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結婚式というと、両親やゲストたちに囲まれた賑やかなスタイルを思い浮かべることが多いのではないでしょうか。最近では、周囲に気兼ねなく挙げることができる「二人だけの結婚式」を選ぶカップルが増えてきました。二人だけの空間で記念の瞬間を迎えたい、費用を抑えたいなど、二人だけで結婚式を行う理由は多くあります。二人だけの結婚式の魅力や気をつけたいポイント、人気のスタイル、気になる平均費用まで紹介します。
目次
二人だけの結婚式を選ぶ理由は？
挙式や披露宴を行わない、いわゆるナシ婚を選ぶカップルも増えるなか、最近では二人だけで挙げる結婚式を選ぶカップルも少なくありません。二人だけの結婚式を選ぶ理由を見ていきましょう。
結婚式の費用や手間を抑えたい
ゲストを招待しない二人だけの結婚式ですから、お料理や飲み物、引き出物等に費用をかける必要がありません。そのため、費用を抑えることができるだけではなく、結婚式を挙げるまでに必要な準備や手間を省くことができます。
人前に出ることや注目されることを避けたい
大勢のゲストの前でのケーキ入刀や、人前での写真撮影など多くのゲストに見守られる中、進められる結婚式。人前での緊張を避けたいカップルや、周囲に気兼ねすることなくセレモニーを迎えたいと考える場合も二人だけの結婚式を選ぶ理由の一つでしょう。
招待するゲスト人数が少ない
新郎新婦どちらか一方だけゲストの偏りが出てしまう、または極端に呼べるゲストが少ないなど、ゲスト人数の都合で二人だけの結婚式を選ぶ場合もありますよね。遠方のゲストがほとんどであったり、交通費等の負担も考える場合もあるでしょう。
二人だけの結婚式の魅力とは？
家族や友人、会社関係などゲストを招待せずに挙げる、二人だけの結婚式。二人が叶えたい結婚式のスタイルを取り入れることができる、二人だけで挙げる結婚式の魅力を紹介します。
二人だけの為、日程が立てやすい
ゲストを招待する挙式・披露宴の場合、多くのゲストに参列してもらえるように日程等への配慮が必要となります。お互いのゲストの住んでいるエリアを考慮した場所選びも、大切なこととなります。二人だけで挙げる結婚式であれば日程調整の心配も少なく、二人が希望する会場で挙げることもできるでしょう。
自分たちらしくいられる
周囲を気にせず挙げることができる二人だけの結婚式。二人だけの空間は、自分たちらしく自然でいられることも魅力の一つです。披露宴での演出が苦手なカップルも、二人だけの結婚式であれば、恥ずかしさや苦手な気持ちを感じることなく当日を迎えることができますよね。
結婚式の準備が少ない
ゲストを招く場合の挙式・披露宴では、招待状や席次等のペーパーアイテムの手配、引き出物の選択などといった準備が必要ありません。仕事が忙しくスケジュールの調整がつかない、妊娠を伴う結婚で準備期間を短く設けたいなどの理由から二人だけの結婚式を選ぶ場合もあるでしょう。結婚式を挙げるまえでの準備期間が少なく済むのも魅力です。
費用を抑えられる
二人だけの結婚式で多く選らばられるのは、挙式のみでおこなうスタイル。ゲストを招く披露宴をおこなわない分、お料理や引き出物等の負担がないので、費用面で大幅に抑えることができます。主にかかる費用は「挙式料・衣装・ヘアメイク」や必要であれば、DVD・写真撮影代となります。
二人だけの結婚式・人気のスタイル
二人だけで挙げる結婚式にも、いくつかのスタイルがあります。二人だけで教会や、神社などで挙げるウエディングスタイルや、新婚旅行を兼ねたリゾートウエディングなど、代表的な二人だけの結婚式のスタイルを紹介します。
二人だけのチャペルウエディング
ステンドクラスから差し込む光と、美しい聖歌隊の音色が魅力的なチャペルウエディング。二人だけで歩くバージンロードは、荘厳で神秘的な雰囲気を演出するでしょう。また、挙式会場は教会式だけに限らず、地元の神社を選んでの神前式や、ホテルやゲストハウスで挙式だけを扱っている会場もありますので、二人のスタイルに合わせて選びましょう。
新婚旅行も兼ねたリゾートウエディング
ゲストを招くことがない二人だけの結婚式では、海外、国内問わず自分たちが行きたい場所で結婚式を挙げることもできます。新婚旅行を兼ねて、旅行先で結婚式を挙げるリゾートウエディングも二人だけの結婚式のスタイルのひとつです。
ロケーションフォトなどのフォト婚
タキシードや、ウエディングドレスを着た二人の姿を残しておきたい。そう考えるカップルはウエディングフォトを選ぶことが多いようです。挙式予定はないけれど、二人だけのウエディングフォトなら、周りからの視線や緊張もなくリラックスした表情を作れますよね。二人らしい演出のもと、思い出を残すことができます。
二人だけの結婚式・平均費用と準備期間
ゲストの参列がない二人だけの結婚式。上の項目でも挙げたように結婚式のスタイルはいくつかありますが、ここでは一般的な「挙式のみ」の平均費用と、準備にかかる期間を紹介します。
挙式のみ平均費用は33.5万円
国内で挙げる場合「挙式のみ」平均費用は、33.5万円となっています。ゲストを招く挙式・披露宴の平均費用は372.4万円となっていますので、ゲストの参列がなく披露宴をおこなわない二人だけの場合、費用は大幅に抑えることができるのが分かります。
準備期間は一か月からできる
一般的な挙式・披露宴をおこなう場合、結婚式の準備にかかる期間はおおよそ、6か月～1年。ゲストへ送る招待状の準備や、招待客の席次の調整、衣装合わせなどを含んだ期間です。二人だけの結婚式であれば、そういった準備が必要ありません。そのため、挙式のみであれば1回～2回の打ち合わせでおこなうこともできます。二人がどんなスタイルにしたいかによって期間は変わってきますが、ゲストを招く結婚式のスタイルよりは短期間で結婚式を挙げることができるでしょう。
二人だけの結婚式で気を付けたいポイント
二人だけで結婚式を挙げるということは、自分たちの親や友人へどのように事前に伝えておくかも大切なポイントとなります。この項目では、二人だけの結婚式を安心して迎えるために抑えておきたいポイントを紹介します。
親や周囲への伝え方
挙式・披露宴の一般的なイメージは、家族や友人、会社関係の方々に囲まれて挙げる結婚式ではないでしょうか。そのようなイメージを強く持つ親世代などへは、事前に説明をしておくなどといった配慮が大切です。子供の晴れの姿を見届けたい親にはとくに、結論を先に述べてしまうのではなく、結婚式を二人だけで挙げたい理由を、相談する形で持ちかけることをおすすめします。ご両親や周囲の気持ちも汲んだ話し合いをすると良いでしょう。
挙式後のフォローを考えておく
ゲストを呼ばずに、二人だけの特別な空間で過ごすことができる、二人だけの結婚式。しかし、親や親族・会社関係や友人などを呼べないことがデメリットとも言えます。二人の晴れの姿を見たかったなどの声も少なくないでしょう。大切な方たちへ、1.5次会スタイルなど挙式後にお披露目の機会を設ける手段をどうするのか、二人で相談しておくと良いでしょう。
追加の変更が難しい
「挙式のみ」で会場へ申し込みをしている場合、打ち合わせを進めていくうちに「披露宴もやっぱり挙げてみたいな」といった気持ちになることも。その際、変更をお願いしても日程の確保ができず行えない場合も出てきます。変更の可能性が考えられるのであれば、事前に会場に伝えておくとよいでしょう。
二人だけの結婚式だからこそ得られる特別な空間
ゲストを招かない二人だけの結婚式。自然体でリラックスした空間は、二人だけで挙げる結婚式ならではのものです。形式に捉われず、自分たちのスタイルを叶えることができ、費用や準備にかかる手間も少なくすみます。気取らず、自分たちらしい結婚式を迎えたいカップルは、二人だけの結婚式を検討してみてはいかがでしょうか。
