プロポーズまでの交際期間はどれくらい?プロポーズのベストなタイミングとは

海辺でプロポーズ© iStock.com/PeopleImages

お付き合いが長くなると、なんとなくプロポーズを意識してしまいますよね。

ですが、そもそもプロポーズされるまでの交際期間はどれくらいが適切なのかが分からず、悶々としてしまう方も少なくないのではないでしょうか。

プロポーズまでの交際期間の平均や、お付き合いが短い/長いことによるメリットやデメリットなど、プロポーズのタイミングに関する情報をご紹介していきます。

プロポーズされるまでの交際期間は?

「ゼクシィトレンド調査2019」によると、交際からプロポーズまでの期間の平均は3.3年という結果が出ています。なお、細かい内訳は以下の通りです。

結婚までに付き合った期間
1年未満 5.7%
1~2年未満 26.0%
2~3年未満 23.8%
3~4年未満 14.0%
4~5年未満 9.5%
5~6年未満 7.0%
6~7年未満 4.7%
7~8年未満 3.0%
8~9年未満 2.3%
9~10年未満 1.1%
10年以上 2.7%
無回答 0.3%

交際から1~2年未満でプロポーズに至る割合が最も多く、次いで2~3年未満が多いという結果となりました。

お二人の年齢にもよりますが、やはりお付き合いが始まってから年単位の時間が過ぎると、結婚を意識する方が増えていくようですね。

ですが、これらの調査結果はあくまで目安でしかなく、プロポーズのベストなタイミングはカップルによって異なります。

また、交際からプロポーズまでの期間によっても、メリットやデメリットの傾向に変化が生まれるでしょう。

交際期間ごとの特徴を知り、ご自分たちにとって最適なタイミングでプロポーズに至ることが、幸せな結婚を手に入れるカギになるかもしれませんよ。

データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019

交際からプロポーズまでの期間が短いメリット・デメリット

陽気な夫婦© iStock.com/Goran13-1

ここからは、交際からプロポーズまでの期間が短い/長いことによるメリットやデメリットについてのご紹介をします。まずは交際期間が短いことによるメリット・デメリットから見ていきましょう。

メリット

交際期間が短いことのメリットとして大きいのは、やはり「新婚生活を新鮮な気持ちで迎えられる」という点でしょう。

相手への愛情がピークに達した時期に結婚することで幸せな毎日を送れますし、お互いの知らなかった部分が日々明らかになっていくことで、フレッシュで楽しい気持ちが続きます。

また、気持ちの面だけでなく、将来の見通しを早めに立てられるという利点もあります。

  • 子どもは何歳までに何人欲しいか
  • 家は建てるのか、その時期はいつ頃か
  • どれくらいのペースで貯金をしていくか

などなど、結婚に伴う決めごとは多岐に渡りますので、早め早めにその計画を立てることで、スムーズに行動していくことが可能になりますよ。

変化を楽しむことができ、目の前の出来事に対し柔軟に対応することが得意な人にとっては、長くお付き合いを続けるよりもスパッと結婚してしまった方が向いているのかもしれませんね。

デメリット

あまりにも相手のことを知らないままで結婚してしまうと、結婚前と後のギャップに苦しめられてしまう可能性があります。

  • 価値観の大きな隔たりに気がつく
  • 子どもを産むか産まないかの考えが一致しない
  • DV・モラハラ気質だった
  • 親への依存が激しい

というように、結婚生活を送る上で致命的な事実が発覚するケースもあるそう。

一度結婚してしまうと簡単には別れられない場合もありますので、やはりある程度の慎重さは必要だと考えられますよ。

交際からプロポーズまでの期間が長いメリット・デメリット

続いて、交際期間が長いことによるメリット・デメリットのご紹介をしていきます。短期間の交際の場合と見比べ、ご自分にとってどちらのタイプが向いているのか考えてみてくださいね。

メリット

長くお付き合いしてからのメリットは、なんと言ってもお互いがお互いのことをよく知っているという点でしょう。

長年培ってきた信頼関係もありますし、相手を深く知っているので結婚後に大きなギャップが生まれにくいところも魅力的です。

また、「時間を掛けてお付き合いを重ねてきた」という実績がありますので、親や友人など周囲の人々からの理解を得られやすいこともポイントが高いですね。

交際期間が短かったケースと比べるとどうしても新鮮さは劣ってしまうかもしれませんが、それでも恋人から伴侶へと関係性が変わったことで、お互いの新たな一面が見えてくるのではないでしょうか。

デメリット

長く付き合ったからといって相手のことを完全に知ることはできませんし、本心を隠し通されたとしたら見破る術はありません。

なので、結婚してから「あんなに長く一緒にいたのにまさかこんな人だったなんて」と幻滅してしまうような出来事が、絶対に起こらないとは言い切れないのが現実です。

また、交際期間が長くなればそれだけお互いに年を重ねることになりますので、妊娠や出産のリスクも高まってしまいます。子どもが欲しいとお考えの方にとっては、かなり手痛いデメリットではないでしょうか。

そして何より多いのは、「隣にいるのが当たり前になりすぎて結婚しても新鮮さが感じられない」という意見。

新婚生活に驚きや発見、喜びを感じたいと思う方は、あまりにも長期間に渡る交際は向いていないのかもしれませんね。

30代以上になると交際からプロポーズまでの期間が短くなることも

プロポーズ© iStock.com/Jikaboom

ご年齢が30代以上になると、交際からプロポーズまでの期間が短くなることもあるそう。

原因として考えられるのは、年齢が上がるのに比例して、結婚願望がある人と出会いやすくなる傾向があることです。

そのため、もし結婚がしたいとお考えなら恋人を探す段階で「結婚したい!」という気持ちを前面に押し出した方が、同じ気持ちを抱いている相手と出会いやすくなりますよ。

結婚したい気持ちを隠したままお付き合いした相手が結婚願望を抱いていなかった、なんてことにならないよう、お付き合いを始める前に結婚の意思はある程度伝えておくのが吉ですよ。

プロポーズまでの交際期間で気をつけること

では、プロポーズまでの交際期間にはどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

焦りは禁物!

「待てど暮らせどプロポーズされない……」という状況に立たされたとしても、焦りは禁物です。

変にプレッシャーを掛けたりイライラした気分で接してしまうと、仮に相手があなたと結婚したいと考えていたとしても、その気持ちはみるみるしぼんでしまうことでしょう。

自分の機嫌で相手をコントロールしようとしても、その大半は失敗に終わります。催促するにしても、態度ではなく言葉で示す必要がありますよ。

回りくどく相手を急かさない

「今度職場の〇〇さんが結婚するんだよね」「来月で親が結婚したのと同じ歳になるんだ!」など、回りくどい言葉で相手を急かすことはやめましょう。

あまり気分の良いものではありませんし、言葉の裏を読むことが苦手な相手にはまずもって伝わりませんよ。

一向にプロポーズの気配が無いならストレートに話してみても

ご自分には結婚したい気持ちがあるのに一向にプロポーズの気配が無い、という場合には、ストレートに「結婚したいんだよね」と持ちかけてみるのも一つの手です。

それでも反応が鈍かったり、逆上されてしまうようなら、その相手との結婚は望み薄かもしれません。

「結婚するか別れるか選んで」と選択を迫るぐらいの気持ちが無ければ、結婚はどんどん遠のいてしまいますよ。

プロポーズのベストタイミングはカップルによって違う

プロポーズ2© iStock.com/gpointstudio

今お付き合いしている人と結婚できるか、結婚後に幸せな生活が送れるかという点において、交際期間はあまり関係がありません。

何故なら、大切なのはお付き合いの長さではなく「濃さ」だから。

なので、プロポーズのタイミングは交際期間によって左右されるのではなく、相手と暮らしていける確信が得られた瞬間がベストだと考えられますよ。

お互いにとって最適なタイミングでプロポーズをすることで、明るい未来を手に入れられるのではないでしょうか。

関連するキーワード

関連記事

結婚ガイドの新着記事