シビルウエディングとは人前式の一種?特徴や流れ・会場の選び方も

© iStock.com/Kostakis

まだまだ日本では馴染みの薄いシビルウエディング。海外で良く取り入れられている挙式スタイルの一つで、厳格過ぎずもカジュアルすぎず、程よい格式を保って行えることで人気が高い結婚式のようです。その魅力を知れば、きっとシビルウエディングに興味を持っていただけると思います。日本でも開催できるシビルウエディング。その特徴と魅力を見ていきましょう。

シビルウエディングとはどんな挙式?

まだまだ日本では馴染みの薄いシビルウエディングの特徴や、式の流れを見ていきましょう。

シビルウエディングは格式高い人前式

宗教色の強い教会式や神前式よりも、もう少しラフで自由な結婚式を望むカップが増えています。そんな方に人気が高い結婚式スタイルが、ゲスト全員に証人となってもらう人前式。シビルウエディングは宗教色がなかったり、場所や進行が自由に行えるという点では人前式と似ています。ただ、法律上の婚姻成立の証明をメインとする点では、人前式より格式が高いといえるでしょう。

シビルウエディングの特徴

シビルウエディングは、「ミニスター」と呼ばれる資格を与えられた司式者によって挙式が進められ、ゲストの前で婚姻届に署名をし、法律上の手続きを参列者に見守ってもらうウエディングスタイルです。「婚姻」という法律的効力が生じるため、人前式のように進行は誰にでもできるわけではなく、定められた司式者によって挙式が執り行われる必要があります。

海外と日本でのシビルウエディングの違い

日本では婚姻届の受理は役所で行われるため、海外のように「その場の署名で婚姻成立」とはならない点で少し意味合いが異なります。
日本では事前に役所に婚姻届を提出し、結婚式当日は司式者が婚姻届受理証明書を読み上げる、というスタイルで行われるのが特徴です。

新郎新婦の服装

シビルウエディングは挙式スタイルに制限がないため、新郎新婦の服装は洋装でも和装でも自由に決められます。

シビルウエディングを開催できる場所

シビルウエディングの実施場所に制限はなく、どこでも自由に行えます。自分たちで手配が不安なら、シビルウエディング実施例のあるホテルや式場を選ぶとスムーズです。実施例のないホテルでも、シビルウエディングのエージェントに依頼をすれば、結婚式場と打ち合わせを行ってくれますので、一度お問い合わせをすると良いですよ。

シビルウエディングの挙式時間

一般的な挙式同様で20~30分程度となります。

挙式当日の持ち物

婚姻届受理証明書とは別に、お互いが決めた誓いの言葉が書かれた誓約文が必要となります。お二人で考えて作りましょう。

シビルウエディングに必要な役割

© shutterstock.com/ Africa Studio

シビルウエディングで必要な役割は下記のとおりとなります。

シビルウエディングの司会者【ミニスター】

当日の司会を務める人のことをミニスターと呼びます。海外では国や市町村長が資格を与えた人がミニスターとなれるのですが、日本の場合は全日本ブライダル協会によって認定された人となります。日本ではミニスターの認定を受ける資格は誰にでもあり、全日本ブライダル協会の養成講座&実施試験を終了し、協会の認定をもらえれば活動ができるようになります。

シビルウエディングの演出担当【ディレクター】

シビルウエディングに対しての知識をしっかりもち、演出や進行を行う役割を担うのがディレクターです。認定を受けていない人にミニスターを頼む場合は、全日本ブライダル協会に認定されたディレクターに、当日のリハーサルや進行をお願いする必要があります。

立会人

人前式同様にシビルウエディングでも、ゲストの代表となる立会人が2名必要となります。立会人は誰が務めても大丈夫です。当日色々サポートしてくれたり、誰よりも近くで見守ってくれる役割を担いますので、お二人と親交の深い方を選びましょう。

シビルウエディングの注意点

結婚指輪の画像© shutterstock.com/ stockcreations

婚姻届けは早めに提出をしましょう。シビルウエディングには婚姻届受理証明書が必要となってきます。この証明書は婚姻届を提出した日にはもらえず、発行可能になるまで一週間前後かかります。そのため、余裕を持った日程で婚姻届の提出が必要となりますのでご注意ください。

事情によって挙式当日までに婚姻届が出せない場合は、当日婚姻届にサインをし、後日ミニスターに婚姻届受理証明書を確認してもらうという方法もできます。この場合は事前に相談をしましょう。

日本のシビルウエディング例

日本で実際にシビルウエディングを行った方のお写真です。服装や式場などさまざまで、個性がでています。

洋装でのシビルウエディング

 

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

さとうはるかさん(@haruka422s)がシェアした投稿

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

ai nakagawaさん(@bosu0525)がシェアした投稿

和装でシビルウエディング

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

Okuyama Renaさん(@okuyama.oiseau)がシェアした投稿

シビルウエディングの流れ

当日の挙式の主な流れは下記の通りとなります。人前式よりも厳粛な雰囲気を求められるので、奇抜な演出は避けた方が良いですが、挨拶を加えたり音楽を加えたりと、お二人の希望スタイルを織り交ぜて行うこともできます。

(1)入場
(2)ミニスターからの開式宣言
(3)新郎新婦紹介(ミニスターが紹介を行います。)
(4)誓約書の朗読
(5)指輪交換
(6)誓約書への署名(新郎新婦、立会人、ミニスターによる署名)
(7)ミニスターからの祝辞
(8)婚姻届受理証明書授与
(9)退場

シビルウエディングで大人な結婚式に

あまり型にはまった結婚式をしたくない、だけどラフすぎるのも嫌。そんな方にぴったりなのがシビルウエディング。この記事を通して、シビルウエディングの魅力が伝わりましたか?

「みんなに認めてもらう結婚式」、とても素敵だと思います。自分たちらしい結婚式ながら、厳粛な雰囲気もあるので、きっとゲストにとっても良い印象を与えるでしょう。実施に際してあまりハードルも高くはないので、気になった方はシビルウエディングを選んでみるのもよいと思いますよ。