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妥協して結婚したら後悔の連続……なんてことになりたくないですよね。周囲の環境や年齢による焦りで深く考えないままに結婚をしてしまうと、大変な生活を送ってしまうことに繋がりかねません。
後悔ばかりの結婚をしてしまわないよう、自分の中で基準を作り、相手を見極めることが重要ですよ。
目次
結婚相手に何を求める人が多い?
打算だけで結婚する方は少ないかもしれませんが、愛情のみで結婚するという方も同じくらい少ないでしょう。
多くの方は結婚相手に何かを求めて結婚すると考えられますが、ではどのようなものを求めているのでしょうか。ブライダル総研の調査によると、男女(未婚者)別に以下の通りになっています。
男性 | 女性 | |
1位 | 性格の良さ | 共通の趣味 |
2位 | 結婚相手の年齢 | 家事の能力 |
3位 | 共通の趣味 | 仕事への理解 |
必ずしも理想の相手と結婚できるとは限りませんが、だからといって妥協に妥協を重ねて「結婚さえできればそれでいい」というスタイルの結婚をしてしまうと、後から後悔してしまうことになりかねません。
では、どのような点を妥協すると後悔に繋がってしまうのでしょうか。
データ参照:結婚相手に求める条件は?結婚している人は結婚していない人よりも結婚相手に求める条件が少ない|マーケットを読む・調査データ|リクルート ブライダル総研
ココを妥協して結婚すると後悔する:相手への愛情
いくら相手のスペックが高くても、愛情を十分に感じない相手との結婚は、多くの場合いずれは破綻してしまうでしょう。
毎日顔を合わせて生活するぐらいなら大丈夫だとしても、仮に相手が病気をしたり、職を失ってしまうかもしれません。
そうなった時、見返りを求めず支えることができる自信が無い相手と結婚してしまうと、もしかしたら好きな相手となら乗り越えられたかも……という後悔が生まれてしまいます。
ココを妥協して結婚すると後悔する:経済力
愛情が無い相手との結婚は後悔を呼び起こしますが、いくら愛があっても経済力が壊滅的では話しになりません。
ある程度のお金があってこその愛ですので、「愛さえあれば」という言葉の大半は幻想だと言えるでしょう。
お金が無いと生活と心がどんどん荒んでいき、やがては「あの時経済力を妥協していなければ……」という後悔が生まれてしまうようです。
ココを妥協して結婚すると後悔する:価値観
多少の違いならむしろ楽しんでしまえそうですが、マナー、倫理観、夫婦観などの価値観が大きくズレてしまっていると、結婚生活は大変なものになりそうです。
例えば、家事は対等にこなすものと思っている妻と、家事は女性がやるものだと思っている夫では、毎日の生活に支障が出てしまうことでしょう。
結婚前になんとなく抱いていた違和感をそのままにしたり、「結婚したら相手もきっと変わるはず!」という甘い認識のままで結婚をしてしまうと、後に後悔することになってしまうかもしれません。
ココを妥協して結婚すると後悔する:金銭感覚
相手があれこれと考えなしにポンポン物を買ってしまう人だったり、反対にあまりにも倹約家過ぎたりすることもあるようです。お金は大切ですから、それを使うときの感覚が合わないとお互いに大変な思いをしてしまいます。
また、年収が高くても浪費家だったり、自分以外のために使うお金に対してケチすぎたりすることも考えられるでしょう。
金銭感覚のズレに対してかなり大らかな考えをできるというなら別ですが、この点に関して妥協することはあまりおすすめできません。
ココを妥協して結婚すると後悔する:住む場所
結婚したら相手の実家付近に住まないといけなくなるかもしれませんし、そこが田舎すぎたり閉鎖的すぎたりすることもあるでしょう。また、近くどころか相手の家に入ってしまうことになるかもしれません。
人付き合いに大きなストレスを感じるという方は特に、「まあなんとかなるはず」という見切り発車の末に大後悔をしてしまう、という結末が考えられます。
結婚してからこんなはずではなかったと思っても、時すでに遅しという状況になってしまう可能性が十分に考えられますよ。
「妥協」ではなく「納得」のいく結婚を
妥協を一切しない結婚で必ず幸せになれる保証はありませんが、はじめから結婚を妥協すると後悔してしまう確率は高くなってしまいます。
そうならないためにも、妥協ではなく自分の中で納得ができる結婚をすることが大切ですよ。そのためのヒントをご紹介していきます。
こだわりが無さ過ぎるのも×
理想が高すぎるのも考えものですが、こだわりがまったく無いのもNGです。これだけは絶対に譲れない!という基準をいくつか設け、それに沿って結婚相手を見極めることをおすすめします。
生理的に受け付けない相手との結婚生活は厳しい
結婚において容姿は重視しないという方も多いですが、「生理的に受け付けない……」というレベルまで行ってしまうと、生活は苦痛を極めることになるでしょう。
最低限、毎日顔を合わせることに抵抗を感じない相手と結婚することが、後悔を阻止する手立ての一つとなるはずです。
周囲の声には耳を傾けて
結婚を考えているという話しを周囲にした際、相手に対して難色を示されることがあります。たとえ自分の中で「悪いところもあるけど大丈夫だろう」と思っていたとしても、その声には一度耳を傾けてみたほうがいいでしょう。
もしかすると、客観的に見てとんでもない欠点が相手にはあるのかもしれません。結婚してしまってからそのことに気がついても遅いので、まずは素直に意見を聞いてみるのがいいかもしれませんね。
「妥協して後悔した……」という結婚にしないために
結婚はなんとなく流されてするものではありません。妥協して後悔したという結婚にしないためにも、自分の意思をしっかり持って相手を選部ことが大切ですよ。
幸せな結婚生活を送るためにも、客観的な姿勢で相手を見極めましょう。