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時間や金銭面でも余裕が出てきた頃に挙げるいわゆる「パパママ婚」。ファミリー婚とも呼ばれ、出産後に結婚式を挙げることです。
そこで気になるのが、パパママ婚に招待するゲストの気持ち……。「招待したら迷惑だと思うのでは?」と、不安な気持ちを抱える方もいらっしゃるでしょう。
パパママ婚に行きたくないな、なんて思われない工夫やポイント、注意点も併せてご紹介していきますので、ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
パパママ婚は迷惑と思われる?
産まれてきた子どもと挙げる結婚式であるパパママ婚。結婚と出産が重なったことで式を挙げる時間や金銭面でも余裕がなかったり、妊娠中の体調が不安定だったりなど、式が挙げれなかった理由はさまざまでしょう。
ですが、子どもが産まれ落ち着いたところで結婚式を挙げようと考えてみたものの、招待されるゲストに「迷惑だと思われないかな」と、気になるところではないでしょうか?
では、どういった理由からパパママ婚に招待されたことを迷惑だと思うのでしょうか?
パパママ婚を今更と思う人もいる
パパママ婚は、入籍や出産をすでに終えた二人が挙げる結婚式のことです。そのため、従来の結婚→出産といったスタイルとは違うタイミングでの結婚式に「今更、結婚式を挙げるの?」と感じるゲストもいることを知っておきましょう。
そういった点も踏まえて、両親や親戚、友人、会社関係などに感謝の気持ちを伝えるために結婚式を挙げたいと思っていても、招待するゲスト選びはよく考えて検討しましょうね。
パパママ婚が迷惑な理由:入籍の際にお祝いを渡しているから
入籍と出産が重なるパパママ婚は、お二人が結婚式を挙げる予定がない場合など、親戚や友人などは先に結婚祝いと出産祝いを送ることとなります。
ですから、産後改めて結婚式に参列するとなると、それとは別に新たにご祝儀を渡すことになります。
結婚式は結婚式でお祝いだからと快く準備するゲストもいらっしゃいますが、事前に結婚祝いや出産祝いを頂いている場合は、注意が必要ですよ。
パパママ婚が迷惑な理由:子どもがぐずったり歩き回ったりで結婚式が楽しめない
ゲストの中には、子ども自体苦手な方や騒がしいのがストレスになる方もいらっしゃいます。ある程度の年齢に達していなければ、子どもは大抵の場合じっと座っていられれません。せっかく参列した結婚式が騒がしくて楽しめないのでは?と考える方もいらっしゃいます。
パパママ婚が迷惑な理由:親になってからのお披露目に疑問
夫婦になることを誓う結婚式ですが、既に入籍も済ませ子どもが産まれたお二人が、改めて結婚式を挙げることに疑問を持つ方も少なくありません。ですから、入籍も終えて親になっているお二人のお披露目は必要なのか?と捉える人もいるようです。
パパママ婚が迷惑な理由:子どものお世話や体調によっては新婦不在になる
自分たちの子どもを連れての結婚式。子どもの月齢によりますが、乳幼児の場合はまだまだママの力が必要です。
小さい子どもは体調も崩しやすく、ぐずって泣いてしまうことも多々あります。それらほとんどのことをママが対処することとなり、席を外すことが出てくるかもしれません。
お二人を祝福にきたのに、新婦が不在気味だと参列したゲストも残念だと感じるでしょう。
パパママ婚を挙げる際の注意点
パパママ婚を迷惑だと感じる理由をここまで挙げてきましたが、それらを踏まえて注意しておくべき点がいくつかありますので、ご紹介いたします。
結婚式の進行やプログラム構成に工夫をしましょう。子どもがぐずらないような時間配分やゲストも飽きない演出を取り入れるなどが必要です。ゲストが迷惑だと感じる理由を元に、事前に対策をしておくことで、パパママ婚に参列して良かったと思ってもらえますよね。迷惑だと思われないパパママ婚にするために必要な5つのポイントを以下の項目からご紹介していきます!
パパママ婚を迷惑と思われない5つのポイント
迷惑だと感じるさまざまな理由を元に、パパママ婚に参列することを迷惑だと思わない配慮が必要となります。参列を迷惑じゃないかなと迷った場合に抑えてほしい、5つのポイントをご紹介していきますので、ぜひ、参考にして素敵なパパママ婚にしましょう。
1.子どもを預ける手配をしておく
上述したように子どもの月齢によりますが、子どもにはママの手助けが必要なシーンがたくさんあります。なるべく披露宴を中座する回数を減らすためにも、ベビーシッターを頼んだり、前もって子どものお世話をお願いできる方にお願いをしておきましょう。
2.断る選択をしやすい招待を心がける
お二人が叶えたい理想の結婚式はあるかと思いますが、参列してくれるゲスト側の立場になった招待を心がけましょう。
ゲストの事情に配慮した招待の仕方は、パパママ婚を叶えたい思いがきっと伝わることだと思います。事前にしっかりと日程や場所、お車代の有無などを伝えて、断りやすい雰囲気や逃げ道を作ってあげることも、おもてなしの一種ですよね。
3.子どもを含めた演出をポジティブに取り入れる
子どもと一緒に挙げるパパママ婚の主役は3人ですから、お子さんの活躍を上手に取り入れて、お披露目をスマートに演出しましょう。
- リングボーイ&ガール
- ゲストに食事やプチギフトなどをサーブする役
など、お子さんとゲストが自然と繋がるような演出も素敵ですよね。
子どもが苦手なゲストや騒がしさにストレスを感じても、ほっこりとした演出で会場の雰囲気を盛り上げれば、迷惑だと感じていた気持ちも和らぎますよね。
4.パパママ婚を活かした演出
お子さんメインの演出だけでは偏りが出てしまうと、参列したゲストがちょっと取り残された感が出てしまいます。例えば、招待するゲストにもお子さんと一緒に参列してもらい、会場全体で家族を感じられる演出などもアットホームで心に残る結婚式となるでしょう。
パパママ婚であることを迷惑かもしれないと不安がるだけでは、せっかくのセレモニーを楽しめなくなってしまいますので、デメリットをメリットに変えるアイデアで乗り切りましょうね。
5.ゲスト負担を考えて会費制なども検討する
結婚・出産を経てからの結婚式となると、パパママ婚を挙げるまでに出産祝いなどのご祝儀をいただいている方も多いでしょう。
そういった場合は、ご祝儀制の結婚式にこだわらず会費制の結婚式や1.5次会タイプのパーティーであれば参列するゲストの負担を軽減できます。
なるべくゲストの負担を少なくする工夫をして、招待する側もされる側も快く顔が合わせられるパパママ婚にしましょうね!
迷惑だと感じない配慮や工夫でパパママ婚を挙げよう
落ち着いた頃を見計らってやっと結婚式を挙げようと考えたけれど、ゲストの気持ちを考えたら「パパママ婚に招待したら迷惑かな」と不安を抱えてしまう方も少なくありません。
ですが、家族一緒で挙げる結婚式は、参列するゲストにも楽しんでもらえる工夫がたくさんあります。それらを活かして、お二人らしいパパママ婚を叶えてほしいと思います。
事前に配慮しておくポイントをしっかりと抑えて、お子さんと3人一緒に笑顔溢れるパパママ婚を迎えてくださいね。