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プロポーズが無事成功したら結婚はもうすぐそこ!と考える方は多いのでは?
ですが、ゴールインまでの道のりに「両家の顔合わせ」が立ちはだかることが、実は結構多いのです。
中には顔合わせが原因で破談になってしまう、という悲しいケースもあります。では、どのような理由で顔合わせが破談を引き起こす事態になってしまうのでしょうか。
目次
顔合わせが原因で破談に!?
プロポーズさえ成功すれば、後はもう入籍するのみ!と思ってしまいがちですが、忘れていけないのが「両家の顔合わせ」。
結婚すれば必然的にパートナーの家族との関わりが生まれるわけですから、挨拶をするのは必要不可欠だと言っていいでしょう。
ですが、この顔合わせがきっかけで破談の危機を迎えてしまうカップルは、案外少なくありません。
せっかく結婚を目前にしている段階で、思わぬ壁にぶつかってしまうのは、かなりのダメージではないでしょうか。では、どのような理由で破談になってしまうのか見ていきましょう。
顔合わせがきっかけで破談になる理由:両家の結婚に対する価値観の不一致
結婚に対する価値観の違いが最初に現れるのが、両家の顔合わせではないでしょうか。
顔合わせの場として選んだ用意した会場や、手土産の質、結納をするかしないかという考え方などで、結婚に対する価値観がある程度分かります。
そのため、結婚を人生の一大イベントだと捉えている家と、そうではない家との間で亀裂が生まれてしまうのです。
結果、「お互いの家の考え方が合わない=本人たちも考えが合わないのでは?」もしくは「考え方の違う義両親と自分の子がうまくいくわけがない」という心配が両親の中で募り、破談を勧められてしまうことになります。
顔合わせがきっかけで破談になる理由:両親に対し失礼な行いをしてしまった
カップル側からお互いの両親に対して失礼な言動をとってしまい、不快に思った両親が破談を申し出るというパターンも。
こうなってしまっては平身低頭謝るほかありませんが、時々両親の勘違いだったり、ただの言いがかりだったりすることもあるため、まずは真意を見極める必要があるでしょう。
顔合わせがきっかけで破談になる理由:両親から礼を欠いた言動をとられた
お互いの両親からカップル側へ、何か礼を欠くことをされたり、言われたりしたことがきっかけで、我慢がならず破談を考えることもあるそうです。
両親が非礼を詫びて謝罪する運びになれば関係修復の余地はありますが、お互いが意固地になってしまうと、結婚への道はなかなかに険しくなってしまいそうです。
また、このパターンの場合、パートナーがいかに自分を庇ってくれるか、もしくは庇ってあげられるかという点も、破談を判断する材料になるでしょう。
顔合わせがきっかけで破談になる理由:親同士の間に不和が生じた
お互いの両親の性格が合わず、揉めにもめてしまうことも考えられます。たとえ結婚観は一致していたとしても、それ以外が壊滅的では台無しです。
話し方や態度、ものの考え方などどこに不和が起きるのか分からないので、予防のする術は無いに等しいでしょう。
あらかじめ「パートナーの親御さんはこういう性格だから……」と苦肉の策で口添えをすることもできなくはないですが、性格を理由に相手に非礼を感じさせることには変わりません。
かえって傷口を広げてしまうことに繋がりませんので、予防策を講じるなら相当な注意が必要になりますよ。
顔合わせがきっかけで破談になる理由:パートナーに親の悪口を言われた
破談の引き金になるのは、親とのいざこざだけではありません。顔合わせ後、パートナーに両親を貶めるようなことを言われてしまうケースもゼロではないようです。
相手に悪気があるかはともかく、「自分の親を大切にしてくれないかもしれない」という不安がある中で結婚を決めるのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
顔合わせ後に破談の危機が迫ったら何をすべき?
思わぬトラブルに見舞われ、破談の危機が訪れてしまったらどんな行動をすべきなのでしょうか?起こってしまったことはしょうがないので、後はどう動くかが重要ですよ!
パートナーとの入念な話し合いを
顔合わせによって生じた不和は二人で解決できる類のものなのか、あるいは両親との関係修復は不可能に近いのかなど、まずは現状を正確に把握する必要があります。
ここを疎かにしたまま行動に移してしまうと、かえって現状が悪化する恐れがあるのでご注意ください。感情的にならず、あくまで冷静さを貫くことが重要ですよ。
破談になりそうな原因を突き詰めて考え、解決策を練る
破談になりそうな原因は自分たち側にあるのか、それとも両親側にあるのかを見極めた上で、その正当性などについても慎重に吟味しましょう。
解決策を考える上で最も重要なポイントは、「この先結婚してから幸せな生活ができそうか」という点に重きを置いて考えることです。
場合によっては破談になる覚悟を
パートナー自身やその両親とどうしてもうまくやって行けそうにないという結論が出てしまったら、破談は免れないでしょう。
結婚する前からお互いと両親を尊重し合えない仲では、先の未来でうまくいく可能性は極めて低いと考えられます。
ここで無理をして押し切ってしまうと、後悔の多い結婚生活になってしまうこともありますので、多角的な視点で判断することを心がけましょう。
幸せな結婚生活が見えないなら、顔合わせ後の破談も視野に
結婚を目前にして破談になってしまうのは、あまりにも辛いことでしょう。ですが、顔合わせによって相手の思わぬ本性が出ることもあります。
それが致命的な欠点の場合もあるので、もし破談の可能性が出たとしたら、見切りをつけるいい機会だと思って割り切ることも時には必要です。
幸せな未来が見えない状態で結婚に踏み切ってしまうのは、あまりにもリスキーな行為です。もしそういった状況に置かれてしまったら、顔合わせ後の破談を視野に入れることも大切ですよ。