親戚に送る結婚報告はがきの書き方と文例

親戚に送る結婚報告はがき©Elena Nichizhenova – shutterstock.com

結婚報告はがきを親戚に送る場合はどのような文章を書けばよいのでしょうか。結婚したこと報告するための大切なはがきとなるため、親戚に送る場合でもきちんと書いたほうがよいのか、カジュアルな文章でもよいのか悩んでしまう方も多いようです。親戚に結婚報告を伝えるはがきの書き方や文例をご紹介します。

親戚に送る結婚報告はがきの作り方

親戚に送る結婚報告はがき©aprilante – shutterstock.com

結婚はがきとは、親戚や上司といった普段お世話になっている方々に結婚の報告と、今後のお付き合いのお願いや新住所や名字の変更を知らせるものになります。上司など目上の方に送る場合はしっかりとした文章がよいですが、身内となる親戚に送る場合は堅苦しくなりすぎなくてもよいかもしれません。普段からお世話になっている親戚の方であれば、少し砕けた言葉でも気持ちが伝わる文章であれば問題ありません。遠方に住んでいて疎遠になっている親戚には、丁寧な言葉を使ったほうがよいでしょう。結婚報告で使用する写真は、結婚式写真や前撮り写真もよいですが、普段会えない親戚には家族が写っている写真を選ぶと喜ばれます。

親族に送る結婚報告はがきの書き方

構成

挨拶の言葉
「拝啓」から始まり「敬具」で終わる挨拶の言葉は、親戚であれ目上の方に送る場合は書いたほうがよいでしょう。

 
本文
結婚(入籍)の報告、日にち、新居の知らせ、今後の抱負やお付き合いをお願いする文を書きます。

 
新しい住まいの住所
新しい住まいの住所をお知らせするものにもなるので、きちんと書きましょう。

 
お二人の氏名
お二人の名前は連名にし、新姓になった場合は()で旧姓も書きましょう。

基本の結婚報告はがきの文例

拝啓 桜花の候 ご無沙汰しておりますがお変わりなくお過ごしでしょうか。
 
私事ではございますが、◯月◯日に結婚したことをご報告させていただきます。
これからは二人で力を合わせて、明るい家庭を築いていきたいと思っております。
まだまだ未熟者の私たちですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

親戚に送る場合の文例

結婚報告はがきは、状況によって書き方が変わってきます。いくつか文例をご紹介します。

通常の結婚式を挙げた場合

拝啓 立春の候 皆様にはますますお元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。 
 
この度 私たちは◯月◯日に結婚し、新たな人生をスタートさせました。
未熟な二人ですが、助け合いながら頑張っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
今度二人で挨拶に行きます。

参加してくれた親戚へのお礼

拝啓 桜のつぼみもほころぶ季節となりましたが、その後お変わりなくお過ごしでしょうか。
 
先日は、ご多忙の中結婚式にご出席していただきありがとうございました。
久しぶりに元気なお姿を拝見し、とても嬉しかったです。
これからも私たち二人をよろしくお願いします。

参加はしなかったもののお祝いをいただいた親戚へのお礼

拝啓 立夏の候 皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 
この度は私たち結婚の際し、心のこもったお祝いの品をいただき誠にありがとうございました。いただいた〇〇は、夫婦で大切に使わせてもらっています。
ささやかではございますが、お礼の品をお贈りしますのでお納めください。
 
未熟な私たちですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

入籍のみの場合

拝啓 青葉若葉のさわやかな季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
この度私たちは◯月◯日に入籍し、新生活をスタートしました。
これから二人で力を合わせて笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います。
これらもよろしくお願いします。
近くに来たときは、遊びに来てください。

親戚に送る結婚報告はがきの書き方と文例まとめ

結婚報告はがきは、送る相手によって書き方を変えてもよいでしょう。疎遠になってしまっている親戚には丁寧な言葉で、普段からお世話になっている親戚には、砕けた文章でも自分らしい言葉のほうが伝わりやすくなります。普段会えない親戚のはがきに写真を載せる場合は、家族が写っているものを選ぶと喜ばれます。はがきを送る期日などマナーを守り、親戚に気持ちのこもった結婚報告をしましょう。

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