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結婚式のあとに二次会を開こうと考える際に、共通の友人がいないゲストを招待してもよいのか悩むことがあるかと思います。招待されたぼっちの参加ゲスト側、招待する側どちらも楽しく過ごせるようにするためのポイントを考えてみました。
目次
結婚式の二次会に招待されたゲストはぼっち参加するのか?
結婚式あとの二次会はグループでの参加が多くなります。その中でゲストは一人だけで招待されたときに、ぼっち参加はするのでしょうか。二次会に招待されたゲストの声として上がるのは「お祝いしたい気持ちはあるけど参加を迷ってしまう」という声がほとんど。結婚式のように席が決まっていれば、同じテーブルの人たちと話をしていくうちに少しづつ親しくなれる機会があります。ですが、二次会は自分の席が決まっているわけではないので、知り合いがいない状況は不安に感じる方が多いようです。招待する側の新郎新婦はどのような配慮が必要なのでしょうか。
ぼっち参加の友人に新郎新婦が二次会で配慮すること
ぼっち参加になることを事前に知らせる
一人での招待になることは、あらかじめ知らせて了解を得ることがマナーです。また「1人では行きづらいときは断っても大丈夫」ということを伝えておくことも大切です。ゲストの判断に任せましょう。
新郎新婦が事前に気を配る
新郎新婦が主催で結婚式前に食事会を開いて、ほかの友人たちに紹介をして面識を作っておくこともよいでしょう。一度顔を合わせておくと二次会当日も話しやすくなり、ぼっち参加でも不安な気持ちは減ることに。また、ぼっち参加のゲストは二次会当日まで連絡を取る友人がいないので、こまめに連絡を入れて気を配ることも大切です。
友人にフォローをお願いする
当日二次会に参加する他のゲストにもぼっち参加の友人がいることを伝えておきましょう。「〇〇さんという人がいるんだけど、一人で参加するので仲良くしてもらえるとうれしい」と事情を話しておきます。また、社交的な友人にぼっち参加のゲストへコミュニケーションを取ってもらえるようにしておくことも大切です。ぼっち参加の友人もほかのゲストが気にかけてくれることで安心して二次会を過ごせます。
参加してくれたあとにお礼を伝える
二次会にぼっち参加するゲストは知らない人ばかりの中で、新郎新婦を祝福したい気持ちで来ています。二次会の翌日にはお礼のメッセージを送りましょう。メッセージはほかの二次会に来てくれたゲストと同じ内容ではなく、ぼっち参加してくれた友人に合わせてメッセージを添えます。後日、お茶や食事をいっしょにすることも一人で来てくれたことへの感謝が伝わります。今後もお付き合いがある友人なので礼を尽くすことは忘れないようにしましょう。
二次会に一人で参加するときに楽しく過ごしてもらう方法
話の合いそうな友人を紹介する
ぼっち参加のゲストは二次会を楽しく過ごせるかどうか気になるもの。当日新郎新婦から共通の話題がありそうな友人を紹介しましょう。顔合わせに居合わせるだけでなく、お互いの情報を新郎新婦からすることでゲスト同士が会話しやすくなります。
二次会のお手伝いをしてもらう
普通に参加すると2時間ほどは初対面のゲストの中にいることになります。会場の中に一人でいる時間を短くできるように二次会のお手伝いをしてもらいましょう。例えば、受付や幹事の簡単なサポートなどを他の初対面の人たちといっしょに作業することで、ぼっち参加でも自然と会話もすることに。時間も一人で二次会を過ごすより短く感じられます。
余興やゲームの回数を増やす
一人で来てもたくさん楽しんでもらえるようにゲームの回数を増やしたり、余興を楽しんだりしてもらいましょう。ゲームや余興は二次会の中でも盛り上がり、時間の流れも早く感じるものですが、内輪だけで盛り上がるようになることは避けましょう。また、グループ対抗やチーム対抗ではないゲーム内容にしておくこともぼっち参加への配慮。全員参加型にして会場の一体感がでるように工夫します。
二次会でぼっち参加のゲストへは新郎新婦の気遣いが大切
結婚式あとの二次会に一人でぼっち参加するのは不安があるもの。新郎新婦が一人で来てくれるゲストに対してつまらない思いをさせないようにすることが必要です。結婚式がおこなわれる前にあらかじめ二次会は一人の招待になることを伝えておきましょう。そのときに参加するかどうかはゲストに考えてもらいます。結婚する二人の祝福のために一人でも参加してくれるので、新郎新婦が事前に細かい配慮を。結婚式前に他の友人を交えて食事会を開き面識を持ってもらうことや社交的な友人にお願いしてコミュニケーションを積極的に取ってもらい、ぼっち参加の負担を減らしましょう。ゲストの立場に立った気遣いをしてください。