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結婚式をオンラインで執り行うカップルが増えていることをご存じですか?
昨今、新型コロナウイルスの流行のため、日本だけでなく世界中で結婚式のキャンセルが続出しています。
いつ終わるかも分からない大変な状況で、「それでも結婚式を挙げたい!」という思いから生まれたオンライン結婚式、その実態はどのようなものなのでしょうか。
目次
オンライン結婚式が広まりつつある
新型コロナウイルスの流行により、結婚式のキャンセルが相次いでいます。
中止ではなく延期という手段もありますが、感染の流行がいつ終息するかもはっきりしていないため、延期した日程をさらに先延ばしにしなければならなくなる可能性も考えられますよね。
そのような状況の打開策として今注目され始めているのが、結婚式をオンラインで行うという方法です。その動きは日本だけでなく、世界中に広まっているのだとか。
「リモ婚」「ライブウエディング」とも呼ばれるオンライン結婚式。一体どのようなスタイルの結婚式なのか、ご紹介していきましょう!
「オンライン結婚式」「リモ婚」ってどんな挙式?
新型コロナウイルス流行の影響で、「オンライン〇〇」「リモート」という言葉を耳にすることが多くなってきました。
オンライン飲み会、オンライン授業、リモートワーク……。これらに加え、「オンライン結婚式」「リモ婚」というスタイルでの結婚式が普及し始めています。その特徴をご紹介していきましょう。
式場入りするのは新郎新婦とスタッフのみ
会場には新郎新婦に加え、必要最小限の式場スタッフのみが立ち入ることになります。
人数が少なくなればなるほど感染リスクは抑えられますので、通常の結婚式に比べると安心感がかなり大きいですよね。
通常の結婚式に近い形で挙げられる
オンライン結婚式では、挙式や披露宴を執り行うことができます。ゲストがいないと成り立たない演出以外は実現可能ですので、通常の結婚式にできるだけ近い形で式を挙げることができますよ。
式のスタイルによってはゲストとの交流も可能
録画ではなく、式の様子をゲストに中継するスタイルのオンライン結婚式なら、遠隔通信ツールの機能を使ってゲストと交流することが可能です。
上手に使えば、ゲストスピーチや余興も演出に組み込むことができますよ。
新郎新婦とゲストで同じ食事ができるケースも
日本や世界各地にゲストが散らばってしまっている場合は不可能ですが、近隣に住んでいる場合は披露宴の料理を各家庭に配達し、同じタイミングで食べることができるケースも。
お互いの存在をより近くに感じるためにはピッタリの工夫ですね。
オンラインで結婚式を挙げるメリット
結婚式をオンラインで執り行うというスタイルには様々なメリットがあります。ご解説していきましょう!
ゲストは自宅参加のため感染の心配がない
結婚式は自分たちのためでもあり、ゲストのためでもあります。式を強行して万が一ゲストに感染させてしまえば、取り返しがつかないですよね。
その点、リモ婚はゲストが自宅から参加することになりますので、感染リスクを負わせてしまう心配がありません。
世界中のどこからでも参加できる
「呼びたいゲストがいたけど、海外在住だから諦めた」というカップルもいらしゃるのでは?
国をまたぐ苦労を考えると、海外に住む相手を結婚式に呼ぶのは気が引けてしまいますが、オンラインなら世界中のどこからでも一瞬でアクセスすることができます。
気軽に呼べるというのが魅力的ですよね。
「今」しか結婚式ができないというカップルに寄り添える
様々な事情から、絶対に「今」結婚式を挙げなければならないというケースもあるでしょう。
そんな希望を、オンライン結婚式なら叶えることができます。先の見えない今、通常の結婚式に比べると圧倒的に実現しやすいのではないでしょうか。
さらにカジュアルなスタイルでリモ婚をするカップルも
式場からではなく自宅から配信し、プロデュースはすべて自分たちで行うスタイルのリモ婚をするカップルも。
時間を1時間程度にとどめ、衣装はあくまで結婚式「風」。格式張らずゲストとの交流に重点を置いた結婚式を挙げ、アットホームな雰囲気でゲストにお祝いしてもらうことができます。
ツール探しやゲストへの操作説明、分かりやすい演出になるような工夫など準備は大変ですが、喜びや達成感もまた一入ではないでしょうか。
海外では「オンライン結婚」に踏み切る地域も
アメリカのNY州では、結婚式だけでなく「結婚」そのものについても、オンラインで申請が可能になりました。
新型コロナウイルスの流行がいつ終息するのか定かではありませんので、今後こういった動きが世界各国で増えて行くのかもしれませんね。
「オンライン結婚式」「リモ婚」は結婚式の新しいカタチ
結婚式をオンラインで挙げるというのは、以前では考えられないことでした。
ですが、今回の世界的大流行により「結婚式をオンラインで挙げることもある」という前例ができたため、この先、事情があって結婚式を挙げられないカップルも活用できる可能性があります。
オンライン結婚式は大変な世の中を乗り切る活路だけでなく、この先の結婚式そのものに影響を与えるのかもしれませんね。