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結婚が決まったら、結婚式や新生活に向けて準備することが盛りだくさんです。初めてのことばかりで、何から手を付けたらいいかわからないという方も多いでしょう。ですが、しっかりとスケジュールを立てて取り組めば大丈夫。安心して結婚式当日を迎えられるよう、結婚準備のステップをご紹介します。
目次
結婚準備の前にリストを作成しよう
結婚式をゴールとした場合、結婚準備の平均期間は約8ヶ月が一般的のようです。結婚準備には、挨拶から書類の届け出、式場決めやハネムーン、新居の検討など多くの項目があります。やることを頭で考えるとパンクしてしまいそうですが、何も難しいことはありません。いつまでに何をすればいいのかをリストにしておけばいいのです。
一般的な結婚準備の流れをご紹介しますので、その中からご自分に必要な項目をピックアップし、自分なりの結婚準備リストを作ってみませんか?どうせなら結婚準備を楽しみましょう!
結婚準備やることリスト:プロポーズ後
まだまだ余裕!?結婚式の1年~7ヶ月前までに必要な準備についてご紹介します。
両家の親に挨拶
二人の結婚の意思が固まったら、双方の親へ挨拶をしましょう。まずは自分の親にそれぞれが報告し、その後お互いの実家を訪問するのが一般的です。訪問日時は両親の都合に合わせるといいですね。その際は手土産を忘れずに!
婚約指輪・婚約記念品の購入
プロポーズ時点で婚約指輪が用意されている場合は問題ありませんが、顔合わせや結納で婚約指輪が必要になることもあります。予定を確認して間に合うように準備しましょう。
婚姻届の提出
挙式前に入籍する場合は、婚姻届を役所に提出します。婚姻届の受理日が結婚記念日になることが多く、日付にこだわりたい人もいるでしょう。二人で話し合い、納得した形で婚姻届けを出せるといいですね。
両家の顔合わせ・結納
当人同士はもちろん、両家が集まる場を設けます。顔合わせは食事会のみであることが多く、比較的カジュアルなスタイルです。一方、結納は正式な儀式で、結納品を取り交わし、婚約の約束をします。どちらの方法を選ぶか事前に話し合っておきましょう。
結婚式の日程決め
両家の顔合わせが済んだら、結婚式の日取りを決めます。結婚式の日程を決めるにあたり、仕事の都合や準備期間などを考慮する必要があるでしょう。日程が決まらなければ式場探しもできません。
式場見学・予約
結婚式に憧れを抱く女性は多いでしょう。自分の思い描く結婚式のスタイルをパートナーに話し、それに合わせて会場を選ぶといいですね。人気の結婚式場は数ヶ月先まで予約がいっぱいなんてこともあります。後々あたふたしないためにも、気になる会場がある場合は早めに予約しておきましょう。
新生活について話し合う
早い時期から話し合っておくといいのが新居についてです。実家暮らし、一人暮らし、同棲など様々なスタイルのカップルがいることでしょう。結婚後の暮らし方について理想と現実が噛み合わないこともありますよね。トラブルを防ぐためにも二人でしっかりと結婚生活をイメージしておくことをおすすめします。
結婚準備やることリスト:結婚式まで半年
そろそろ本格始動!結婚式の6ヶ月~4ヶ月前までに必要な準備についてご紹介します。
衣装・小物を選ぶ
結婚式の準備で最も盛り上がるのが衣装選びかもしれません。女性はウェディングドレス、男性はタキシードと特別な衣装に身を包むのが結婚式です。それぞれの衣装を試着し、自分好みの一着を見つけてください。
ハネムーンについて話し合う
ハネムーンに行く日程を話し合いましょう。ハネムーンに海外を選ぶ場合は、休暇日数や予算など、多くのことに気を回さなければなりません。いつ、どこに、どのくらい滞在するのかをしっかりと話し合い、思い出に残るハネムーンにできるといいですね。
結婚指輪を準備
結婚指輪は挙式で必要になることがほとんどです。そのため、早い段階から下見をしておきましょう。ブランドや店舗によりますが、デザインや刻印内容によって納期に時間がかかる場合があります。直前に慌てないためにも、この時期から結婚指輪を探し始めましょう。
職場や友人に報告
結婚式の報告も兼ね、職場の人や親しい友人に結婚の報告をします。特に、結婚式に招待する予定の人には、招待状を送る前に事前にお知らせしましょう。直近になってお願いするというマナー違反にならないよう、余裕をもって連絡できるといいですね。
二次会会場決め
結婚式後に二次会を行う場合、早めにお店をピックアップして予約をしましょう。結婚式会場同様、人気のお店は予約が取りづらいことがあります。二次会に招待するおおよその人数を考えて会場を選び、食事内容を相談するといいでしょう。
ゲストのリストアップ
会場や報告が一通り済んだら、結婚式に招待するゲストのリストアップをします。仕事、友人、親族の大きなカテゴリーの分類し、双方のバランスを考えて選ぶといいでしょう。
結婚準備やることリスト:結婚式まで3ヶ月
いよいよ大詰め!結婚式の3ヶ月~1ヶ月前までに必要な準備についてご紹介します。
ブライダルエステ
せっかく綺麗な衣装に身を包むなら、自分の体をメンテナンスしたいと考えるのは自然なことです。当日輝くためにも、早めにスタートしてじっくりとケアしておきましょう。
食事・装飾決め
披露宴でゲストに提供する食事やウェディングケーキ、会場の装飾について具体的に決めていきます。自分たちのイメージを叶えつつ、ゲストへの感謝を込めた内容のものにできるといいですね。
席次表・席札決め
席次表に頭を悩ませるカップルは多いようです。本人同士が同じ職場や共通の友人が多いとスムーズに進みますが、そうでない場合がほとんどでしょう。席次表に時間をかけすぎることを防ぐためにも、ゲストをリストアップする際にお互いのバランスをみておくことが大切です。
プログラム・演出決め
披露宴の流れや演出、BGMなどを決めます。結婚式のスタイルに合わせたBGMや余興、新郎新婦からのサプライズなど、アイディアがある場合は、この時点でプランナーに相談しておくといいですね。
招待状発送
結婚式の日程や会場、ゲストが決定し、いよいよ招待状を発送します。結婚式の招待状を発送すると、結婚式の実感が湧いてきますよね。ゲストの人数にもよりますが、招待状を手作りする、デザインにこだわりたい人は早めに準備するように心がけましょう。
引き出物を決める
結婚式でゲストに配る引き出物を決めます。大抵は式場から提案されますが、オリジナリティのある引き出物を用意したいのであれば、早めに準備に取り掛かりましょう。このタイミングで、披露宴後のお見送りで配るプチギフトも検討しておくといいですね。
ヘアメイク決定
結婚式当日のヘアメイクについて最終決定します。ドレスはもちろん、会場の雰囲気に合わせることも大切です。
結婚報告ハガキの準備
ハガキの発送は結婚式後になりますが、早めに準備しておくに越したことはありません。披露宴に出席できなかった職場や友人に無事結婚式を挙げた旨の報告をします。出すタイミングは式後1~2ヶ月以内が目安で、時期が合えば季節の挨拶と兼ねてもOKです。
結婚準備やることリスト:結婚式直前
結婚式が間近に!結婚式当日までにやっておくべき準備についてご紹介します。
手紙作成
結婚式の演出に手紙を入れた場合は用意が必要です。新婦から両親への手紙、新郎のお礼スピーチなど、落ち着いた気持ちで作成しましょう。大人になると手紙を書く機会が少なくなるものです。自分の心と向き合ったり、思い出に浸ってみたり、手紙を書く時間も楽しめるといいですね。
お礼の準備
結婚式のスピーチや受付、遠方からのゲストなどに渡す「お礼」や「お車代」を準備しておきましょう。ギリギリになってバタバタすることのないように、金額やマナーをきちんと調べておくことが大切です。
ネイルサロンへ
ブライダルネイルの種類は様々ですが、セルフネイルではなくサロンに行く場合はいくつか注意が必要です。
ジェルネイルを施す場合、タイミングに気をつけましょう。あまり早いと当日までに爪が伸びてしまい、美しいとは言えない指先になってしまいます。しかし、前日など結婚式の直前に施してしまうのも危険です。思うような色やデザインでなくてもやり直しができません。結婚式の1週間~2週間前までに施すことをおすすめします。
また、ブライダルネイルを記念として残すならネイルチップが最適でしょう。ネイルチップはいわゆるつけ爪のことで、事前にデザインを相談しておけば作成してもらえます。
結婚準備は時間にも心にも余裕を持ってしよう!
結婚の準備にかけられる時間はカップルにより異なります。また、結婚準備のゴールが結婚式ではなく、ハネムーンや新居への引越しが目的だという人もいるでしょう。
どんなスタイルを選ぶかは二人次第です。二人が決めたゴールまでに費やせる時間や費用はどれくらいかを十分に整理し、結婚準備に取り組みましょう。
時間に余裕を持つことができれば、自然と心にも余裕ができるものです。ひとつひとつクリアして、素敵な結婚式当日を迎えてくださいね。