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結婚式の招待状を見て一つ溜息、正直行きたくない……。という経験は珍しくないはず。かといって、行きたくないという理由だけで結婚式を欠席するのは、なんだか失礼な気もしてしまいます。
行きたくはないけど関係が崩れるのもイヤ!という時、行きたくない結婚式はどのような断り方をすればいいのでしょうか?
目次
行きたくない結婚式はどう断る?
理由は人それぞれであれ、結婚式に行きたくないと思うことは決して珍しくありません。身内の不幸や体調が原因で行けないということももちろんあるでしょうが、個人的な理由で行きたくないという時もきっとあるはず。
そんな時に迷ってしまうのが、どんな断り方なら相手を悲しませたり不快にさせずに済むか?ということですよね。
「招待状を欠席で送ることは分かるけど、他に何をする必要があるの?」「どう伝えたら失礼にあたらないんだろう……」などなど、不安の種は尽きません。
ですが、しっかりとポイントを押さえていれば、相手を嫌な気分にさせてしまう可能性は低くなります。結婚式のスマートな断り方について、詳しく見ていきましょう!
結婚式に行きたくないと思う理由
行きたくない結婚式の断り方を考える前に結婚式の行きたくない理由を考えてみましょう。
結婚式に行きたくない理由は様々ですが、中でも新郎新婦に伝えにくいものを中心にご紹介していきます。
金欠
結婚式への参加にはそれなりのお金がかかりますよね。ご祝儀はもちろんのこと、ドレス代やヘアメイク代などもばかにはなりません。
平常時でもなかなかの出費なのに、金欠の時期と被ってしまっては、結婚式に行きたくないと思ってしまっても無理はないですよね。
新郎新婦とそこまで親しくない
特に仲の良かった記憶が無い相手からの招待だと、人数合わせやご祝儀回収を疑ってしまいます。お祝いの気持ちがあまり芽生えない相手に誘われても、「ぜひ行きたい!」とはならないでしょう。
仕事の関係
出張と被ってしまった場合などはもちろんのこと、日程的にあまり休めない……。という時期もあるでしょう。
また、結婚式の開始時間が遅く、次の日が仕事だったりすると、明日に響くし行きたくないなと思ってしまいます。
ライブやコンサートがある
チケット、交通手段、ホテルをすべて押さえあとは当日を待つのみ!という日に結婚式に誘われても、正直行きたくないと思ってしまいます。
ですが、まさか正直に言うわけにもいかず、周りにバレてしまったら肩身の狭い思いをしそうで、頭を抱えてしまいそうですね。
面倒
これといった理由もなく、ただただシンプルに「面倒だから行きたくない」と思う人も。確かに、当日早起きしてメイクをし、ドレスを着て美容室へ、その後数時間を式場で過ごすと考えると、それだけで行きたくないと思ってしまうようですね。
行きたくない結婚式の断り方①:連絡は早めに、でも早すぎず
行きたくない結婚式に、無理に行く必要はありません。が、お断りする時は招待してくれた相手のお祝いムードに水を差すことの無いよう、細心の注意を払う必要があります。
まず最初に気をつけなければならないのが、お断りの連絡を入れるタイミング。早めの連絡を心がけることはもちろん大切ですが、だからと言って即答してしまうのもNGです。
何とかスケジュールを調整してみたけど無理だった、という演出のため、招待状の到着から1週間程度経ってから欠席の連絡を入れるのがいいでしょう。
行きたくない結婚式の断り方②:理由は濁した方が良い場合も
「仕事でやむなく」「体調が優れず」というような理由なら正直に伝えてもいいかもしれませんが、個人的な事情で行けない時は、理由を濁した方が後々困らないでしょう。
どうしても都合がつかなかったことをお詫びし、お祝いの言葉を送ることで、相手に嫌な気をさせずにお断りをすることができます。
招待状での返信に加え、お詫びの手紙を送れば、より誠実な気持ちが伝わるのではないでしょうか。
行きたくない結婚式の断り方③:アフターフォローをしっかりと
行きたくない結婚式を断るときの注意点として、新郎新婦と仲が良くなく、今後の付き合いも恐らくほぼ無いだろうという状況ではない限り、アフターフォローはしっかりとしておくべきです。
当日は祝電を送ったり、後日お祝いを届けに行ったりすれば、今後のお付き合いにも支障が出ることは無いでしょう。
なお、お祝いを渡す際、金額の相場はご祝儀で渡す予定だった金額の半分とされています。新郎新婦と友人関係だった場合、ご祝儀は3万円が相場ですので、15,000円を包めば心配いりません。
ちょっとしたプレゼントも一緒に贈れば、より喜んでもらえることでしょう。
行きたくない結婚式の断り方④:何よりも「行けなくて心から残念」という姿勢を
お断りの連絡やお祝いを届ける時など、すべてのタイミングで「行けなくて残念だ」という姿勢を見せることが大切です。
あなたの言動や態度の端々から、相手も「本当に残念だと思ってくれているんだな」と感じとってくれるはず。
あまり頻発するとかえってわざとらしくなってしまいますので、いやらしさを感じさせない程度に気持ちを表現しましょう。
行きたくない結婚式は断ってもいい
結婚式に行きたくないとは思っても、本当に不参加でいいのかという葛藤がありますよね。ですが、行きたくない結婚式に無理矢理参加しても、心から新郎新婦を祝うこともできなければ、あなた自身が楽しさを感じることもありません。
本心を捻じ曲げて無理をするのではなく、行きたくない結婚式はスマートな断り方をすることで回避しましょう。