@ blackliz/Shutterstock.com
ブーケプルズという結婚式の演出はご存知ですか?ブーケトスに代わるアイデアで花嫁と女性ゲストがおこなう演出です。実際にブーケプルズはどのように進められることなのでしょうか。ブーケプルズの意味や上手く進めるときのコツ、人数によって変わる気をつけておくことなどを見ていきましょう。
目次
ブーケプルズとは
ブーケプルズとはブーケに数本のリボンを付けてそれを未婚の女性ゲストに引っ張ってもらい、一本だけ引き当ててもらうという結婚式でおこなわれる演出のことです。欧米の言い伝えではそれを引き当てた女性には幸運が訪れ、次の花嫁になるという言われがあります。最近ではブーケトスの代わりにおこなわれることも増えてきました。ブーケプルズは花嫁とゲストの距離が近く、ブーケトスのようにゲストが自分で取りに行く動きを必要としないので、ゲストも参加しやすいです。広い空間がなくてもできる演出なので、レストランウエディングやゲストハウスウエディングにもおすすめの演出となります。
ブーケプルズを上手くやるときのコツ
リボンの持ちやすさ
事前に紐やリボンの結び付けの準備をおこなっておきます。リボンはゲストが引っ張りやすいいように大体1.5~2.0mくらいが丁度よい長さに。ゲストが持ちやすいように長めにしておくことがコツです。
リボンの数
リボンの本数は多すぎるとリボンが途中で絡まることにもなります。少なすぎると参加できるゲストが限られてしまうので、目安として10~15本くらい用意しておきましょう。
リボンの素材選び
ブーケプルズに使うリボンはできるだけ滑らかで触り心地のよいものにしましょう。表面が滑らかでない素材にしてしまうと、リボン同士が絡みやすくブーケプルズを始めたときにスムーズに引っ張れない可能性があります。
会場に合わせてリボンの長さを変える
ブーケプルズは花嫁がブーケを手にしたままでおこなう演出です。花嫁とゲストとの距離が比較的近いことから遠くに座っているゲストにはどんな演出がおこなわれているかわからないことも。会場が広い場合は2~3mほどのものを用意しておくと、遠くからでもブーケプルズの様子を眺めることができます。
シチュエーション別ブーケプルズのスムーズなやり方
参加人数が多いとき
ブーケプルズの参加人数が多い場合は、引っ張ったときに分かりやすいいように当たりのリボンに別の細めのリボンを結び付けておきます。その細めのリボンとブーケをしっかり繋いだ作り方をしておくと人数が多いときでも当たりが分かりやすいです。ブーケプルズをおこなうときにリボンが絡まないように、ゲスト同士の間隔をあけておこないます。
参加人数が少ないとき
ブーケプルズに参加してくれる人数が少ないときには司会者がゲストへの声掛けに気をつけましょう。「独身女性の方」という参加者の募り方は結婚式に来てくれた女性ゲストも恥ずかしいかもしれません。「新郎新婦からの指名です」や「事前に参加者を募りました」「幸せのおすそ分けをもらいたい方はぜひ前へ」などニュアンスを変えた言い方にしましょう。
はずれを作りたくないとき
参加してくれるゲストのためにできれば、はずれを作りたくないと考えるプレ花嫁もいるかもしれません。最近ははずれなしのブーケプルズもあります。はずれた人にも幸運が訪れますようにという想いを込めてリボンの先にチャームをつけることができます。モチーフに意味のあるチャームにすればお守りのようになり、はずれてもゲストが喜んでもらえるでしょう。また、ミニブーケやプチギフトを景品にしてリボンに付けておくこともできます。
ブーケプルズのときに注意すること
結婚式で持つブーケを使ってブーケプルズをすることもできますが、実際おこなうときは手際よく短い時間でリボンを付ける作業が必要になります。段取りやかかる手間、時間を考えるとブーケプルズ用にブーケを用意して演出をおこなう方がよいでしょう。リボンは細すぎると絡んでしまうことや誰がブーケを引いたのか分からないこともあります。リボン選びは幅にも注意が必要です。
ブーケプルズのやり方を知ってゲストともに素敵な演出にしよう
ブーケプルズは花嫁が持つブーケにリボンを付けて、それを未婚の女性ゲストが一本だけ当たりを引き当てる結婚式の演出です。最近ではブーケトスの代わりにおこなわれることも。ブーケプルズの参加人数でも準備の仕方が変わってきます。人数が多いときには当たりのリボンを分かりやすくしておくことが大切。ゲスト同士の間隔を空けておこないましょう。人数が少ないときは人前に独身女性として出る恥ずかしさもゲストにはあるかもしれません。アナウンスに気遣いがあるとよいですね。ブーケプルズを記念に残る素敵な演出にできるようにしてください。