、お車代なしか少額負担（3000～10000円）であることが多いです。
1.5次会スタイルの場合、ご祝儀を包むよりゲストの金額的負担を軽くしているため、お車代が出なくてもゲストが納得してくれるケースがほとんど。
ですが、年配のゲストやマナーに精通している方の中では通常の結婚式のイメージが強いため、該当するゲストとの話し合いがとても大切になってきます。
ご祝儀を頂く1.5次会結婚式
ご祝儀をいただいた場合は、1.5次会スタイルとは関係なく、通常の結婚式と同様に、ゲストの交通費・宿泊代を全額または一部負担するのが望ましいでしょう。
会費制1.5次会での遠方ゲストへの配慮とマナー
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通常の結婚式と同様に、遠方から来ていただくゲスト・友人全員と、交通費について事前に連絡を取り合う必要があります。
1.5次会スタイルの結婚式がどういうイメージのパーティなのかゲストに説明し、分かってもらった上で、交通費について新郎新婦のできること、できないことをお話しましょう。
お車代のあり・なしの決定の仕方
新郎新婦の自己負担状況や、パーティでの会費とゲストの飲食代の状況によって、お車代のあり・なしを慎重に考え決定しましょう。ゲストへのおもてなしの気持ちだけが先走り、無理をして身の丈にあっていない無理な金額の気遣いをしては、ゲストも恐縮してしまいます。
会費制の1.5次会スタイルにすることでゲストの負担はだいぶ軽減されています。そのことを踏まえ、距離・宿泊・ゲストの労力を客観的に判断して、新郎新婦二人でお車代負担の基準を決めましょう。基準を決めることで、ゲストに対して説明しやすくなります。
お車代のあり・なしは必ず事前に説明する
遠方のゲスト一人一人と直接、連絡を取りましょう。
1.5次会の結婚式のパーティスタイルの説明と、お車代をどこまで負担できるのか、ありかなしかをお伝えしてください。その上で、結婚式に参加してもらえるかどうかお伺いすることをお勧めします。
特に仲のよい友人や大事なゲストであれば、新郎新婦のパーティの内容と状況をきちんと分かってくれるはず。
気持ちよく出席していただけるよう、ひと手間を惜しまないようにしましょう。
1.5次会での遠方ゲストへの交通費（お車代）まとめ
1.5次会結婚式では、遠方から招待する友人・ゲストへの交通費「お車代」について、事前にゲスト一人一人と話し合う必要があります。会費の設定金額やパーティの規模によっては、少額負担・またはお車代なしという選択もあります。きちんとその状況を説明し、来ていただけるかお伺いしましょう。
ゲストの負担を軽減するのはホストの役目。遠方から駆けつけてくれる人が、気持ちよく参列できるように工夫してください。
