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最近の結婚式は、オリジナル性や二人らしさを重視する傾向にあります。従来の結婚式のような形式的なものではなく、場所や服装など、結婚式に関わることを自由に選択できるのです。
そんな自由な結婚式について、どこまで自由に決めることができるのか、また、おすすめの結婚式のスタイルをご紹介します。
一生の思い出に残る結婚式を挙げたい、とお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
自由な結婚式とは?
自由な結婚式とは、二人ならではの型にとらわれない結婚式のことで、オリジナルウエディングとも呼ばれます。
結婚式のテーマやコンセプトを決めて会場や装飾などを自由に選び、二人の希望に沿って作り上げていくものです。式の演出はもちろん、新郎新婦の衣装も好きなように決められるので、自由度の高い結婚式といえるでしょう。
自由な選択ができる結婚式は、「堅苦しい結婚式は苦手」「誰とも被らない式にしたい!」というカップルにおすすめです。
自由な結婚式はどうやって挙げる?
自由な結婚式といっても、全て自分たちだけで進めなければならないわけではありません。オリジナルの結婚式をプロデュースする会社があり、企画から運営までサポートしてくれます。二人の希望のイメージを相談すれば、会場探しからプログラムの作成まで、オーダーメイドで結婚式を作り上げることができるのです。
自由な結婚式の作り方
自由な結婚式には、どのようなスタイルがあるのでしょうか。場所や進行など、自由な結婚式の作り方についてご紹介していきます。
結婚式の場所
結婚式の自由度を高めるために重要なのが、結婚式の場所でしょう。結婚式では考えられない場所を選ぶことで、オリジナル性を出すことができます。
例えば、
- 牧場
- 水中
- 学校
- 古民家
- 水族館
- 映画館
- 野球場
- キャンプ場 など
二人にゆかりのある場所や趣味、行ってみたい場所など、とことん好きな場所を選ぶと良いでしょう。その場所で挙げる意味がしっかりとしていれば、ゲストも納得して参加してくれるはずです。
結婚式の人数
通常の結婚式同様、自由な結婚式でも人数は好きなように決められます。二人だけの結婚式にしても良いですし、家族だけを招待、家族と友人を招待など、結婚式の場所に合わせてゲストを選定すると良いですね。
結婚式の料理
会場や式のスタイルにもよりますが、自由な結婚式では、料理も自由に選べます。一般的な結婚式のように着席してコース料理を食べるのではなく、立食形式にしたり、バーベキューにしたりと、アレンジは自由です。
結婚式の衣装
結婚式の衣装も、結婚式の自由度を高めるための大切なポイントです。タキシードやウエディングドレス以外にも、ワンピースやデニムなど、式の雰囲気に合わせて自由に選ぶことができます。カジュアルな服装なら、参加したゲストもリラックスして過ごすことができるでしょう。
結婚式の進行
結婚式といえば、挨拶や乾杯など、入場から退場までの演出が大体決まっており、次の演出を予想できてしまうゲストも多いもの。そんなゲストを裏切るかのような演出や進行を考えてみるのも、自由な結婚式の醍醐味です。
挨拶や余興をなくして会話を楽しむ、思い切って司会や進行をなくしてしまうなど、様々な形を取り入れて、オリジナリティを追及してみるのも良いでしょう。
自由な結婚式で気をつけたいこと
ユニークな演出ができる自由な結婚式ですが、注意しなければならないこともあります。自由な結婚式を計画する上で、以下の点に気をつけておきましょう。
- 結婚式本来の目的を見失わない
- 最低限やるべきことは入れる
- ゲストに迷惑をかけない
どんなに自由でも、「結婚式」であることは忘れないでください。結婚式として行わなければ、ただの遊びや飲み会になってしまいます。そのためには、結婚の誓いを立てる「挙式」を取り入れ、結婚式本来の目的を見失わないようにしましょう。
そしてもう一つ大切なのが、ゲストへの配慮です。自由な結婚式とはいえ、あまりにもアクセスの悪い場所にゲストを招待したり、アクティブなプランに強制参加させたりするのはやめましょう。招待したゲスト全員に楽しんでもらえるような気遣いが大切です。
自由な結婚式で忘れられない思い出を作ろう!
自由な結婚式は、型にはまらず、二人らしさを存分に出せる結婚式の形です。結婚式の場所や料理、衣装など、自分たちの好きなように選ぶことができます。
せっかく自由なスタイルの結婚式を選ぶなら、思いっきりこだわって、二人にしかできない結婚式を作り上げましょう。
ただし、注意しなければならないのは、結婚式本来の目的とゲストへの配慮を忘れないこと。あくまでも「結婚式」であることと、ゲストに迷惑をかけないような心配りが大事です。
それらを守りつつ、二人だけの忘れられない結婚式を作ってくださいね。