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結婚式でヒラヒラ天使のように舞うフェザーシャワー。一般的なフラワーシャワーではもの足りない花嫁さんに、最近人気の演出です。この記事ではそんなフェザーシャワーの意味から、作り方や注意点、先輩花嫁さんたちの使用例までをご紹介していきます。
目次
フェザーシャワーとは?
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フェザーシャワーとはその名の通り、「フェザー=羽」の「シャワー」です。挙式後に教会から出てくる新郎新婦を祝して、ゲストが羽を降らせる演出になります。別名ウィングシャワーやエンジェルシャワーと呼ばれることもありますが、フェザーシャワーが一般的な呼び名となります。
挙式後に何かを投げる演出では「フラワーシャワー」が有名ですが、最近では今回ご紹介するフェザーシャワーの他、リボンシャワーやバブルシャワーなどのアレンジシャワーも人気となっています。
フェザーシャワーの意味
羽には、大空を自由に飛ぶ鳥のイメージから「飛躍」や「上昇」の意味があります。二人の新たな人生の飛躍を願う意味でも、フェザーシャワーは結婚式にぴったりな演出と言えるでしょう。さらに「天使の羽」という意味もあり、悪から二人をお守りし、新しい人生を幸せに導くという意味もあります。
みんなのフェザーシャワー使用例
先輩花嫁さんたちが行ったフェザーシャワーをご紹介します。やはり皆さんそれぞれアレンジを加えて、ボリュームと華やかさをだしているみたい!ぜひご参考に♪
ゴールドフラワーシャワー+フェザーシャワー
フラワーシャワーとフェザーシャワーを混ぜる定番スタイル。ゴールドカラーにすることで、高級感をプラス!
マニキュアでキラキラシャワーに
羽にマニキュアで色味をプラスさせるのも人気のアレンジ方法。重みも出て飛ばしやすくなります。キラキラ星と飛ばすのも素敵♪
リーフ+フェザーシャワー
ナチュラルなイメージの結婚式場に合わせて、緑をトッピングするのもGOOD。
リボン+リーフ+スター+ペタル+フェザーシャワー
あれもこれも豪華に混ぜた、個性的なフェザーシャワー。飛ばすゲストも楽しそうですね。
フェザーシャワーを成功させるコツ
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フェザーシャワーの利点でもあり、弱点でもあるのが「軽い」こと。軽い分フラワーシャワーよりも飛んでいる時間が長く、ふわふわと優雅に落ちていきます。しかし、軽い分、ゲストが頑張って飛ばしても新郎新婦に届かず、手前で落ちてしまうことも。結婚式で上手にフェザーシャワーを飛ばすコツをご紹介します。
ゲストが投げるタイプ
ゲストが投げるタイプのフェザーシャワーなら、羽のみで成功をさせるのは少し難しいようです。羽の根元に小さなパールを付けて重みをプラスする「パールフェザー」を取り入れるのがおすすめ。パールの重みで飛ばしやすくなり、ゲストの飛ばしたフェザーシャワーが綺麗に新郎新婦まで飛んでくれます。
会場の上から降らせるタイプ
天井からフェザーシャワーを飛ばせる会場もあるみたいです。結婚式を挙げる会場がこれに対応をしている場合は、会場に依頼をしましょう。天井から飛ばすことで、思い描くようなふわふわ感でフェザーが舞ってくれます。美しい演出に、思わずゲストも声を出して感動するでしょう。
フェザーシャワーの作り方・入れ物・使用量
フェザーシャワーを手作りすることによって、費用を抑えることができます。簡単に手に入るうえ、誰でも短時間で作れますよ。
フェザーを買える場所
フェザーシャワーで使用する羽は、結婚式場で購入することができる場合もあります。その他、通販サイトや街の100円ショップなどでも購入することは可能です。自分で用意をすれば結婚式場の10分の1の費用に抑えることもできるので、会場が持ち込み可能なら手作りにチャレンジをするのもおすすめです♪
フェザーシャワーの作り方
羽を飛ばすだけなら、購入する以外に大きく準備をすることはありません。上記先輩花嫁たちの使用例でもご紹介しましたが、フェザーシャワーはそのまま飛ばすよりも、他のアイテムと混ぜてアレンジして飛ばすのがおすすめです。その際は一緒に飛ばすアイテムの準備が必要となります。
フェザーは小分けで管理をするのがおすすめ
結婚式当日にゲスト一人一人に配りやすいように、小分けにして準備をしておくとスムーズです。紙コップや小袋に1人分を分けて、当日スタッフに配ってもらいましょう。
結婚式で使用するフェザーの量
インターネット上では、約300枚を50名分として販売している店舗もあります。羽のサイズにもよりますが、ゲスト一人当たり6枚程度と考えると良いでしょう。さらにボリュームが欲しい人は、1.5倍多めに購入しても良いかもしれません。
フェザーシャワーの注意点……否定的な意見も?
フェザーシャワーをして良かった!という声を沢山ききます。しかし中には否定的な意見があるのも事実。主なものを見ていきましょう。
結婚式でのフェザーシャワー=殺生イメージ!?
否定的な声が多いのはやはりご年配の方。日本の結婚式では「殺生イメージ」のあるファー素材や動物柄などを使用した服装などが、マナー違反なのは有名な話。そのマナーに絡めて、「羽=殺生イメージ」というネガティブな考えをもつ人もいるようです。年配の方が多い結婚式の場合には注意しましょう。
フェザーシャワーは髪や服装にくっつく
舞っている際のフェザーシャワーは綺麗なものですが、落ちた後が厄介者と感じる人も。花嫁さんのドレスにくっつき、スタッフが頑張って取っている姿がなんとも……。ゲストの髪型や服装にくっついて、みんなで取り合いっこしている姿がなんとも……。と思う方もいるようです。取るのはそんなに大変ではないですが、中にはこれに否定的なゲストがいることも念頭に入れると良いです。
くしゃみがでる人も
フェザーに限った事ではないですが、やはり埃っぽいものを一気に投げると、敏感なお鼻の持ち主は反応してしまうようです。新郎新婦のどちらかが、過度なアレルギー持ちなら、少し考え物かも。
みんなからフェザーシャワーで祝されて♪
最後にはフェザーシャワーの注意点もご紹介しましたが、あまり気にせず「そういう考えもあるのね」程度で考えてもらえればと思います。やはり「結婚式でフェザーシャワーをして良かった♪」と思う声も多いので、「フェザーシャワーをやりたい!」とお考えなら、是非ともチャレンジをしてみよう。
フェザーが舞うタイミングは最高のシャッターチャンス!カメラに素敵な笑顔を見せるのを忘れずに♪