1.5次会ウエディングの内容を知りたい!テーマを決めるメリット

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1.5次会のパーティの内容が、どんな感じになるのかイメージが湧かないカップルが多いのではないでしょうか。1.5次会でよく言われる「テーマを決める」とは一体何でしょう。パーティの内容を二人でしっかり詰めていく上でのテーマの決め方、やってよかった内容と、そのやり方をまとめました。

1.5次会の結婚式の内容を決めるための「テーマ」とメリットとは

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1.5次会はテーマが大事

テーマとは、1.5次会の根本になる一番大事な二人の価値観です。
1.5次会のパーティでは、披露宴を参考にした定番の「流れ」はありますが、それを参考にするかしないか、すべてカップル次第。もちろん最初から「これがやりたい!」とはっきりしたイメージを持っているカップルもいらっしゃいます。
でも、形にならないイメージがぼんやりとある、または全然結婚式が想像つかない…なんてカップルも多いのでは。
そこで、まず二人がパーティで一番大事にしたい「テーマ」を決めるのです。大事なこと、とは…例えば友情・家族・格式・趣味・二人の気持ち・おもてなし、などなど。1つでなく、複数あってもいいでしょう。テーマが決まると、そこから「どんなパーティにしたいか」と連想できて、自分たちが実現したいことが見えてきます。新郎新婦とウエディングプランナーの価値観もブレずにすみますので、スムーズに計画を進めていく上で不可欠です。

テーマを決めることでまとまりのあるパーティ内容に

では、テーマはどうやって決めればいいのでしょうか。人によってテーマの決め方は様々です。1つの例ですが、招待するゲストの顔を思い浮かべてみましょう。パーティに来てくださったゲストを、おもてなしで楽しませワクワクさせたい!と思うはず。自分たちがパーティで大事にしたいテーマを、招待するゲストの顔ぶれから想像ししていくのです。
例えば…
「友人」なら、ゲストに親しい友人だけを招いて、出来るだけゲストに負担をかけない会費制の、ラフでカジュアルなパーティがイメージできます。
「家族とお世話になった人たち」であれば、少人数でおもてなしとフォーマル重視のパーティのほうが、ゆっくりと楽しんでいただけそう。
「趣味の仲間」が多いなら、その趣味を目いっぱいフューチャーして装飾やイベントに生かしたパーティに。
二人のテーマが連想ゲームのように、発想につながっていきます。もちろん、テーマを決めてから招待するゲストの顔ぶれを絞り込む、という逆の発想もできます。

テーマのある1.5次会の内容の決め方とは

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テーマが見えてきたら、1.5次会の内容を決めていきます。内容と言っても、決めることは本当にたくさんあるので、流れから見ていきましょう。パーティの内容を決めていく一般的な流れとしては

1. 食事の形式(着席か立食かなど)、大まかな予算を決める
2. 会場の決定(1.2 は逆になることも)
3. 招待するゲストのリストアップをして打診、招待状の作成と発送
4. 衣装やドレス選び、ギフトの用意
5. スピーチや余興など協力してもらう友人へ依頼
6. 司会者を決め打ち合わせ

これらをすべてテーマに沿って内容を決めていきます。例えば、食事の形式。
テーマが「美味しい料理でのおもてなし」であれば、会場はお料理が美味しいと評判のレストランやカフェに。できるだけお料理をゆっくりと味わってほしいので、プログラムはイベントよりも、歓談を重視した流れに。ゆったりしたサービスと上質な時間を演出したいので、ピアノが上手な友人に演奏を頼む。このように、1.5次会の内容が、テーマに沿って流れで決まっていきます。ウエディングプランナーと、テーマを吟味し相談の上で、1.5次会を決めていきましょう。

1.5次会でやってみたい素敵なテーマと内容の具体例5選

ドレスコード

フォーマルかカジュアルか、装いのスタイリングに迷ってしまうゲストの悩みは、1.5次会ではつきものです。そんなゲストの気持ちの負担を軽くしてあげるために、テーマをドレスコードにして、服装を指定してしまうアイデア。「デニム」「白シャツ」「スカーフ」「スニーカー」などなど。ゲストが全員で参加でき、パーティの一体感も生まれます。できるだけゲスト全員が元々持っていそうなアイテムを指定するのが成功の秘訣です。

音楽

音楽が大好きな二人の周りには、ゲストも音楽を楽しむ方が多いもの。パーティでのBGMにこだわってみたり、大好きなアーティストのミュージックビデオに寄せた映像を作ったり、なじみのクラブのDJを呼んだり、ゲストと一緒に演奏を楽しんだり!現在では演奏OKで音響にこだわった機材一式貸し出しできる会場が増えており、音楽をテーマにしてイベントに盛り込むカップルが急増中です。

手料理

ここ数年のアウトドア・クッキングブームが追い風となって、1.5次会で自らの手料理でゲストをもてなすカップルが。会場によって実現範囲は異なりますが、一例で寿司・鍋・焼き鳥・餅つき・グリルミート。ケーキ入刀に代わっての炊飯器スイッチオンして、炊きあがったごはんを二人でおにぎりにしてふるまう、なんてアイディアも。美味しい料理を会場に任せるだけではなく、二人のおもてなしの熱意がゲストに伝わるテーマです。

お酒

酒が取り持つ縁なんていいますが、お酒きっかけで知り合ったカップルも多いのではないでしょうか。そこで会場を、その日限定でお酒を楽しむバーにしてしまうアイディアです。二人の好みで日本酒メインにしたり、クラフトビールをフューチャーしたり、ワインを並べたり。イベントでは、特選日本酒で鏡開きや、ビールバスタブ…と、演出や装飾も楽しめます。

キャンプ

趣味をフューチャーしたテーマを掲げるカップルはとても多いですが、その中でもちょっと注目したい要素は「キャンプ」結婚式で楽しいアットホームなパーティ演出がしやすいので、テーマとしては好相性。ハンモックを高砂にしてディスプレイしたり、二人でキャンプに行ったフォトをまとめて壁に飾ったり、引き菓子やプチギフトを思い入れある土地の銘菓にしたり。キャンプ場で結婚式を挙げるなんて裏技も。二人の大好きな趣味を、ゲストにおもてなしとして伝えるとができます。

1.5次会でテーマから内容を決めるメリットまとめ

1.5次会では、まずテーマを決めることで、パーティの流れや内容が決まってきます。テーマとは、パーティの根本になる二人の価値観です。1.5次会が、一体どんな感じになるのか想像つかないカップルも、まずはテーマを考えてみましょう。やってよかった実例をぜひ参考に、おもてなしの思いが自分たちらしくゲストへ伝わる、素敵なパーティにしてくださいね。