結婚式二次会で流す余興ムービーを手作りする方法

二次会で流す余興ムービー©bombermoon – shutterstock.com

結婚式二次会で人気の余興ムービーですが、最近ではムービーを手作りするカップルも増えています。ムービーを手作りしようと考えたときに、作り方がわからないという方も多いのではないでしょうか。初めての方は編集ソフトや素材選びにも悩んでしまいます。今回は、ムービー制作の流れから、動画編集に使えるソフトや素材をご紹介します。

二次会のムービー制作の流れ

企画決め

まずどのようなムービーにするのかを考えていきます。二次会のコンセプトや、会場の雰囲気、ゲストの顔ぶれなども考えながら内容をどうするか決めるとよいでしょう。インターネットやSNSなどで参考になる映像を探すとイメージがつきやすくなります。

段取り

ムービーの内容が決まったら、どこで撮影するのか、誰に出てもらうか、どのように撮影していくか段取りを決めていきます。撮影に必要な道具や小物、BGMもリストアップしておくと撮影当日も安心です。

撮影

当日は、段取りに合わせて撮影していきます。
 
撮影に必要な道具
・デジカメ、ビデオカメラ、スマホ
・三脚
・撮影に必要な衣装や小物
 
撮影する内容によっても必要な道具が変わるので、撮影に合わせて準備をしましょう。三脚は、動画を撮る場合に画面がブレてしまうこともあるので用意しておくと便利です。写真を撮る場合は、多めに撮っておくとよいでしょう。動画を撮影するときは、セリフやメッセージは大きな声ではっきりと話すと見やすいムービーになります。

編集

写真や動画を撮影し終わったら、次は1本のムービーにするため編集をしていきます。写真や動画をパソコンに取り込み、完成のイメージに沿って、写真や動画をつなぎ合わせながらコメントやBGMを入れて編集していきましょう。

結婚式二次会のムービーの作り方

二次会のムービーを自分で編集する場合、どのように作っていけばよいのでしょうか。

編集に必要なもの
・パソコン
・動画作成ソフト
・写真や動画
・ムービー使うBGM
・書き出し用のDVD

編集には動画作成ソフトが必要になります。作成ソフトに写真や動画を取り込み、文字やBGMを入れながらムービーを完成させていきます。最近では、スマホのアプリを使って撮影から編集までする作り方もあります。昔の写真を使う場合、スキャナでデータ化する必要があるので編集前にやっておくとよいでしょう。スライドショーで写真をしっかり見せるのであれば、上映時間が5分で写真は30枚~50枚ほど必要になります。事前に写真を選んでおくとよいでしょう。編集が済んだら、DVDに書き出しをしてできあがりです。

ムービー作成ができる無料動画ソフト例

ムービー作成できる動画ソフトは無料と有料のものがあります。今回は、初めての方でも安心の無料動画作成ソフトをご紹介します。

iMovie(アイムービー)

アップル社が提供する動画編集作成ソフトで、Macのパソコンがあれば無料でダウンロードできます。Macだけではなく、iPhone、iPod touch、iPadを使って、画像や映像の編集ができます。テンプレートの種類が豊富なので、初めての方も簡単に編集ができます。テンプレートを使わず細かい編集も可能。iPhone、iPodなどで編集できますが、MacがないとDVDに焼くことができないので気をつけましょう。

iMovie

Video Pad(ビデオパッド)

MacでもWindowsでもダウンロードできる無料動画編集ソフトになります。テンプレートがないため、初めての方や編集に慣れてない方は難しいと感じるかもしれません。オリジナルにこだわりたい方にはおすすめです。編集ソフトは無料ですが、DVDに落とすときに有料版にしなくてはいけないので注意しましょう。

Video Pad

ムービー作成に使える無料動画素材サイト例

Lab01らぼわん

ウエディングムービーの業者さんが運営しているサイトで、二次会ムービーに使える素材の種類が無料でダウンロード。カウントダウンやアニメーション動画が多く、かわいい素材が揃っています。かわいい雰囲気のムービーを作りたい方におすすめです。

Lab01らぼわん

NHKクリエイティブライブラリー

NHKが、過去の番組素材から切り出した映像や音声を提供している無料素材サイトです。風景素材も多く、映像素材がきれいなのも特徴です。

NHKクリエイティブライブラリー

LifeinMaterial

ナチュラルな素材からカッコいい素材まで、幅広いテイストが揃っている無料素材サイトです。誰もが知っているドラマや映画のパロディ素材も多いので、パロディムービーを作りたい方にもおすすめです。

LifeinMaterial

※説明の便宜上、商品名、サイト名を記載していますが、それらの商標権の侵害を行う意思や目的はありません。商品やサイトをご利用の場合は利用規約をよく読み同意の上、ご利用ください。

ムービーを手作りするときに気をつけること

制作時間に余裕を持って

ムービーを手作りするには、準備や撮影、編集といったことを自分たちでおこなわなくてはいけません。結婚式の準備や仕事で忙しくて、時間がとれない方は制作期間に1カ月ほど余裕をもっておきましょう。編集作業に慣れてない人は、もっと時間がかかる可能性もあるので早めに取りかかるのがおすすめです。

ムービーの長さを意識

結婚式の二次会ではムービーの上映時間は5分程度がよいといわれています。どんなに面白くても長すぎてしまうと、見ているゲスト側も疲れてしまいます。ムービーを制作するときは時間も意識して編集をおこないましょう。

できたものを必ず確認

完成したムービーの映像に不備がないか、きちんと確認しておきましょう。DVDに書き出す場合は、確認ができてからにするとよいでしょう。映像が入ったDVDができあがったら、会場でもきちんと映像が流れるかを確認しておくと当日のトラブルも防げます。

難しいのであれば制作会社に頼むのもおすすめ

ムービーを自分で制作するのには時間がかかります。結婚式の準備や仕事で忙しい中での作業は大変です。初めての方は編集がうまくいかず、時間だけが過ぎてしまうこともあります。その場合は無理をせず、制作会社に頼むのも一つの方法です。

結婚式二次会で流す余興ムービーを手作りする方法まとめ

結婚式の二次会で流すムービーを初めて手作りする場合、制作時間がかかること想定して期間に余裕を持っておこないましょう。動画作成ソフトは無料のものから有料のものまであります。初めて手作りするカップルは、作り方がわかりやすくて扱いやすいソフトを選ぶとよいでしょう。二次会のイメージに合った素材などを使って、素敵なオリジナルムービーを作りましょう。