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「プロポーズされたけど、本当に受けて大丈夫なのかな……」と不安になることもあるでしょう。
人生の大きな決断ですので、できることなら未来の自分が幸せになれるような選択をしたいですよね。
中には、プロポーズを断った過去を後悔しているという方もいるそう。一体どのような理由でプロポーズを断り、後悔を抱えてしまっているのか、詳しくご紹介していきます。
目次
プロポーズを断った理由
プロポーズを断る理由として考えられるのは、
- 結婚願望が無かった
- 今はまだ早いと感じた
- もっと良い相手がいるはずだと思った
- 不愉快になるようなプロポーズをされた
といった自分自身の気持ちからくるものと、
- 相手に対し不信感があった
- 付き合い始めて日が浅過ぎた
- 相手の親との同居が条件だった
- 結婚したら仕事を諦めなければいけなかった
という、相手との間に立ちはだかる問題の2種類に分けられるのではないでしょうか。
心情的、あるいは現実的に考えて少しでも違和感があると、結婚をお断りしてしまうケースがあると考えられます。
プロポーズを断ったらどうなる?
プロポーズは、言わば一世一代の告白です。意味合い的には「結婚か別れるか」ぐらいの重さがあると考えてもいいでしょう。
そのため、プロポーズをお断りしたり、されたりすることで関係がギクシャクし、結果的に別れてしまうという可能性が非常に高くなると思われます。
稀に、一度はプロポーズを断ったもののお付き合いは続き、数年後にめでたく結婚ということもあるようですが、これは非常に珍しいケースです。
このような前例を鑑みると、プロポーズを断るのには相応の覚悟が必要だということが分かりますね。
では、プロポーズを断って後悔することとして、どのようなものが挙げられるのでしょうか。次からご紹介していきます。
プロポーズを断って後悔すること:いざ結婚したいと思っても相手がいない
「断りはしたけど結婚はしたい」「プロポーズされたときは結婚したくなかったけど、段々願望が強くなってきた」と思った時、運よく結婚相手に恵まれるとは限りません。
慌てて相手を探そうとしても、焦りで目が曇ってしまい、良くない相手ばかりとお付き合いをしてしまう可能性もあります。
結果、気持ちばかりが先走り年月だけが過ぎていく……というケースが間々あるようです。
プロポーズを断って後悔すること:病気やケガで暮らし向きが悪くなった
暮らしぶりに不安などなく、結婚も別にしたくないという時期にプロポーズされ、お断りしてしまったということもあるでしょう。
ですが、断った後にケガや病気で暮らし向きが悪くなり、頼れる相手もどこにもおらず心細さを感じてしまうと、あの時受けていればと後悔をしてしまうそう。
支えて欲しくても相手がいないということで、初めて失ったものの大きさを知ることもあるようですよ。
プロポーズを断って後悔すること:相手への罪悪感に苛まれる
勇気を出して結婚を切り出してくれた相手の気持ちを受け入れることができず、悲しい思いをさせてしまったことに、強い罪悪感を抱いてしまう人もいるのだとか。
「結婚願望が無いのに交際を続けていた」という人に多い後悔だと考えられます。プロポーズを断った後悔としては、少し珍しい方向性かもしれませんね。
プロポーズを断って後悔すること:もっと良い人がいると思ってたけど……
プロポーズをされたものの、何となくイマイチだと感じたり、他にもっと良い人がいるはずだと思いってお断りをしてしまったという人も。
ですが、いざ相手を探そうとしても最初にプロポーズをしてくれた相手よりも良い人が現れず、自分が最大の好機を逃していたことに後になって気づくケースもあるようです。
お断りした相手に今さら結婚を申し込むわけにもいかず、人生の袋小路に迷い込んでしまう……ということも、珍しくはないようです。
プロポーズを断って後悔すること:断った後に結婚願望が出てきた
結婚をする気になれず、プロポーズをお断りした後になって結婚願望が出てくるというパターンも。
断った後もお付き合いが続いているのなら挽回のしようもありますが、別れてしまった後ではもう取り返しがつきません。
そういうケースに限り、次の相手がなかなか見つからないもの。「あの時結婚しておけば……」と歯噛みしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
プロポーズを断った結果後悔するのを防ぐには?
プロポーズを断ったことに対し、できることなら後悔はしたくないですよね。
後悔することを防ぐためには、乗り気になれない理由を徹底的に分析し、解決のしようがあるなら努力してみることが重要です。
「なんとなく」でお断りし、後々になって後悔することほどやるせないことは無いですよね。
ですが、真剣に考え、どうにか受ける方向性で努力をしてもダメだったということなら、諦めもつくことでしょう。
逆に、相手がDVやモラハラ気質だったり、ギャンブルが趣味だったりする場合は、無理にプロポーズを受けるのはやめた方がいいでしょう。
問題のある相手と結婚してしまえば、別れるのが難しくなってしまうかもしれません。実害のありそうな相手と結婚した方が後悔が重くなりますよ。
いずれにせよ、感覚だけで大きな決断をすることは、できるだけ避けるのが得策ですよ。
プロポーズを断ったから絶対に後悔するということはない
プロポーズを断ったから絶対に後悔するということはありませんし、逆もまた然りです。
人生の選択には明確な正解はありませんので、大切なのは正しいかどうかよりも、いかに真剣に向き合い、自分で答えを出したかが重要ですよ。
後悔を抱えて生きる未来を迎えないためにも、プロポーズの言葉は真摯に受け止め、決断を下すようにしましょう。