© Adobe Stock/Aliaksei Lasevich
結婚式で、子供に演出のお手伝いをお願いする人も多くいます。みんなが緊張をするフォーマルシーンで、場を和ませてくれる子供のパワー。この記事では子供にお願いできる結婚式の演出アイデアから、お願いの仕方や注意点までをお届けします。
目次
結婚式で子供ができる演出アイデア
結婚式におすすめの、子供も参加できる演出をご紹介します。女の子と男の子別に人気の演出を分けていますが、基本的には男女ともにどの演出を依頼しても問題ありません。
女の子の演出
キュートなドレス姿で女の子が行う演出をご紹介。
フラワーガール
© Adobe Stock/Kzenon
結婚式で花嫁の前に花をもって登場する「フラワーガール」。花びらを巻く場合もあれば、お花をもって歩くだけの場合もあります。花は「清め」の意味があり、子供に運んでもらうことで、バージンロードを清める効果があるとされています。
ベールガール
花嫁の長いベール裾をもって歩く役割の「ベールガール」(男の子の場合はベールボーイ)。一番前で歩くのは緊張するという子供にぴったりです。
男の子の演出
男の子が役割を頑張って果たしている姿も可愛い!
リングボーイ
リングピローに乗せた結婚指輪を運ぶ男の子のことです。結婚式で子供に演出をお願いする際に、女の子にはフラワーガールを、男の子にはリングボーイを依頼することが多いです。歩くのが不安な子供には、遊び感覚でできるミニカーでの搭乗も素敵。
フラッグボーイ
「今から新婦が登場しますよ~」というお知らせの旗をもって歩くフラッグボーイ。こだわりの旗を持ってもらえば、写真映えも間違いなしです。旗の言葉は自由に選べます。
男の子も女の子もできる演出
上記では定番の演出をご紹介しましたが、他にも子供にお願いできる一工夫のある演出もありますよ。
入場や退場のエスコート役
© Adobe Stock/Rawpixel.com
披露宴でのお色直しのエスコート役を、子供に頼むこともできます。エスコート役なら年齢制限がないので、中学生などの大きめの子供にお願いをするも可能です。
ファーストバイトの運び役
© Adobe Stock/west_photo
ファーストバイトのスプーンを子供に運んでもらう演出。人気のビッグスプーンはもちろんのこと、子供らしいおもちゃスプーンを運んでもらうのも面白い演出です。
子供カメラマン
© Adobe Stock/yuryimaging
結婚式で子供カメラマンが席を回ったら、全ての大人も笑顔になるはず!子供らしい視点の写真があるのも面白いですね。楽しみながら行えるので、子供たちも喜んでやってくれそう!
結婚式での演出は誰の子供にお願いをする?
結婚式で子供に演出のお願いをお考えの方に、選び方やお願いのマナーをご紹介します。
お願いをする子供の選び方
- 自分の子供
- 親族の子供
- 友人の子供
自分の子供を産んだ後の結婚式なら、自分の子供にお願いをするのが一番でしょう。その次に適しているのが親族の子供。自分にも親族にも小さな子供がいない場合には、友人の子供に演出をお願いするのもありです。
お願いの仕方
できれば招待状を送る前に、直接もしくは電話でお願いをするのが理想です。子供の衣装選びや準備も必要になるので、結婚式の2~3ヵ月前にはお願いをしましょう。
お願いをする上での注意点
結婚式で子供に演出をお願いする際には、下記の3点に注意をしてください。
無理にお願いをしない
そもそも子連れで参列を考えていない場合もあります。また、結婚式の当日までに準備をしたり、当日子供の機嫌取りを負担に感じる方もいます。お願いをする際は、「お願いすることは可能かな?無理なら大丈夫!」程度に柔らかくお願いをする方が良いです。
周りにも配慮を
例えば兄弟で何人か子供がいる場合や、仲の良い友人数人に子供がいる場合はご注意を。「なんであの子はお願いされて、うちの子は声がかからなかったんだう」と思われないように、周りにも配慮が大切です。
衣装は誰が準備するかを決めよう
衣装自由なら問題ないですが、基本的には演出をお願いされた子供も、よりフォーマルにドレスアップをします。基本的に衣装は新郎新婦が用意しますが、もし親が負担をする場合は、お礼に衣装代も含めてお渡しします。
結婚式で子供に演出を頼んだ際のお礼は忘れずに
© Adobe Stock/Alex
結婚式でスピーチや受付などの役割をお願いした人にお礼を渡すように、子供にもお礼を渡します。子供へのお礼の相場は1000~3000円程度。お金よりも、子供が喜んでくれるおもちゃやお菓子で渡します。
もし衣装などを親御さんに用意してもらった場合は、親御さんにもお礼をお渡ししましょう。親御さんに断れそうなら、子供へのお礼に上乗せをしてあげるよ良いですよ。
結婚式で子供に演出を依頼する際の注意点
© Adobe Stock/escapejaja
子供ならではなの注意点をご紹介します。
当日泣き出すこともある
小さな子供であればあるほど「泣く」確率は高まります。また、本番直前で「嫌だーやりたくない」と騒ぐことも。こんな結婚式も少なくはありません。泣きだしたら無理にやらせないなど、万が一を考えると安心です。
子供の失敗は想定しよう
結婚式の演出を子供にお願いする限り、完璧を求めてはいけません。リングピローを持って転んでしまうことも・・・。そんな失敗も想定をして、周りの大人がうまくカバーできる環境を整えてあげましょう。
結婚式当日に体調を崩して休むことも
特に秋や冬の季節変わりの場合は、子供が体調を崩す確率が高まります。子供が結婚式当日に、急に欠席になった際の対応も考えておく必要があります。
キュートな子供の演出でほっこりする結婚式にしよう
純粋な心をもつ子供は,結婚式にぴったりなゲストです。結婚式で演出をお願いすることで、その日の人気者になること間違いなし。他のゲストも気軽に話しかけてあげるでしょう。確かに演出前に泣き出したり、結婚式で騒いだりする心配もゼロではありません。しかしそれ以上の「可愛いさ」を供えているので、大人たちをハッピーな気持ちにさせてくれます。結婚式の演出を、そんなキュートな子供にお願いをしてみてはいかがですか?