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「結婚式をしたいのにできない……」という事情を抱えていらっしゃいませんか?
しないことを前向きな気持ちで選択するならまだしも、結婚式を挙げたいのにできない事情があるという状況では、どうしても諦められない気持ちがありますよね。
ですが、うまく対策を立てられれば、結婚式を実施することができるかもしれません。いつか後悔してしまわないためにも、打てる手はすべて打っておきましょう!
目次
結婚式をしたいのにできない事情って?
結婚式を挙げたいという気持ちはあるのに、さまざまな事情により実施することができないというお悩みは、少なくないようです。
理由として多いのは、
- 貯金が少ない
- パートナーがやりたくないと言っている
- 再婚で世間体が気になる
- 妊娠中で体調面に不安がある
- 親族と不仲
- 呼べる友達がいないor新郎新婦間で偏りがある
という6点です。
どれも結婚式ができない事情として妥当に感じられますが、それぞれに解決策が無いわけではありません。
絶対うまくいく保証はありませんが、ものは試しです。諦めてしまう前に、これからご紹介していく改善策をご参考にしてみてくださいね。
結婚式ができない事情と打開策①:貯金が少ない場合
貯金が少なく、無理矢理結婚式を挙げると今後の生活に困ってしまう……というお悩みがあるなら、式の日を先延ばしにしてまずは貯金をすることをおすすめします。
日々の生活で贅沢をせずに夫婦二人で働けば、月に5~10万円ほどを結婚式の資金として積み立てることは困難ではありません。1年も貯金を続ければ、単純計算で100万円前後の貯金が可能です。
小規模の結婚式なら十分に賄えますし、一般的な結婚式を挙げるとしても、ある程度の費用はご祝儀で支払うことができますよ。
また、「今すぐでないと結婚式を挙げる意味がない、でも貯金が無いし親も頼れない」というご事情を抱えている場合は、ブライダルローンを利用する手もあります。
銀行や信販会社によって審査基準や返済のシステムが異なる場合がありますので、十分に調べてから利用に踏み切るようにしましょう。
結婚式ができない事情と打開策②:パートナーがやりたくないと言っている場合
「結婚式そのものが嫌い、絶対にやりたくない!」とパートナーに言われてしまったら、こればかりはどうしようもありません。時が経ち、態度が軟化するのを待つのみでしょう。
ですが、やりたくない理由によっては説得できるケースもあります。
例えば、
理由 | 工夫 |
「派手なイベントが苦手、注目を浴びたくない」 | ・高砂を設けずにゲストと同じテーブルを囲む ・演出を極力減らし、アットホームな雰囲気で披露宴と食事会の中間のような式に |
「人前に立ちたくない」 | ・二人きりで挙式のみ実施 ・家族だけの結婚式にする |
「イメージが湧かない、やる意味も感じられない」 | ・友達の結婚式に行ってみてもらう ・なぜ結婚式をしたいのかを理論立てて説明してみる |
というように、まずはやりたくない理由を正確に把握し、その上で「それなら結婚式をしてみてもいいかな」と思ってもらえるような工夫を打ち出してみましょう。
感情的になりすぎないよう、あくまで冷静に振舞うことが必要不可欠ですよ。
結婚式ができない事情と打開策③:再婚で世間体が気になる場合
再婚だからあまり派手なことはしたくない、とお考えなら、お二人だけの結婚式を挙げたり、フォトウエディングにしてみるという方法もあります。
ドレスを着て写真を残し、二人で結婚の誓いを立てるという、結婚式における根幹の部分を十分に体験することができますよ。
大々的ではなく、それでいてしっかりと「結婚式」というイベントを実現することができるのがポイントです。
結婚式ができない事情と打開策④:妊娠中で体調面に不安がある場合
妊娠中で結婚式を挙げることに不安があるなら、安定期に合わせて式を実施するという手も。もちろん、式場スタッフと相談をし、安全対策を万全にしておくことが大前提ですよ。
もしそれでも不安だという場合は、生まれたお子さんがある程度大きくなってから改めて挙げるということもできます。
今は小さなお子さんと一緒に結婚式を挙げられる式場も多数ありますので、挙式スタイルやプラン内容などを探してみてくださいね。
結婚式ができない事情と打開策⑤:親族と不仲な場合
親族と不仲だし、呼ぶ人・呼ばない人の間でいざこざが起こるのも避けたいというなら、いっそのこと誰も呼ばないという考え方もアリです。
「新婚旅行を兼ねて二人で挙式をします」と言えば角も立たないのでおすすめですよ。家計に余裕があれば「海外リゾートでの挙式+新婚旅行」も実現できちゃいます♪
結婚式ができない事情と打開策⑥:呼べる友達がいないor新郎新婦間で偏りがある場合
結婚式に呼べる友達がいない、いたとしても新郎新婦間で大きく偏ってしまうという時は、
- 親族だけの結婚式にする
- 二人だけで挙げる
- フォトウエディング
という方法がおすすめです。
どれも最近ではそこまで珍しくないスタイルの結婚式ですので、周囲への説明に難儀することもないでしょう。
新型コロナウイルス流行の影響で結婚式ができない時は
昨今では、新型コロナウイルスの影響で、結婚式の中止や延期が余儀なくされていますよね。仮に延期をしたとしても、どれくらい先延ばしにすればいいのかも不明瞭なのが現状です。
もし、今すぐにでも挙げなければならない事情があったり、確実に結婚式を挙げたいという場合は、「オンライン結婚式」という手があります。
新郎新婦は式場、ゲストは自宅から参加というスタイルになりますので、どうしても一般的な結婚式に比べると劣ってしまう点は否めません。
ですが、披露宴の料理をゲストに配達して一斉に食事をしたり、通信機能を使って遠隔での余興を試みたりすることで、臨場感を演出することは可能です。
オンライン結婚式に対応している式場も増えつつありますので、活用をご検討してみるのはいかがでしょうか。
結婚式をしたいのにできない時こそ冷静な対応を
したいと思っていたことができない、という状況に、強いストレスや悲しみを感じるのは自然なことです。
が、それを盾にしてパートナーへ無理強いをしたり、癇癪を起こすのはかなりの悪手と言えるでしょう。
結婚式を実現させるためには、一にも二にもまず冷静さが必要です。説得するなら落ち着いて理性的な態度で話し、金策に走るなら堅実な家計管理をすることに努めましょう。
結婚式に対する熱い思いは、式が挙げられることになったその時に、改めて爆発させてくださいね。
「結婚式ができない!」という状況になっても諦めないで
結婚式ができないことに、絶望する気持ちが先走ってしまうかもしれませんが、策が無い訳ではありません。
とはいえ、前のめりになって暴走してしまえば、できるものもできなくなってしまう可能性があります。
現状を正確に把握し、ベストな打開策を打ち出すことのできる冷静な視点こそが、現状を打開するために必須になりますよ。