結婚を前提にした同棲のメリット・デメリットを紹介!

結婚前提の同棲© iStock.com/imtmphoto

結婚を意識した時、同棲すべきかどうか迷う人もいるでしょう。しかし、結婚前提に同棲を始めたものの、同棲期間が長引いて結婚のタイミングを逃してしまった、という人もいます。

どうすれば、同棲から結婚までをスムーズに進められるのでしょうか。結婚前提に同棲をするメリット・デメリットをご紹介しますので、同棲に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

結婚前提の同棲はあり?

結婚前の同棲には様々な意見があり、結婚前提の同棲が良い、悪いと一概にはいえません。

結婚前提の同棲は、結婚前にお互いの生活習慣やくせを把握できるのは良いけれど、結婚の機会を逃す可能性があるとも考えられます。

また、本人同士が同棲に前向きでも、親世代の中には結婚前の同棲を快く思わない人もいます。同棲のメリット・デメリットから、結婚を前提とした同棲の意味を考えてみましょう。

結婚を前提に同棲するメリット

同棲のメリット© iStock.com/Nattakorn-Maneerat

では、結婚前に同棲をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。ご紹介していきます。

結婚生活の練習になる

結婚前の同棲は、結婚生活をリアルに体験できるというメリットがあります。実際に寝食を共にすることで、お互いの生活スタイルを把握できるでしょう。

一度結婚すると、簡単に離婚することは難しいかもしれません。ですが、同棲中に相手の耐えがたい部分を見つけたとしても、結婚前なら別れてしまえば済むことです。

結婚前提の同棲は、結婚に向けたお試し期間であるといえますね。

お金を貯めやすい

二人の間で結婚の意思が明確であれば、結婚前の同棲によって、結婚資金や将来の貯蓄を計画的に行うことができます。

特に、別々に一人暮らしをしていたカップルなら、家賃や光熱費などの生活にかかる費用が節約できることは、大きなメリットでしょう。

結婚生活や子どものためなど同じ目標があれば、お互いに支え合って貯蓄ができますね。

生活力がわかる

経済的な面や家事のレベルなど、付き合っているだけではわからなかった部分が見えるのも同棲のメリットです。

結婚前に相手の生活力を知っておけば、「こんなはずじゃなかった!」と結婚後に苦労することも少なくなるでしょう。

安心感や心強さがある

同じ場所に帰ることができるのも、同棲のメリットですね。住まいが同じになると、これまで別々の家に帰っていた寂しさがなくなり、安心感が得られます。

また女性の場合、同棲のおかげで防犯面に不安を抱えずに済みますし、男性の存在に心強さを感じるでしょう。

結婚を前提にした同棲のデメリット

デメリット© iStock.com/Makidotvn

続いて、結婚前に同棲するデメリットについてみていきましょう。

結婚のタイミングを逃す

同棲当初は結婚するつもりでも、実際に同棲すると婚期が遅れてしまうこともあります。

同棲は結婚と違い、お互いの親や親戚と関わる義務はなく、責任や面倒な手続きが不要です。そのため、同棲の状態が心地良くなると、結婚の必要性を感じなくなります。

結婚生活のように過ごせてしまう同棲は、結婚に対するモチベーションを一気に下げてしまうのかもしれませんね。

お金の管理が難しい

同棲生活を円滑に続けるためには、お金の管理が重要です。生活にかかる費用を分担し、二人の収入からやりくりしなければなりません。

特にありがちなのは、自分と相手の負担に差があることです。一方だけが我慢するかたちになってしまうと、当然同棲生活はうまくいきません。

たとえ結婚を約束していても同棲に法律上の縛りはないので、お金の管理をしっかり話し合っておかなければ、平等な分担が難しい場合が多いですね。

別れることもある

同棲を、結婚できる相手かどうか見極める期間として捉えている人も少なくありません。そのため、二人の間に何か問題が起きても、一緒に乗り越えていくことが難しくなります。

結婚を見据えた同棲でも、努力や覚悟が足りないと、結婚どころか別れを引き起こしてしまう可能性さえあるのです。

嫌な部分が見える

一緒に生活すると、恋人同士の頃には気付かなかった違いを知る場面があります。決して良い部分ばかりでなく、相手の嫌な部分に気付いてしまうこともあるでしょう。

そうして同棲生活を続けるうちに嫌なところばかり目立つようになり、克服することが難しくなってしまうかもしれません。

結婚前提に同棲する場合の注意点

話し合い© iStock.com/visualspace

何を決めておけば、同棲から結婚までスムーズにたどり着けるのでしょうか。

結婚前提に同棲する場合、次のことに注意しておきましょう。

  1. 自分と相手は他人だと認識する
  2. お互いの家族からも理解を得る
  3. 結婚意思を確認し予定を立てる
  4. お金の分担はしっかり話し合う
  5. 最低限のルール決めをしておく

結婚するための同棲なら、結婚の覚悟をお互いに確認したうえで、双方の親からも理解を得ましょう。

そして、お金の管理や家事の分担など、最低限の決めごとを話し合い、これから始まる同棲生活を円滑にできるようにしてくださいね。

同棲を結婚に結び付けるためには?

結婚前の同棲を成功させるためには、「結婚の意思」が重要になります。

お互いに結婚したい気持ちがあるのはもちろんのこと、結婚するまでの具体的な予定を立てておくことも大切です。

結婚できなかった…と後悔することがないよう、同棲を結婚までの準備期間と捉えておくと良いかもしれませんね。

同棲するなら結婚に結び付けよう!

結婚を前提に同棲するメリットとデメリットについてみてきましたが、結婚前の同棲が良いかどうかは人それぞれで、正解はありません。

ですが、同棲しなければわからないこと、同棲したからこそ結婚生活に活かせることもあります。せっかく同棲するなら、結婚に結び付くように、二人一緒に努力してみましょう。

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