過激?新郎が参加するバチェラーパーティーとはどんな内容?

バチェラー パーティー© iStock.com/Frazao

海外では、結婚式前夜に男性の独身最後を祝して、バチェラーパーティーを行います。日本でも、国際結婚の場合にバチェラーパーティーを行う場合もあるでしょう。「そもそもバチェラーパーティーはどんなパーティー?」と思っていませんか?内容の説明やアイデア集、みんなの失敗談をご紹介していきます。

海外では定番のバチェラーパーティー(bachelor party)とは?

海外では定番のバチェラーパーティー© iStock.com/SolStock

日本では、結婚式前日でも準備に追われている新郎新婦がいますが、海外では結婚式時前日に新郎新婦が別々で独身最後を満喫するのが通例となります。男性の場合はバチェラーパーティーと呼ばれるお祝いイベントを行うのが一般的です。日本であまり馴染みのないバチェラーパーティーとは、どんなパーティーなのかを見ていきましょう。

バチェラーパーティーは男性が独身最後を祝うパーティー

バチェラー・パーティー(Bachelor party)とは、バチェラー(独身者)が行うパーティーのことです。結婚式前夜に新郎の独身最後を祝して、友人たちでパーティーを行います。アメリカやカナダ、欧米などの海外では古くからある慣習で、その起源は紀元前5世紀頃まで遡ると言われています。

バチェラーパーティーでは、「ストリッパーなどを呼んで、バカ騒ぎをする」イメージが強いですが、実際にそのようなバチェラーパーティーも多く存在をします。その為、国際結婚をした日本人の新婦には、理解をされないこともしばしばです。ただし、必ずそのような内容であるとは限りません。バチェラーパーティーの中には、賭け事を行う、スポーツを行う、旅行をするなど、新郎やその友人たちのタイプによってパーティー内容も異なります。

参加者は新郎とその友人

バチェラーパーティーは新婦はもちろんのこと、家族などの親近者は参加をしません。基本的には新郎と、その仲の良い一部の男友達のみで行います。

女性の場合は「バチェロレッテパーティー」と呼ぶ

バチェラーパーティーは男性が行う独身パーティーですが、女性の場合は同じような内容の「バチェロレッテパーティー」が存在します。女友達とだけで、独身最後を満喫する「独身お別れパーティー」です。海外の新婦は自分もバチェロレッテパーティーを行うので、新郎がバチェラーパーティーに参加をしても、あまり気にしないという印象を受けます。

なぜ結婚式前日にバチェラーパーティーをするの?

海外では「結婚式前夜からバージンロードを歩くまで、新郎新婦は顔を合わせてなならない」というジンクスが存在をしています。その為、結婚式の前日はそれぞれで友人や家族と過ごす人が多いのです。

男性がバチェラーパーティーを行う理由はさまざまですが、「結婚を機にバカ騒ぎをぴたっと辞める」誓いとして、最後に仲間たちと思いっきり羽目をはずすという理由が、優良ではないでしょうか。
とは言っても、海外ではあまりバチェラーパーティーを行う理由が決まっているわけではありません。もはや「文化」であるので、理由うんぬんよりも、行うのが当たり前のようになっています。

バチェラーパーティーの内容や参加費

内容や参加費© iStock.com/Image Source

バチェラーパーティーの内容はさまざまに及びます。わいせつな内容から、単純に朝まで飲むだけや趣味に没頭をするなどいろいろです。基本的に新郎が企画をすることはなく、友人たちがバチェラーパーティーの内容を決めます。新郎はおもてなしをされる側なので、参加費用は無料です。友人たちが企画から、費用の精算までを行ってくれます。

日本で行うバチェラーパーティーのアイデア集

バチェラーパーティーのアイデア集© iStock.com/amberto4ka

日本でバチェラーパーティーを行う際には、海外のようなあまりアダルトな内容を含めないほうが良いでしょう。海外ではバチェラーパーティーが文化として浸透をしているので、ある程度のことは許容範囲とされますが、日本では違います。日本でバチェラーパーティーを行う際には、下記のような内容で行うのがおすすめです。

  • 朝まで飲み会パーティー
  • 1泊2日のプチ旅行
  • ホームパーティー
  • クルージング
  • バンジージャンプ
  • 趣味やスポーツに没頭する

日本ではあまりバチェラーパーティーに馴染みがないので、行う際は新郎側で企画をするか、友人に企画を依頼します。

バチェラーパーティーには失敗がつきもの!みんなの失敗談まとめ

みんなの失敗談まとめ© iStock.com/mediaphotos

海外のバチェラーパーティーは内容が激しいこともあり、中にはさまざまな失敗談もあります。バチェラーパーティーで失敗した!というみんな内容を見ていきましょう。

飲み過ぎて二日酔いで結婚式に参加

海外では、主役が一人だけ違う服を着ることもあるので、周りにもバチェラーパーティーであることが伝わりやすいです。その為、周りから祝福のお酒を振る舞われて、飲み過ぎちゃうこともあります。バチェラーパーティーで飲み過ぎたあげく、肝心の結婚式は二日酔いで過ごしたなんて失敗も結構あるんです。

怪我をしてしまった

酔っ払って転んだ、スポーツで怪我をしたなんて失敗談も珍しくありません。結婚式をギブスで過ごさないために、バチェラーパーティーでは怪我に要注意です。

バチェラーパーティーの内容に花嫁が激怒!

アダルトな内容も含まれるバチェラーパーティーの場合、花嫁に内容を知られると激怒されることもあります。せっかくの結婚式を険悪なムードで過ごさないためにも、ある程度節度を守った行動が必要でしょう。

日本でバチェラーパーティーを行う際の注意点

注意点© iStock.com/Petar Chernaev

日本ではバチェラーパーティーが浸透をしていないからこそ、海外のように派手に羽目を外すのは止めたほうが良いでしょう。日本でバチェラーパーティーを行う際には、下記の点にご注意ください。

友人たちと計画を立てよう

海外では友人たちがバチェラーパーティーを企画をしてくれますが、日本では馴染みがない分、新郎側から発案をする必要があります。任せっきりにするのではなく、一緒に企画をするのがおすすめです。

新婦や家族の許可は必須

日本でバチェラーパーティーを行う際には、必ず新婦の理解を得る必要があります。結婚式前に喧嘩の原因をつくらないためにも、この点は要注意です。

日本で行うなら結婚式前夜は避けるべき

日本でバチェラーパーティーを行うなら、結婚式前夜は避けて、遅くとも1週間前に行いましょう。結婚式直前は結婚式のみに専念できる環境づくりが大切です。

バチェラーパーティーで楽しい時間を過ごそう!

「独身最後」と聞くと今までの生活とお別れを告げるようで、どこか寂しい感じもしますが、最後だからこそ、思い出に残る時間を全力で楽しめるのではないでしょうか。バチェラーパーティーでアダルトな遊びをすることは、日本の文化にあまり馴染みません。しかし、別の方法で友人との楽しい時間を過ごすのは素敵なのではないでしょうか?最後を思いっきり楽しめる人は、新しいスタートも思いっきり楽しめる人だと思います。最高に楽しいバチェラーパーティーで、独身最後の人を楽しんでください。

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