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恋人との結婚を考えているけど、タイミングがつかめず悩んでいるという方もいらっしゃるのでは?
決めきれない理由がそれなりにあるとは言え、あまりにも悠長に構えていたらいつの間にか相手と破局……ということも十分にあり得ます。
決断ができず恋人を逃し、後々まで後悔を引きずり続ける、なんてことにならないためにも、結婚を決断するタイミングをしっかりと見極める必要がありますよ。
目次
結婚のタイミングはいつやってくる?
ゼクシィトレンド調査2019によると、結婚を決めた理由のTOP5は以下の通りになります。
理由 | |
1位 | 相手と一緒に将来を生きたかったから |
2位 | 相手と一緒に生活をしたかったから |
3位 | 子どもなど家族が欲しかったから |
4位 | 精神的に安らぎが得られるから |
5位 | 結婚する年齢になったから |
相手と共に生き、家庭を築いていきたいという気持ちのもと、結婚を決意する方が多いようですね。また、年齢をきっかけに結婚を決めることもあるようです。
こちらはあくまで結婚を決めた理由ですが、では結婚のタイミングはどのようにして訪れるのでしょうか。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
結婚のタイミング:「この人なら」という確信が生まれた
特別な出来事やピンチがなくても、確信というものはある日突然訪れます。
ふとした瞬間に感じた「この人とならずっと一緒にいられる」という確信を信じ、そのまま結婚するというカップルも決して珍しくはありませんよ。
結婚のタイミング:年齢から考えて
特に子どもが欲しいと思っている女性は、「出産時の母体リスクもあるし〇歳までには結婚したい!」と考える方が多いようです。
また、25~35歳辺りになると周りの人々も次々に結婚していきますし、人によってはご両親が結婚されたのと同じくらいの年齢かもしれません。
その流れにも感化され、それじゃあ私たちも結婚しようか、という具合に結婚を決める人も少なくはないんだとか。
結婚のタイミング:生活が安定したら
収入も安定し、仕事にもかなり慣れ、色々なことに余裕が出てきたタイミングで、そろそろ結婚を……と考えるようです。
多少情熱に欠けるように感じてしまうかもしれませんが、一番堅実で冷静な状況での判断ですので、「あの時勢いで結婚したばっかりに……」という類の後悔をする確率は低そうです。
結婚のタイミング:妊娠の発覚
なんとなくこのまま結婚するんだろうなと思いつつ、これといったタイミングが……という時期に妊娠が発覚すると、その流れで結婚をすることもあるそう。
順番が違う、なんて声もあるかもしれませんが、最終的に責任と覚悟を持って愛情深く育てられるのなら、外野にとやかく言われる筋合いはありません。
結婚のタイミングとして立派な理由の一つではないでしょうか。
結婚を決断するタイミング:周囲に感化されて
親しい友人が結婚したり、周りの人々に「結婚しないの?」と催促されたり、そうした日常の流れにうまく乗って結婚、というケースも。
意思まで流されるのは大変よろしくありませんが、あくまで決断するきっかけであるならば、特に問題はないでしょう。
こんなタイミングで結婚を決めるのはダメ!
結婚をするタイミングは人によってさまざまですが、一つだけ決めてはいけないタイミングが存在します。
それは、自分ではなく他人の意思が働いた時に結婚を決めてしまうことです。
周囲の後押しや勢い、流れで結婚することは決して悪ではありません。ですが、その決断は必ず「自らの確固たる意思」によって下されるべきです。
なんとなくで決めた結婚が思いがけずうまくいけば万々歳ですが、そうでない場合、「なぜあの時しっかり考えなかったのだろう」と過去の自分を呪い続けることになりかねません。
どんなタイミングで結婚するのも自由ですが、「周りの声」ではなく「自分の意思」に従って結婚を決めるようにしましょう!
結婚を決めきれない理由とは?
結婚のタイミングが日常の中に無数に存在していながら、それをうまくつかむことができない、という方も少なくはありません。
その理由は様々ですが、
- もっといい人が現れるかもしれない
- この人と一生一緒にいられるか不安
- 自分の人生の決定的な分かれ道に思えて怖い
などと考えて思い悩んでしまい、イマイチ結婚に踏み切ることができないということが多いのだそう。
これに加え、男女で悩みが分かれる部分もあるようです。
女性が結婚を悩む理由
仕事を大切にしている方は特に、「結婚によって自分のキャリアが犠牲になるかもしれない」という不安を感じるのではないでしょうか。
- 専業主婦になることを望まれた
- 相手が転勤の多い職業に就いていて、別居は考えていない
- 相手の実家に入ることが結婚の条件になってしまった
というようなケースは、決して珍しくはありません。
仕事が好きであればあるほど、その気持ちに比例して不安も大きくなり、「本当にこのタイミングで結婚してもいいんだろうか」という不安が生まれてしまうようですね。
男性が結婚を悩む理由
現代は共働きが当たり前の時代ではありますが、「もし子どもが生まれたら一定期間は自分が家族を養わなくては」というプレッシャーを感じてしまう方も。
奥さんが働いていない間に手当が出るとしても、その金額で本当に十分なのか、もし足りなかったら自分の稼ぎだけでも家族を養っていけるのか、という不安は拭いきれないようです。
結婚を決断する前に確認しておくポイント
結婚の決断があまりにももたついてしまうのも考えものですが、気がはやって勢いで決めてしまうのも危険だと言えるでしょう。
重要なのは、検討する期間の長さではなく思考の深さです。十分に、しかし時間をかけすぎずに相手との未来を考え、最良の決断ができることがベストですよ。
勢いだけで決めていないか客観視を
「私にはこの人しかいない!」という直感も時には必要ですが、それだけで結婚を決めてしまうのはいささか早計過ぎます。
好きという気持ち以外に、この先の結婚生活を円満に送っていけると確信できるような要素がすぐに思い浮かばないのなら、一度立ち止まってじっくり考え直してみるのもいいかもしれません。
価値観や金銭感覚のすり合わせは十分に
一緒に生活していくのですから、価値観や金銭感覚はある程度すり合わせておく必要があるでしょう。
違いを楽しむことができる余裕があるのならいいかもしれませんが、よっぽどの人格者でない限り価値観のすれ違いは苛立ちを生みます。
蓋を開けてみたらイライラするばかりの結婚生活だった、とならないためにも、事前にお互いを知っておくことは必要だと言えるでしょう。
子どもや親戚など人との付き合い方を確認
大抵の場合は大丈夫かもしれませんが、中には驚くほど人づきあいが苦手だったり、びっくりするような発言を悪気なく口にしてしまう方もいます。
結婚してからではもはやどうにもなりませんので、その前に人並みに人づきあいができる相手かをきちんと見定めておきましょう。
結婚によって不利な条件を強いられる可能性はないか
どういった条件が不利になるかは人それぞれですが、例えば義両親との同居が絶対だったり、仕事をやめざるを得ない状況に立たされてしまうこともあります。
そういったリスクが発生しないかどうかも、あらかじめ入念に確認しておく必要があるでしょう。
家事・育児に対する意識はあるか
家事は言ってしまえば慣れなので、たとえ結婚を決める段階で不慣れだったとしても、本人のやる気さえあればどうにでもなります。問題はその気があるかどうかです。
育児も同様で、母親か父親かは関係なく、生まれた子が第一子なら両親ともに子育ては初心者です。その意識が無く、「母親は妊娠してる間も含めたら親として1年先輩だから」などと言っているような相手では、はっきり言って将来は不安です。
家事も育児も二人でやって当たり前、と考えられない相手との結婚は、あまりおすすめはできないと考えられるでしょう。
結婚のタイミングを見誤らないために
結婚をするタイミングを焦りすぎても、逆に決めあぐねすぎても、「こんなはずでは…」となる可能性が高いです。
難しいかもしれませんが、二人で適度なタイミングを探っていくしか方法はありません。
結婚をしたこと、しなかったことを後悔しないためにも、決断は慎重かつスピーディに下すことが大切ですよ。