和婚を挙式のみでおこなうときの流れや気をつけておくこと

和婚夫婦©︎ Aya2018/Shutterstock.com

結婚式のスタイルは伝統的なものから自由なスタイルまでさまざまあります。和婚も神前式から和装人前式までありますが、挙式のあとは披露宴をおこなうことが一般的。ですが、シンプルに結婚式をしたい思いから挙式のみで考える方もいるようです。挙式のみを和婚でしようと思ったときの流れや気をつけておくことは何があるのでしょうか。ゲストへの配慮も必要な挙式のみの結婚式。和婚で考えたときに気になることをご紹介します。

和婚を挙式のみでおこなうときの考え方

神前式© mikitea – Fotolia

シンプルに結婚式をおこないたいカップルに選ばれる挙式のみの結婚式。和婚で挙式のみの場合はどのように考えておくとよいでしょうか。

神前式

神前式は神社やホテルの神殿でおこないます。厳かで神聖な雰囲気の中、お互いの親族が絆を結ぶ儀式や新郎が結婚の誓いを読み上げる儀式など、伝統的な流れで結婚式が進んでいきます。挙式のみでも格式高い会場で結婚式をおこないたい方は神前式を選ぶとよいでしょう。神前式の基本は親族のみ列席できること。家族をメインに結婚のお披露目をしたいと考える方にも神前式に向いています。

人前式

和婚でも格式ある挙式ではなく、自由なスタイルで結婚式を考える方も最近は増えてきました。人前式はゲストに結婚の証人になってもらうスタイル。ゲストといっしょに結婚式を進めたいと考える方には人前式を選ぶとよいでしょう。形式にはとらわれたくないけど、白無垢や色打掛に憧れる方はレストランやホテルでの人前式に。和と洋のよいところを組み合わせて自分たちだけのオリジナルな挙式を叶えたいときはチャペルで和装人前式を考えることもできます。

和婚挙式のみの流れ

神前式の盃© 慶介 山下 – Fotolia

神前式

挙式前の2~3時間前に新婦の支度を開始します。新郎の支度は挙式前の1~1.5時間前に。新郎新婦の支度が整ったら、お二人の記念撮影に入ります。控室へ向かい、神前式の流れや儀式のやり方などを会場スタッフから説明を受けます。親族紹介を済ませ、挙式開始の流れに。神社の場合は参進(花嫁行列)ののち、神殿に入ります。神殿に入ると、三々九度、誓詞奏上、親族盃の儀など儀式をおこなったのち、斎主、新郎新婦、親族の順に退場します。挙式後は親族との記念撮影がおこなわれ、30分ほどで式が終了となります。

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人前式

人前式は教会式の流れに近いことが多いですが、基本的には自由になります。ゲストが会場に入場したあと、新郎新婦の入場になります。結婚の誓い、指輪交換、結婚成立の宣言ののちに新郎新婦の挨拶が入ります。結婚の誓いの文言は自由でオリジナルの誓約書を作成しても構いません。最後に結婚の承認をゲストにいただき、退場となります。式全体の長さは神前式同様、20~30分内で収まるようにするとよいでしょう。。

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挙式のみの注意点

和婚の挙式© sep07_naoko – Fotolia

友人の招待の有無

挙式のみの結婚式に友人を招待すること自体は問題はありません。たくさんの友人を招待をするのではなく、ごく身近な友人を呼ぶようにしましょう。友人を招待するときは和婚の挙式スタイルを事前に伝えます。当日の流れなどを丁寧に伝えることで、安心して参列できます。そのためには招待状を用意して、神前式(人前式)でおこなうことや挙式のみであること、結婚式の日時をきちんと書面で伝えてゲストを招待する気持ちを表します。

家族へ事前に了承を得る

親世代からすると挙式後は披露宴や食事会をするのが一般的。和婚で挙式スタイルを人前式にした場合でも同様に考えると思います。挙式のみに決める前に事前に両親に相談をして決めましょう。挙式のみに来てくれた親族・友人にどのようにお礼をするか考えておくことも大切です。

集まってくれた方へのお礼

通常の結婚式に比べると時間は短く終わりますが、挙式のみでも時間を作って来てくれたゲストに心配りを忘れないようにします。挙式のみでも招待した形になりますので、当日来ていただいたお礼を兼ねたプチギフトを用意することが大切です。この他に挙式が始まる前に歓談の時間を設けることや写真をいっしょに取る記念の時間は自分たちで作りましょう。

ご祝儀の辞退

ゲストが挙式のみに招待されて悩むことはご祝儀についてではないでしょうか。そういった心配をゲストにさせない心遣いが大切です。招待状に分かりやすく「ご祝儀は遠慮いたします」とお断りを入れましょう。それでもお祝いをくださった方には後日改めてお礼の手紙といっしょに内祝いを贈ります。

和婚で挙式のみにするときはゲストへの心配りが大切

和婚を迎えた夫婦©️ Benoist/Shutterstock.com

挙式のみで和婚を考えるときに大切なことは招待するゲストへの配慮です。挙式のみの神前式(人前式)に列席する機会はあまりないケース。ゲストを迷わせることの無いように招待状を送りましょう。アナウンスする内容は結婚式の日時、挙式スタイル、当日の流れです。また、一番 ゲストが悩むのがご祝儀。挙式のみではご祝儀は辞退するのが基本です。きちんと伝えておくことがゲストへの心遣いになります。挙式を済ませたあとには、歓談時間や記念撮影をして挙式のみでも来てくれた感謝を伝えることが大切です。挙式のみの列席であっても、今後もお付き合いがある方たちになると思います。後日でもよいので時間を設け、来てくれたゲストへおもてなしをできるようにするとよいですね。