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現在の結婚式二次会の招待には、メールまたはメッセージアプリが主流。スマートフォンが普及し、紙の招待状よりコストも手間もかからず、ゲストにとっても返信しやすい便利なツールです。でも送る前に、新郎新婦と幹事のひと手間で、招待ゲストの期待値と出席率が上げられます。招待メールのマナーと文例をまとめました。
目次
二次会の招待状の選び方と注意点
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二次会の招待状は現在、圧倒的にメール・メッセージアプリでの招待が主流になってきました。紙の招待状と違ってゲストがその場で返信しやすく、当日会場までの道のりもスマートフォンや携帯電話にメールのデータを入れておけば、忘れる心配がありません。
現在ではメールアドレスは知らず、LINEやfacebookのメッセンジャーでのやりとりが主流の友人グループが多いという人も。二次会では、友人グループごとのツールの使い分けをしている新郎新婦も多いのではないでしょうか。
また、目上の方や年配の方を二次会に招待する場合はメールの使用に注意が必要です。だいぶメールの招待が浸透してきたとは言え、年配の方はいまだに抵抗を持っている人も多いので、立場によってのツールの送り分けを検討しましょう。
また、正式な招待メールを送る前に、お呼びしたい旨を事前に打診してみるひと手間も大切です。いきなり招待メールを送るより、ゲストにとっては心構えができて親切ですし、メールの返信率や出席率も上がりやすくなります。
返信ハガキ付きの紙の招待状
一番丁寧でフォーマルなツールです。目上の方・年上の方へ、失礼がないように送り分けに活用しましょう。また披露宴から続けての招待をしているゲストには、招待状に同封ないしは一括で返信できるように工夫することもできます。
準備にはデザイン・印刷・納品の一連の手順がかかるため、早めの計画が必要です。ゲストの返信にも手間がかかるため、返信まで1カ月の猶予期間がとれるよう段取りを。
パソコン・スマートフォンからのメール
現在の二次会の招待の主流のツールです。使用にいくつかの注意点があります。
・プライベートなアドレスへは、個人情報にナイーブになっているゲストも多いので、できるだけ新郎新婦が送る
・幹事が送る場合は事前に幹事からメールが行くことをゲストに伝え、ドメイン拒否設定などは解いておいてもらう
・複数のアドレスに一括送信をする際には、他の送信先が出ないようBcc送信にする配慮を
・文字化けを防ぐため機種依存文字・絵文字の使用は避ける
・絵文字の使用は親しい友人のみにする
・迷惑メールと間違われぬよう、件名ははっきりと記入する
メッセージアプリを使用
現在、二次会の招待状としての使用度が急激に上がっているのがLINEやFacebookなどのメッセージアプリです。既読機能で送り漏れ、確認漏れがないか確認できますし、ゲストからの返信率も高いため、メールに代わる勢いで使用率が伸びています。
グループにわけ一括送信もできるため、友人グループごとの文面の送り分けにも便利です。
WEB招待状
メールアドレス・SNSのアカウントを利用したWEB招待状の利用も増えています。無料と有料のサービスがありますが、招待状の既読・出欠管理・名簿のダウンロード・会費のカード決済などの幹事にとっては手間が省けるサービス内容です。
また、新郎新婦の近況やフォトを公開するページも作成でき、結婚式二次会までのコミュニケーションツールとして利用できます。
二次会招待状に必ず記載必要なパーティ案内の内容
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二次会のパーティの内容・詳細をゲストにわかりやすく伝えるために、次の内容は必要事項としてすべて記入があるようにしたください。
結婚式二次会のタイトル・メールの件名
例）「田中〇〇＆鈴木△子 Wedding after-partyのご案内」など
一目で内容がわかるメールの件名にしましょう。
日時
・開催する日付と曜日
・受付の開始時間
・開宴の時間
会場について
・会場の名前（HPアドレスがある場合は一緒に記載）
・住所、電話番号
・アクセス方法、駐車場の有無
┗駐車場は台数も記入があると親切です。駐車場がない場合はそれを明記して公共の交通機関からの最短アクセスを。
・地図
┗最寄り駅から会場までのルートの地図アプリのURL共有、またはGoogleマップのスクリーンショットの添付など分かりやすい工夫を。
会費
男女によって金額に差がある場合は男女分けて明記
ドレスコード
二次会のドレスコードはセミフォーマル・スマートカジュアル・カジュアルあたりの表記が多いです。共通カラーやアイム・季節のアクセサリーや素材の指定など、遊び心を加えて、会場に統一感や一体感を出すことも。ゲストが簡単に手に入りやすい、コーディネートに取り入れやすいものにする工夫や、わかりやすい言葉でのフォローを。
出欠の返信方法、締切日
招待状の到着から2～3週間後を目安に締切りを設定します。差出人は新郎新婦でも、出欠の返信を新郎新婦ではなく幹事のアドレスにしたい場合はその旨の明記を。出欠は1か月前にはそろっているように段取りましょう。
連絡先
「幹事の名前」と幹事がOKであれば「連絡先（携帯電話番号、アドレス）」も記入しましょう。ゲストからの相談窓口、連絡先にもなります。
二次会招待メールの構成
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二次会の招待メールは、次のような内容で構成されます。
（1）冒頭部分
友人・旧友・会社関係・目上の人・趣味の仲間…など、関係性に応じた送り分けの文面を考えましょう。二次会にぜひ来てほしい…という気持ちが伝わる素直な文章を。
送り分けることで、二次会の参加率UP・ドタキャン率のダウンも。
（2）共通記載部分
前項の「二次会招待状に必ず記載必要なパーティ案内の内容」は、送り分けをしてもどの人にも必要な内容なので、書式は統一して送りましょう。
（3）二人へのメッセージやエピソード
返信先が幹事の場合、司会の台本やゲームやクイズ・サプライズイベントに合わせて、二人へのお祝いメッセージや二人のとっておきエピソードなどを集めて生かしましょう。
結婚式二次会メールの冒頭部分の例文【新郎新婦・幹事サイド別】
新郎新婦から会社の先輩など目上の方への冒頭例文
【文例】
皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。
突然のご報告ではございますが、この度、わたし田中〇〇と鈴木△子は、11月22日に結婚式を挙げる事となりました。
つきましては、結婚の報告とご挨拶を兼ね、お世話になった大切な方々をお招きして、小宴を催すことになりました。
お忙しいとは存じますが、是非ともご出席くださいますよう、お願い申し上げます。
新郎新婦から友人など親密な関係の方への冒頭例文
【文例】
突然のメールでの連絡失礼します。鈴木△子です。
最近なかなかお会いする機会が作れないのですが、お変わりはないでしょうか。
実はこのたび、先日お話していた田中〇〇さんと、結婚することになりました。
つきましては、私の大切な方々・いつもお世話になっている方々をお招きして、ささやかではございますが、二次会パーティを下記の日程で開催したいと思っております。
ご都合がよろしければ、ぜひ参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。
幹事からゲストへ一括メールの冒頭の例文
【文例】
突然のご連絡失礼いたします。
この度、田中〇〇くんと鈴木△子さんがめでたく結婚される運びとなりました。
つきましては、お二人の門出をお祝いしたいと思い、有志の幹事にて結婚式の二次会を開催することになりました。
幹事代表の佐藤◎雄と申します。
日ごろから新郎新婦が親しくされている皆様と一緒に、盛大にお祝いしたいと思っております。ぜひ参加いただけますようお願い申し上げます。
二次会招待状に必ず記載必要なパーティ案内の内容の例文【共通事項】
【文例】
・件名【田中〇〇＆鈴木△子 Wedding after-partyのご案内】
・日時／20××年11月22日（土） 開場 18:00 開宴 18:30
・会場／ビストロ×× HP／https//（お店のアドレス）
・住所／東京都中央区〇-〇-〇-3階 TEL／03-××××-××××
※駐車場あり（10台）
駐車台数に限りがございますので、できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
・会費／男性 8000円、女性 7000円
・ドレスコード／少しだけおしゃれなカジュアルな装いでお越しください。カラフルも柄モノも大歓迎です。
テーマ／「デニム」です。
※ジャケット・帽子・ネクタイ・デニムパンツorスカート・ワンピース・パンプス・リボン・コサージュ…どんなものでもかまいませんので、おひとつ身に着けてください。
・返信締切 10月10日（日）
お手数ですが、ご都合のほどと、以下の項目に記入をいただき“幹事宛”のメールアドレスまでご返信をお願いします。
幹事／佐藤◎雄
※緊急連絡先／090-××××-××××／◎◎◎.sator@××mail.com
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※以下記入の上、佐藤◎雄宛【◎◎◎.sator@××mail.com】にご返信ください
お名前／
ふりがな／
連絡先（携帯TEL）／
連絡先（mail）／
ご出席 ご欠席
新郎新婦へのお祝いメッセージ／
二人のとっておきエピソード／
※二人へのメッセージ、とっておきエピソードを自由にお書きください。お書きくださったものは、当日カードにまとめて新郎新婦にお送りします。エピソードは、クイズに使わせていただきます。
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それでは、当日お会いできるのを、楽しみにお待ちしております。
結婚式二次会メールのマナーと文例まとめ
結婚式二次会の招待は、現在はメールでの招待がほとんどです。ただ、関係性に応じて、ツールの送り分けや、冒頭の文章を変更して、相手の心に響くように心がけましょう。
二次会がどういうパーティになるのか、ゲストに分かりやすく、伝わりやすいメールの文面と、配慮をもったマナーを心がけてくださいね。
