結婚式でよく使われる花の種類と参考にしたい花言葉

結婚式でよく使われる花の種類©Dina FR – shutterstock.com

結婚式の会場を華やかに彩るものといえばお花ではないでしょうか。会場の装飾にはもちろん、花嫁のブーケにも使われ、結婚式のテーマを左右する重要なアイテムです。選ぶ花で印象が変わりますが、たくさんありすぎて何を選べばいいか悩む花嫁も多いかもしれません。結婚式でよく使われるお花の種類やその花言葉と、タイプ別のコーディネート例をご紹介します。

結婚式で必要な装花

結婚式でよく使われる花の種類©MakeStory Studio – shutterstock.com

ブーケ

結婚式で花嫁に欠かせないアイテムになり、花材の種類はさまざまあります。あわせるウエディングドレスでも似合うブーケやお花の種類は異なります。最近ではデザインの自由度が高く、ラウンド、クラッチ、リースなど幅広いスタイルがあります。新郎はブーケに合わせたブートニアをつけることが一般的です。

チャペル挙式の祭壇

新郎新婦が結婚を誓う祭壇に飾る装花のことで祭壇の上や両隣りに花を飾ります。祭壇装花があるとチャペルがより華やかな雰囲気になります。使われる花の色は神聖な場所にあわせて白系が主流で、白い花を使うことで厳かな雰囲気がでます。この他にチャペルや教会ゲスト用の椅子を飾るチェアフラワーや、バージンロードを花びらで飾るフラワーバージンロードという演出もあります。

高砂(メインテーブル)・ゲストテーブル

高砂(メインテーブル)は新郎新婦が座るところになり、結婚式全体を左右する大事な装花の場所です。ゲストの視線が集まるため一番目立つ装飾をおこない、お花もたくさん使用するところになります。新郎新婦の考えた結婚式のテーマやイメージカラーにあわせてフローリストが高砂装花を作り上げます。ゲストテーブルにも高砂装花と合わせてコーディネートをし、会場全体のバランスを整えます。最近では大きい花を飾るだけでなく一輪挿しをたくさん並べる装飾も増えてきています。

結婚式でよく使われる花の種類と花言葉

バラ

最も美しいとされるのは5~6月と9~10月ですが、比較的通年流通しています。
色でも花言葉が変わります。
赤:愛情、情熱
白:純潔、私はあなたにふさわしい、深い尊敬
ピンク:上品、かわいい人
黄色:友情、愛の告白
オレンジ:絆、信頼

芍薬

4~6月の春のお花になります。
花言葉:恥じらい、はにかみ、謙遜

トルコキキョウ

5~8月の夏のお花になります。
花言葉:清々しい美しさ、優美、希望

ラナンキュラス

1~3月冬のお花になります。
花言葉:とても魅力的、晴れやかな魅力

ユリ

5~8月の夏のお花になります。
花言葉:純粋、無垢

ダリア

9~11月の秋の花になります。
花言葉:華麗、優美、豊かな愛情

花で会場の印象が変わる!種類別装飾コーディネート

かすみ草のアーチでナチュラルウエディングスタイルに

高砂バックにアーチを作り、かすみ草でボリュームある装飾をおこない存在感をだしています。ナチュラルウエディングのようなグリーンやウッド調をメインに使った会場に相性がよいです。

カーネーションで会場に花畑を

会場にカーネーションの花畑を作ったフォトジェニックなお花使いで、新郎新婦もゲストも花に囲まれた結婚式だけの特別な空間ができます。

グリーンを中心にしたシンプルでスタイリッシュな高砂

ハーブを中心にシンプルにした高砂スタイルです。瓶にグリーンを活けることで本数は少なくてもボリュームを持たせています。シンプルなスタイルがお好きな方にはおすすめです。

芍薬とチェアサインを使って上品さとカジュアルのMIXコーデ

新郎新婦が座るメインテーブルに芍薬とグリーンを使い上品で華やかにしていますが、チェアサインでカジュアル感をだしています。

カラフルなブーケで花嫁も明るい印象に

赤いアネモネがポイントのカラフルなブーケで花嫁の印象を明るく見せます。小花使いなのでポップになりすぎず、品よく持つことができます。

結婚式でよく使われる花の種類と参考にしたい花言葉まとめ

結婚式ではブーケやメインテーブルの高砂、ゲストテーブルなどたくさんのお花を使います。人気の花材やデザインで決めていくこともよいですが、大切な結婚式の日に素敵な花言葉で選ぶこともおすすめです。季節によって流通するお花の種類も変わりますので、シーズンのものを探してみるのもよいでしょう。ご自分のイメージにあったお花や花言葉を探して、結婚式を素敵なお花で装飾してください。

関連するキーワード